「酒呑童子の湯」リニューアル 「ashiyu TERRACE」

 燕市の「道の駅 国上」は、2022年7月1日にリニューアルオープンしましたが、裏にある足湯の「酒呑童子の湯」もリニューアルされました。

DSC_3382.JPG
 「道の駅 国上」は、国上山の麓の県道沿いに、合併前の旧分水町の施設として2002年にオープンしました。「ふれあい交流センター」には地域の農産品の直売所や食堂などがあり、トイレ休憩でしばしば利用させていただいていました。
 裏の高台には日帰りの温泉の「てまりの湯」がありますし、はるか奥には五重塔がある「酒呑童子神社」もあります。
 そして、「ふれあい交流センター」のすぐ裏には、無料の足湯の「酒呑童子の湯」が2005年10月23日にオープンし、改修を経て現在の姿になりました。

 この「道の駅 国上」は、2017年4月に、「ふれあい交流センター」の部分がリニューアルされていましたが、今回は指定管理者として県内に飲食店を多数展開する「よね蔵グループ」を迎え、大きくリニューアルされて、7月1日にオープンしました。
 売店部分が拡充されて、地域の農産物の直売のほか、燕市の特産品が販売されています。食堂部分には、3店が出店して、お馴染みの「燕三条らーめん潤」の背脂ラーメンなどのほか、キャンプ飯、そば・うどん等が食べられます。
 そのほか、裏の広場には芝が張られて、ウッドデッキが造られ、デイキャンプや、てぶらでのバーベキューができるようになりました。
 さらには、農産物直売所前にはパン類を販売する黄色いベーカーリーバスがとまってますし、裏にはフードコンテナが並んでいて、ピザやジェラートなどの飲食物が販売されています。テラス席が多数あって、アウトドアスペースの拡充に特に力が入れられています。

 この大掛かりなリニューアルに伴って、足湯の「酒呑童子の湯」もリニューアルされました。

DSC_3380.JPG
 その名は「足湯テラス」で「ashiyu TERRACE」と表記されています。随分と洒落たネーミングになりましたね。

DSC_3373.JPG
 足湯の基本構造に変化はなく、手前側の酒呑童子をイメージした注湯口から源泉が注がれ、足湯浴槽に流れ込み、反対側の外から排水されています。

DSC_3371.JPG
 変わったことと言いますと。このときは夕方で閉じられていましたが、外の部分にはパラソルが設置され、夏の日差しや雨を避けることができるようになりました。

DSC_3370.JPG
 また、建物内の浴槽部分には丸いクッションが設置されました。

DSC_3376.JPG
 そして、これまで同様に、夏季は非加熱源泉が使用されて、20℃前後の源泉が掛け流しされる「冷やし足湯」をやっています。このネーミングも変わって、「ひんやり足湯」という名になりました。

DSC_3372.JPG
 お湯じゃないのに「足湯」という表現は良いのかはわかりませんが、熱い時期には気持ちが良いです。

 魅力ある足湯なのですが、営業時間が10:00~17:00で、17:00を過ぎますと鍵が掛けられて、屋内部分は使用できなくなるのが残念です。外の部分は利用できますので、そこで我慢となります。
 私が行ったのは18時過ぎでしたので、外の部分に浸からせていただき、中にあるクッションの座り心地は確かめられませんでした。

 ともあれ、これまでとはがらりと変わったイメージとなりました。これから夏休みで賑わうものと思いますが、冬場など、アウトドア部分が通年的に賑わうのかどうかが課題だと思います。
 

この記事へのトラックバック