アワアワ ドバドバ 掛け流し やっぱりすごいぞ「寺宝温泉」
先日長岡方面に行く用事がありましたが、予定が早く終わりましたので、久しぶりに「寺宝温泉」に寄ってきました。
新型コロナ感染の急拡大が進んでいますので、混雑しているようなら利用しない予定でしたが、平日の夕方ということもあって空いていましたので、利用させていただきました。
「寺宝温泉」は、長岡市の西部、長岡JCT近くの与板へ向かう県道沿いの寺宝町にあります。1999年12月21日に、内湯だけの日帰り温泉としてオープンしましたが、当初より、湯量豊富な源泉掛け流しが魅力でした。
その後、2001年8月に露天風呂が増設され、岩造りの露天風呂のほか、家庭用のステンレス浴槽があったりして、楽しませてくれました。
ステンレス浴槽は、2002年に小さな檜風呂になりましたが、小さな浴槽で、空くのを待ったことも記憶に残っています。
2002年の夏には、現在の駐車場の場所に、源泉かけ流しのプールまで作られました。
食堂もありましたし、ロビーには飲泉所や、足湯もあって、B級の雰囲気が漂っていましたが、温泉としての充実度は素晴らしかったです。
その後、宿泊用の現在の湯治館が建設され、2010年12月末をもって、これまでの日帰り温泉施設は閉館となり、その後取り壊されて駐車場となりました。
日帰り温泉としての利用は、この湯治館の浴室で行うことになりましたが、浴室も脱衣場も狭く、食堂はなくなり、休憩場所も狭くなって不評でした。
内湯には浴槽が2つ、洗い場は4ヵ所のみで、余裕が全くありませんでした。露天風呂は、奥の浴室が巨石風呂、手前の浴室が岩風呂でした。かつての日帰り館にあったものと同様の小さな檜風呂もありましたが、順番待ちになりました。
新型コロナ感染の急拡大が進んでいますので、混雑しているようなら利用しない予定でしたが、平日の夕方ということもあって空いていましたので、利用させていただきました。
「寺宝温泉」は、長岡市の西部、長岡JCT近くの与板へ向かう県道沿いの寺宝町にあります。1999年12月21日に、内湯だけの日帰り温泉としてオープンしましたが、当初より、湯量豊富な源泉掛け流しが魅力でした。
その後、2001年8月に露天風呂が増設され、岩造りの露天風呂のほか、家庭用のステンレス浴槽があったりして、楽しませてくれました。
ステンレス浴槽は、2002年に小さな檜風呂になりましたが、小さな浴槽で、空くのを待ったことも記憶に残っています。
2002年の夏には、現在の駐車場の場所に、源泉かけ流しのプールまで作られました。
食堂もありましたし、ロビーには飲泉所や、足湯もあって、B級の雰囲気が漂っていましたが、温泉としての充実度は素晴らしかったです。
その後、宿泊用の現在の湯治館が建設され、2010年12月末をもって、これまでの日帰り温泉施設は閉館となり、その後取り壊されて駐車場となりました。
日帰り温泉としての利用は、この湯治館の浴室で行うことになりましたが、浴室も脱衣場も狭く、食堂はなくなり、休憩場所も狭くなって不評でした。
内湯には浴槽が2つ、洗い場は4ヵ所のみで、余裕が全くありませんでした。露天風呂は、奥の浴室が巨石風呂、手前の浴室が岩風呂でした。かつての日帰り館にあったものと同様の小さな檜風呂もありましたが、順番待ちになりました。
2012年12月に、不評だった小さな檜風呂が現在と同様の大きな檜風呂に入れ替えられました。
2013年4月に、浴室が大きく改修されて脱衣場が広くなり、現在の姿となりました。内湯は狭いままでしたが、露天風呂が拡張されて、外にも洗い場が2か所造られました。
手前と奥の2つの浴室の露天風呂のそれぞれに、岩風呂が造られ、大きな檜風呂が置かれました。2つの浴室の間に巨石風呂が移動されて、男女交互に使用するようになり、現在の形となりました。
源泉は、当初は単純温泉で、泡付きの多さは県内最高レベルであり、気持ち良いものでしたが、2012年10月より、現在使用されている新源泉に切り替えられました。
