「じょんのび館」で泥パック

 今日は所によっては大雨との予報も出ていましたが、新潟市周辺は青空も見えて良い天気となりました。
 所用があって遠出はできませんでしたが、いつものスーパー銭湯も気が引けましたので、思い立って新潟市西蒲区の「じょんのび館」に行ってきました。

 雑務を終えた後、昼過ぎに「じょんのび館」に到着しました。

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 駐車場はかなり混み合っており、人気のほどがうかがえます。

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 下足箱に靴を入れ、券売機で入浴券を購入。

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 大人680円で、タオルセットは200円、館内着は100円です。

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 私は前回と同様に、「温パラ」のクーポンを利用して、タオルセットが無料でした。

 脱衣場で館内着に着替え、まずは食事処(じょんのび食堂)で昼食をいただくことにしました。

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 前回まで入り口に券売機があったのですが、奥の方に移動していました。

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 いただいたのは、冷やし中華。

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 見本の写真とは裏腹に、実際はこんな感じでした。

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 盛り付けが雑で、見映えに差がありましたが、美味しかったので、良しとしましょう。

 少し腹休めをして、浴室に向かいました。

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 浴室は左側が洋風の「平家蛍の湯」、右側が和風の「源氏蛍の湯」ですが、本日(偶数日)の男湯は、右側の「源氏蛍の湯」でした。

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 私はこの「源氏蛍の湯」が好きです。こちらには通常のドライサウナの他に、別棟の大きな「森のサウナ」があり、県内外のサウナーの間では人気のようです。オートロウリュウ式のほか、セルフロウリュウも可能です。回数は少ないですが、定期的に熱波師によるアウフグースもやってます。

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 浴室に入りますと、掛け湯(高温・低温)、長細い大浴槽、円形の丸太風呂、流水風呂、ドライサウナ、水風呂等があります。

 大浴槽の手前側はジェット付で、奥の方は岩風呂風になっています。浴槽には無色透明の湯が満ちていますが、循環式です。
 自己責任でなめてみますと、薄い塩味がします。ツルスベ感はありませんが、肌に優しい柔らかな湯です。

 源泉名は、福寿温泉。泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(低張性 アルカリ性 高温泉)。源泉温度 46.8℃、PH 9.0。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg、令和3年3月12日分析)は、Li 6.9、Na 822.8、K 42.2、NH4 1.9、Mg 0.6、Ca 474.7、Sr 1.7、Ba 0.2、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.0、Fe(III) 0.0、Cu 0.0、An 0.0、F 0.6、Cl 2061、Br 8.9、I 0.9、OH 0.2、HS 0.4、S2O3 0.0、HSO4 0.0、SO4 130.1、NO2 0.0、NO3 0.0、HPO4 4.3、HCO3 15.9、CO3 4.4、メタケイ酸 26.4、メタホウ酸 10.1、メタ亜ひ酸 0.0、遊離CO2 0.0、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は3615mg/kgです。
 入浴に適した温度にするため泉温が高い夏季には加水あり、ほかは入浴に適した温度にするため加温あり、温泉資源保護と衛生管理のため循環ろ過装置を使用、イベント時のみジャグジー風呂・丸太風呂は入浴剤を使用することあり、衛生管理のため次亜塩素酸ナトリウム液(有効塩素12%以上)をタイマーで自動注入して消毒を行っているとのことです。

 洗い場には、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーがあり、他にクールタイプも置いてありました。
 ちょうど泥パックのサービスをやっていて、紙コップに入れられた泥パックをいただきました。

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 泥というよりは粘土状で、ベタベタすることもなかったです。顔に塗ってパックしてみましたが、その効果はいかに。

 そして、前記しましたように、浴室の奥に、別棟の「森のサウナ」があり、天然水を使用した水風呂、シャワー、クールダウン用のデッキがあります。
 「森のサウナ」には、大きなガラス窓があり、木々の緑を見ながらのサウナを楽しむことができ、まさに森の雰囲気です。
 空いていたら利用も考えましたが、新型コロナの第7波が急拡大中であり、利用は自粛しました。

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 ちょうど大うちわによる熱波体験イベントをやっていたのですが、今後の楽しみにしておきましょう。

 密閉空間のサウナは断念して、開放空間の露天風呂を楽しみました。サンダルを履き、37段の階段を降りて、露天風呂へ。
 数人の先客がおられ、十分な距離を取って湯に浸かりました。湯温計は40.1℃と表示。数字的にはぬるいですが、温まりは良かったです。

 階段を上がって、軒下の椅子ででクールダウンしていますと、銃声が何度も聞こえてきました。
 凶悪事件があったばかりですので、テロリストが銃の試し撃ちでもしているのかと心配してしまいますが、隣の射撃場の音なのでした。

 再び内湯に浸かり、温泉を十分に楽しみ、浴室を後にしました。

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 ロビーの安楽椅子、大広間、うたた寝の間など、休憩場所は各所にあり、ゆったりと過ごせます。2階には女性専用の休憩所もあります。

 奥の大広間でお茶をいただきながらひと休み。

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 その後は、ロビーの安楽椅子に座ってこの原稿を書きながら休憩しました

 値上げラッシュの昨今にあって、タオルなしながら680円という料金は、設備の充実度を鑑みますと、大変お得だと思います。

 「じょんのび館」は、指定管理者が変わってから経営努力が感じられ、さまざまな新機軸で楽しませてくれています。これからも陰なから応援し、楽しませていただきたいと思います。
 

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