混雑避けて・・「馬下保養センター」
新型コロナ感染は爆発的感染拡大を続けており、新潟では先週以来連日2000人以上の感染者があって危機的状況です。こんな状況下では、温泉を愉しむにしても、混雑する温泉は避けて、空いている温泉を狙うのが賢明です。
ということで、先日五泉市の「馬下保養センター」に行ってきました。前回行ったのは4月でしたので、久しぶりの利用になります。
国道49号線から馬下橋を渡って対岸へ。左に川沿いに行けば咲花温泉ですが、そのまま直進して左折。磐越西線の小さな踏切を渡って、集落の小道を進んで左折。案内板に従って左折し、人気のない坂道を上って行きますと、右手に特別養護老人ホーム「菅名の里」があり、その先の左手の少し下がった所に「馬下保養センター」があります。
ここは、ふるさと創生事業として掘削された温泉を利用した五泉市の保養施設で、日帰り温泉のほか、自炊での宿泊も可能です。以前は食堂もあったのですが、営業を休止して久しくなります。
ここは菅名岳の麓の阿賀野川に面した高台にあり、下を流れる阿賀野川の対岸には国道49号が走り、その先には磐越自動車道を見渡すことができます。対岸の山は、五頭連峰の最南端・宝珠山の麓に当たります。
駐車場横にはきれいな紫陽花が咲いていました。
振り返りますと、鉄塔が夕日に照らされていました。
玄関を入りますと、左手に下足箱がありますので、靴を入れて入館します。
左手に受付があり、料金を払います。入館料は、大人500円、小人250円、タオルなしです、ポイントカードがあり、ポイントが10個たまりますと、入湯税の150円で入館できます。
営業時間は9時から20時までで、休館日は毎月第4水曜日(休日の場合は翌日)です。
長い廊下を歩いた先に浴室がありますが、途中の廊下から美しい花々が見えました。
右に浴室があり、手前が男湯、奥が女湯です。
脱衣場に入りますと、期待通りに無人でした。洗面台にはドライヤーがあります。
脱衣棚に脱衣籠、鍵付きロッカーもあります。
浴室に入りますと、先客が3人おられました。平日夜はだいたいこれくらいです。今回はこれ以上混むことはなかったのですが、先客が出た後に入れ替わりに次の客が来られましたので、残念ながら浴室を独り占めできず、浴室内の写真はありません。
浴室には大きな浴槽がひとつあるだけで、いたってシンプルです。大きなガラス窓があり、庭を見渡せて開放感があります。浴室の内装には檜が使用されていて、雰囲気は良いです。
左右の壁際に仕切りなしの洗い場が4ヵ所ずつあり、ボディソープ、リンスインシャンプー、固形石鹸が置いてあります。
ここには暗黙のルールがあり、洗い椅子と洗面器は中央の壁際に積まれていて、使用時はそれを洗い場に持っていき、使用後は元に戻します。
何度もここに来ていますが、ほとんどの皆さんはこのルールを守っておられますので、皆さんも協力して、気持ち良く入浴しましょう。
さて、大浴槽には左側の注湯口から大量の湯が注がれていますが、オーバーフローは全くなく、循環されています。
無色透明の湯は特徴はありませんが、他の客が洗身している間は浴槽を独り占めできて良かったです。
他の客が帰って浴室を独り占めできるタイミングを狙い、じっと湯に浸かっていましたが、よしと思った瞬間には次の客が来てしまい、今回は独り占めを断念しました。
源泉名は馬下温泉。泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)、源泉温度29.2℃、使用位置42℃です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成27年4月17日分析)は、Li 0.4、Na 386.7、K 4.6、NH4 0.7、Mg 2.7、Ca 320.4、Sr 4.3、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.1、Fe(II) 0.3、Cu 0.0、Zn 0.0、F 2.0、Cl 383.2、Br 1.0、I 0.8、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.0、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 1014、HPO4 0.0、HCO3 53.7、CO3 0.0、メタケイ酸 28.5、メタホウ酸 5.4、遊離CO2 0.9、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は2209mg/kgです。
加水なし、入浴に適した温度に保つため加温、温泉資源の保護と衛生管理のため、ろ過装置を使用し循環、入浴剤使用なし、衛生管理のため塩素系消毒剤を使用とのことです。
この春に閉館した阿賀野川の対岸にある宝珠温泉とよく似た泉質で、同じ湯脈なのかもしれません。湯温計は41.5℃を表示。