2013年4月に、浴室が大きく改修されて脱衣場が広くなり、現在の姿となりました。内湯は狭いままでしたが、露天風呂が拡張されて、外にも洗い場が2か所造られました。
手前と奥の2つの浴室の露天風呂のそれぞれに、岩風呂が造られ、大きな檜風呂が置かれました。2つの浴室の間に巨石風呂が移動されて、男女交互に使用するようになり、現在の形となりました。
源泉は、当初は単純温泉で、泡付きの多さは県内最高レベルであり、気持ち良いものでしたが、2012年10月より、現在使用されている新源泉に切り替えられました。
アワアワの新鮮な源泉が、ドバドバと掛け流しされ、その豪快さは県内最高ではないかと思われます。
前置きが長くなってしまいましたが、仕事を終えた夕方に、「寺宝温泉」に到着しました。
玄関を入りますと、右手に下足棚と鍵付き下足箱があり、好きなものを利用します。鍵は自分で保管します。
中に入りますと、左手に受付がありますので、料金を払います。日帰り入浴は、大人700円、小人500円でタオルなしです。平日の17時以降は、大人600円、小人400円に割引になります。また、毎月26日は、フロの日で、終日大人600円、小人400円になります。営業時間は8時から20時までで、不定休です。
さっそく、奥の浴室に向かいましたが、今回の男湯は手前の浴室でした。幸い空いていて、他の客と接することがありませんでしたので、写真を撮らせていただきました。
前置きが長くなってしまいましたが、仕事を終えた夕方に、「寺宝温泉」に到着しました。
玄関を入りますと、右手に下足棚と鍵付き下足箱があり、好きなものを利用します。鍵は自分で保管します。
中に入りますと、左手に受付がありますので、料金を払います。日帰り入浴は、大人700円、小人500円でタオルなしです。平日の17時以降は、大人600円、小人400円に割引になります。また、毎月26日は、フロの日で、終日大人600円、小人400円になります。営業時間は8時から20時までで、不定休です。
さっそく、奥の浴室に向かいましたが、今回の男湯は手前の浴室でした。幸い空いていて、他の客と接することがありませんでしたので、写真を撮らせていただきました。
脱衣場は奥の旧来の脱衣場と、手前の増設された脱衣場からなります。脱衣棚に脱衣籠があり、洗面台にはドライヤーがあります。
中に入りますと、内湯の狭さに初めての人は驚かれることでしょう。露天風呂への通路を挟んで、左右に浴槽がありますが、隙間はなく、ゆったり感は感じられません。
2つの浴槽は温度設定が異なり、熱めとぬるめになっていますので、好きな方を楽しむことができます。
薄い紅茶色の湯は塩味があり、ツルスベ感があって、浴感は良好です。湯はもちろん掛け流されています。
洗い場は非常に狭く、左右に2か所ずつで、ボディソープ、リンスインシャンプーがあります。浴槽と洗い場は蜜接しているのですが、浴槽側に壁があり仕切られています。
外に出ますと、岩造りの露天風呂があり、紅茶色の湯が満ちています。
アワアワの湯が、壁際の排湯口から掛け流しされています。他に客はなく、独り占めの入浴を楽しみました。
中に入りますと、内湯の狭さに初めての人は驚かれることでしょう。露天風呂への通路を挟んで、左右に浴槽がありますが、隙間はなく、ゆったり感は感じられません。
2つの浴槽は温度設定が異なり、熱めとぬるめになっていますので、好きな方を楽しむことができます。
薄い紅茶色の湯は塩味があり、ツルスベ感があって、浴感は良好です。湯はもちろん掛け流されています。
洗い場は非常に狭く、左右に2か所ずつで、ボディソープ、リンスインシャンプーがあります。浴槽と洗い場は蜜接しているのですが、浴槽側に壁があり仕切られています。
外に出ますと、岩造りの露天風呂があり、紅茶色の湯が満ちています。
アワアワの湯が、壁際の排湯口から掛け流しされています。他に客はなく、独り占めの入浴を楽しみました。
