値上げ前に回数券 「花水」

 新潟市秋葉区の日帰り温泉、秋葉温泉「花水」は、以前のブログでご紹介したように、いよいよ10月1日から大幅な値上げが行われます。

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 入館料(税込)は、大人800円が910円になります。小人は400円のままで値上げされません。朝割・夜割は、670円が780円になり、レンタルタオルは、150円が200円になります。
 これにより、タオル付きで利用しますと、通常料金は950円から1110円となり、朝割・夜割も820円が980円となって、かなり高額になってしまいます。
 現在販売中の回数券は、タオル別(10枚)7000円、タオル付(10枚)8500円で、有効期限なし、メンバーズカードポイント対象ですが、この回数券は、値上げ後も追加料金なしでそのまま利用できます。
 10月以降は、朝割・夜割の時間帯でも、現行の回数券を利用した方が安くなりますので、値上げ前に回数券を購入しておいた方がお得です。

 ということで、つい最近も利用したばかりなのですが、再び仕事帰りに値上げ前の「花水」に行ってきました。

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 いつものように、まずは観音様にお参りです。

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 疫病退散と世界平和、そして家庭内円満を祈願しました。なかなか願いが叶わないのがつらいですね。

 平日夜間割引670円で入館しました。この夜割の料金は、今年の4月に600円から670円に値上げされたばかりなのですが、わずか半年で780円になります。通常料金は高いので、夜割ばかり利用してきた者としましては、やはりつらいですね。

 平日夜の館内は空いていました。空いていて良いのですが、これが値上げの一因になっているのかもしれませんね。

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 浴室も空いていて、内湯は無人で、いつもの注湯口前の丸太に頭を載せて温まりました。
 湯温は低めで、私の体感では40~41℃位でした。もっと熱めが良いのですけれど、他人を気にすることなく独り占めできて良かったです。
 しばらくして振り返りますと、他の客がおられましたので、内湯を後にしました。メディテーションバスは閉鎖空間ですので利用せず、サウナも自粛です。

 露天風呂に行きますと、先客が2人おられましたが、程なくして出て行かれ、以後露天風呂は独り占めとなりました。
 ここも湯温は低めで、41℃程度でしょうか。秋の虫たちの鳴き声を聞きながら、心穏やかに入浴を楽しみました。

 次の客が来られたところで露天風呂を後にし、再び内湯を楽しみました。独り占めにはなりませんでしたが、注湯口前は無人でしたので、再びその場所で浸かりました。
 ちょうど加熱源泉の注入のタイミングだったようで、熱めの源泉が出てきて、温まりが良かったです。

 2021年9月10日付の分析表では、源泉名は秋葉温泉。泉質は、含よう素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(高張性中性温泉)で、pH7.2、源泉温度41.3℃、使用位置41.5℃、湧出量55L/分(掘削自噴)です。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.4、Na 4586、K 118.2、NH4 33.6、Mg 16.6、Ca 72.4、Sr 0.7、Ba 0.3、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.9、Cu 0.0、Zn 0.0、F 0.8、Cl 5559、Br 26.6、I 12.8、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.5、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 1.4、HPO4 1.0、HCO3 3417.0、CO3 0.0、メタケイ酸 164.3、メタホウ酸 312.2、遊離CO2 361.7、遊離H2S 0.4 など、ガス性除く成分総計は14324mg/kgです。
 浴槽内の濃度が8500mg/kg程度になるよう上水で希釈され、加熱・循環、塩素消毒されていますが、浴槽からあふれ出た分は新源泉が注入されており、タイミングによっては鮮度が高い源泉により泡付きも体験できます。

 今回は泡付きはありませんでしたが、無色透明の湯はほどよい塩味で、トロトロ・ツルスベ感があります。加水・循環ではありますが、好きなお湯です。

 湯上がりは休憩用広間にある給茶器で、いつもの冷茶をいただきました。

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 これが私のルーチンなのですが、美味しくいただきました。

 リラックスルームは無人で、貸切状態でした。

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 しばしクールダウンして退館しましたが、帰りに回数券を購入しました。

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 手持ちがなくて、1組しか買えませんでしたが、できれば買いだめしておきたいところですね。

 帰りに振り返りますと、タイミング良く「花水」の上に月が出ていました。

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 雲間から見え隠れする月をしばし眺め、月見を楽しみました。

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 観音様に再度お参りをして家路につきました。

 値上げは残念ですが、「花水」は大好きです。これからも「花水」通いはやめられません。


 

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