循環湯ではありますが、利用客数は多くありませんので、鮮度の低下は抑えられているようです。
湯上りにはガラガラの大広間でひとやすみ。
しばしクールダウンして退館しました。
帰り際、日が沈み暮れ行く空を見上げますと、一筋の飛行機雲が空を横切っていました。
日が落ちても暑さは厳しく、エアコンの冷気を浴びながら帰路につきました。
ここは、ふるさと創生事業として掘削された温泉を利用した五泉市の保養施設で、日帰り温泉のほか、自炊での宿泊も可能です。以前は食堂もあったのですが、営業を休止して久しくなります。
ここは菅名岳の麓の阿賀野川に面した高台にあり、下を流れる阿賀野川の対岸には国道49号が走り、その先には磐越自動車道を見渡すことができます。対岸の山は、五頭連峰の最南端・宝珠山の麓に当たります。
駐車場横にはきれいな紫陽花が咲いていました。
振り返りますと、鉄塔が夕日に照らされていました。
玄関を入りますと、左手に下足箱がありますので、靴を入れて入館します。
左手に受付があり、料金を払います。入館料は、大人500円、小人250円、タオルなしです、ポイントカードがあり、ポイントが10個たまりますと、入湯税の150円で入館できます。
営業時間は9時から20時までで、休館日は毎月第4水曜日(休日の場合は翌日)です。
長い廊下を歩いた先に浴室がありますが、途中の廊下から美しい花々が見えました。
右に浴室があり、手前が男湯、奥が女湯です。
脱衣場に入りますと、期待通りに無人でした。洗面台にはドライヤーがあります。
脱衣棚に脱衣籠、鍵付きロッカーもあります。
浴室に入りますと、先客が3人おられました。平日夜はだいたいこれくらいです。今回はこれ以上混むことはなかったのですが、先客が出た後に入れ替わりに次の客が来られましたので、残念ながら浴室を独り占めできず、浴室内の写真はありません。
浴室には大きな浴槽がひとつあるだけで、いたってシンプルです。大きなガラス窓があり、庭を見渡せて開放感があります。浴室の内装には檜が使用されていて、雰囲気は良いです。
左右の壁際に仕切りなしの洗い場が4ヵ所ずつあり、ボディソープ、リンスインシャンプー、固形石鹸が置いてあります。
ここには暗黙のルールがあり、洗い椅子と洗面器は中央の壁際に積まれていて、使用時はそれを洗い場に持っていき、使用後は元に戻します。
何度もここに来ていますが、ほとんどの皆さんはこのルールを守っておられますので、皆さんも協力して、気持ち良く入浴しましょう。
さて、大浴槽には左側の注湯口から大量の湯が注がれていますが、オーバーフローは全くなく、循環されています。
無色透明の湯は特徴はありませんが、他の客が洗身している間は浴槽を独り占めできて良かったです。
他の客が帰って浴室を独り占めできるタイミングを狙い、じっと湯に浸かっていましたが、よしと思った瞬間には次の客が来てしまい、今回は独り占めを断念しました。
源泉名は馬下温泉。泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)、源泉温度29.2℃、使用位置42℃です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成27年4月17日分析)は、Li 0.4、Na 386.7、K 4.6、NH4 0.7、Mg 2.7、Ca 320.4、Sr 4.3、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.1、Fe(II) 0.3、Cu 0.0、Zn 0.0、F 2.0、Cl 383.2、Br 1.0、I 0.8、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.0、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 1014、HPO4 0.0、HCO3 53.7、CO3 0.0、メタケイ酸 28.5、メタホウ酸 5.4、遊離CO2 0.9、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は2209mg/kgです。
加水なし、入浴に適した温度に保つため加温、温泉資源の保護と衛生管理のため、ろ過装置を使用し循環、入浴剤使用なし、衛生管理のため塩素系消毒剤を使用とのことです。
この春に閉館した阿賀野川の対岸にある宝珠温泉とよく似た泉質で、同じ湯脈なのかもしれません。湯温計は41.5℃を表示。
循環湯ではありますが、利用客数は多くありませんので、鮮度の低下は抑えられているようです。
湯上りにはガラガラの大広間でひとやすみ。
しばしクールダウンして退館しました。
帰り際、日が沈み暮れ行く空を見上げますと、一筋の飛行機雲が空を横切っていました。
日が落ちても暑さは厳しく、エアコンの冷気を浴びながら帰路につきました。