この露天風呂の反対側に洗い場が2か所あります。内湯の洗い場は狭くて、4ヵ所のみですので、外にも洗い場が増設されて助かっています。
そして、奥には大きな檜風呂浴槽があります。浴槽の底の塩ビパイプから源泉がゴボゴボと音を立てて供給され、手前側の浴槽の縁から、豪快に大量掛け流しされています。
鮮度の高いアワアワの源泉が、惜しげもなく掛け流しされており、この贅沢さは県内最高クラスではないでしょうか。
ほかに客はなく、大きな浴槽を独り占め。この上ない幸せです。場所的に仕方ないのですが、塀に囲まれて外の景色を楽しめないのが残念です。でも、泉質の良さがこれらを帳消しにしてくれます。
巨石風呂へは、左右の浴室からそれぞれ入り口があり、男女交互で使用されますが、幸いなことに、今回は男湯側から利用できるようになっていました。この巨石風呂は20トンもあり、茨城県産の御影石でできているそうです。
ここも紅茶色のアワアワの湯が、大量に掛け流しされていて、排湯口は茶褐色に変色していました。ここも独り占めで、幸せ気分でした。
各浴槽とも、あまりにもアワアワが強いので、人工的かと勘ぐってしまうほどですが、「露天風呂の白い気泡は天然源泉マグマの深層部より直接噴出している炭酸水素イオンで 全身に、まとわり付いて身体の悪い活性酸素を体外に排出してくれる作用があります。」(原文の通り)という説明書きが掲示されています。
「寺宝温泉」といえば、ぬるめであることも魅力であり、特に夏場は最高に気持ち良いです。
このように、浴槽によって温度設定が異なっていますが、源泉温度である38℃が基本になっています。夏場はもっと高めに感じますけれど。
今回は、たまたまタイミングが良かったのか、私の行いが良かったのか、これらすべての浴槽を独占入浴できました。特に露天風呂をすべて独り占めできたのは最高の幸せでした。
その後ぽつりぽつりと客が来られたところで浴室から退室しましたが、他者とは十分な距離を取ることができ、安心・安全に温泉を楽しむことができました。
さて、令和4年4月26日付の最新の分析表が掲示されていました。
源泉名は、寺宝温泉 あわの湯。泉質は、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性弱アルカリ性温泉)。源泉温度 38.7℃。湧出量 330L/分(動力揚湯)。PH 8.0。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.1、Na 1053、K 67.0、NH4 14.1、Mg 6.0、Ca 20.6、Sr 0.2、Ba 0.1、AL 0.1未満、Mn 0.1未満、Fe(II) 0.2、Fe(III) 0.1未満、Cu 0.1未満、F 0.4、Cl 1262、Br 7.5、I 4.1、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.1未満、HSO4 5.0未満、SO4 5.0未満、HCO3 792.2、CO3 6.0、メタケイ酸 126.2、メタホウ酸 2.4、メタ亜ヒ酸 0.1未満、遊離CO2 13.3、遊離 H2S 0.1未満 など、ガス性除く成分総計は 3362mg/kgです。
源泉は加水なしで、外気温により加温があるほか、加温して湯温を高めた浴槽があります。循環・ろ過はなく、入浴剤の使用はありませんが、塩素系薬剤による消毒はあります。
各浴槽とも、供給された源泉はすべて掛け流しされていますが、「掛け流し」という言葉は使用せず「掛け捨て」と表現しているところにこだわりと自信を感じます。
鮮度の高い源泉が、大量に掛け流されていて、この満足感は最高です。
湯上りには休憩所がありますが、決して広くはなく、ゆったりできそうにありません。
自販機がいろいろありますが、食堂がないのも残念です。湯治館と断っていますように、自炊が基本ですが、持ち込み可能で、仕出し屋さんからの出前も可能です。
私は、椅子席に座ってのどを潤しました。
休憩設備には難があり、浴室のゆったり感はありませんが、泉質は最高であり、全国の温泉ファンに自信を持って勧められる温泉です。皆さんも、是非豪快な掛け流しを楽しんでください。
温泉の裏には水田が広がっていますが、稲は青々と育っています。
今は真夏ですが、収穫の秋も近づいていることを感じさせました。
世間の混乱をよそに、季節は確実に移ろっています。
裏には小さな神社(諏訪神社)があります。
一礼して、厄病退散と世界平和を祈願して、寺宝温泉を後にしました。
長岡市の中心街からほど近い所に、このような素晴らしい温泉がある長岡の皆さんがうらやましく感じられます。
「寺宝温泉」といえば、ぬるめであることも魅力であり、特に夏場は最高に気持ち良いです。
このように、浴槽によって温度設定が異なっていますが、源泉温度である38℃が基本になっています。夏場はもっと高めに感じますけれど。
今回は、たまたまタイミングが良かったのか、私の行いが良かったのか、これらすべての浴槽を独占入浴できました。特に露天風呂をすべて独り占めできたのは最高の幸せでした。
その後ぽつりぽつりと客が来られたところで浴室から退室しましたが、他者とは十分な距離を取ることができ、安心・安全に温泉を楽しむことができました。
さて、令和4年4月26日付の最新の分析表が掲示されていました。
源泉名は、寺宝温泉 あわの湯。泉質は、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性弱アルカリ性温泉)。源泉温度 38.7℃。湧出量 330L/分(動力揚湯)。PH 8.0。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.1、Na 1053、K 67.0、NH4 14.1、Mg 6.0、Ca 20.6、Sr 0.2、Ba 0.1、AL 0.1未満、Mn 0.1未満、Fe(II) 0.2、Fe(III) 0.1未満、Cu 0.1未満、F 0.4、Cl 1262、Br 7.5、I 4.1、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.1未満、HSO4 5.0未満、SO4 5.0未満、HCO3 792.2、CO3 6.0、メタケイ酸 126.2、メタホウ酸 2.4、メタ亜ヒ酸 0.1未満、遊離CO2 13.3、遊離 H2S 0.1未満 など、ガス性除く成分総計は 3362mg/kgです。
源泉は加水なしで、外気温により加温があるほか、加温して湯温を高めた浴槽があります。循環・ろ過はなく、入浴剤の使用はありませんが、塩素系薬剤による消毒はあります。
各浴槽とも、供給された源泉はすべて掛け流しされていますが、「掛け流し」という言葉は使用せず「掛け捨て」と表現しているところにこだわりと自信を感じます。
鮮度の高い源泉が、大量に掛け流されていて、この満足感は最高です。
湯上りには休憩所がありますが、決して広くはなく、ゆったりできそうにありません。
自販機がいろいろありますが、食堂がないのも残念です。湯治館と断っていますように、自炊が基本ですが、持ち込み可能で、仕出し屋さんからの出前も可能です。
私は、椅子席に座ってのどを潤しました。
休憩設備には難があり、浴室のゆったり感はありませんが、泉質は最高であり、全国の温泉ファンに自信を持って勧められる温泉です。皆さんも、是非豪快な掛け流しを楽しんでください。
温泉の裏には水田が広がっていますが、稲は青々と育っています。
今は真夏ですが、収穫の秋も近づいていることを感じさせました。
世間の混乱をよそに、季節は確実に移ろっています。
裏には小さな神社(諏訪神社)があります。
一礼して、厄病退散と世界平和を祈願して、寺宝温泉を後にしました。
長岡市の中心街からほど近い所に、このような素晴らしい温泉がある長岡の皆さんがうらやましく感じられます。