10月から値上げ! 安田温泉「やすらぎ」
私の温泉ライフに欠かせない温泉のひとつが阿賀野市にある安田温泉「やすらぎ」です。入館料がタオルセット付で850円、平日夜間割引は600円であり、仕事帰りのひと風呂として重宝しています。
利用回数も多く、必然的にこのブログでの登場も頻回となり、つい先月も記事にしたばかりなのですが、今回は新しい情報がありますので、再び紹介させていただきます。
いつものように、仕事を終えて暗闇の中に「やすらぎ」に到着しました。
ここは日帰り温泉だけでなく、宿泊できますし、2階の劇場では大衆演劇の公演をやっていて、玄関前の賑やかな装飾が明るく迎えてくれます。
中に入りますと、前回のブログで紹介しましたように、玄関から受付にかけての下足箱のレイアウトが変わって見通しが良くなり、多少の広々感を感じるようになりました。
前回は右奥に追いやられていた招き猫は、元の正面に戻されて、客を出迎えてくれます。
中に入ってすぐ左横には雑貨類が並べられています。この雑然としたB級の雰囲気が魅力にも感じられます。
券売機で入浴券を購入して受付へ。夜間割引のタオルセット付600円というのはありがたいですね。
平日夜で空いている食事処の大広間を左に眺めて、浴室に向かいました。
脱衣場は空いていて、他者と接することはありませんでした。なんと496個もあるロッカーの数の多さには圧倒されます。
では、浴室に入りましょう。
左手に洗い場がありますが、仕切り付きでたくさんあっていいですね。ボディソープ、リンスインシャンプーが置いてあります。
サウナは密閉空間を避けて、今回も利用しませんでした。水風呂は従来からの浴槽と最近増設された檜浴槽の2つありますが、これも利用しませんでした。
内湯にはジェット浴槽、寝湯、大浴槽、高温の小浴槽等がありますが、温泉ではなく、五頭山系の伏流水の沸かし湯です。
他の客がいなくて空いているタイミングで、各浴槽を楽しみました。
私が好きな高温の小浴槽は、今回は44℃と、ほどほどの温度でした。
温まったところで露天風呂に移動しました。男湯の露天風呂は、大・中・小の3つの浴槽があり、中央の柱の横で非加熱源泉が注がれ、加熱源泉と混合されて各浴槽に分流されて注がれています。その分はオーバーフローされています。
湯温はそれぞれ低温・中温・高温となっているはずなのですが、最近は高温のはずの小浴槽より、中浴槽の方が高温になっています。
各浴槽が空いたタイミングで湯に浸かりました。大浴槽は独り占めできませんでしたが、小浴槽・中浴槽は独占入浴ができました。
温度計は41.8℃を表示し、ほど良い温度でした。浴槽内の加熱源泉注入口で背中炙りをしますと、さらに温まりは良く、のぼせる寸前で頭を空にできました。
露天風呂に掲示されている分析表は、相変わらず平成15年8月7日付です。
源泉名は安田温泉。泉質はナトリウム-塩化物強塩泉。源泉温度27.6℃、湧出量は200L/分、PH6.9。
主な成分(mg/kg)は、Li 1.1、Na 9261、K 521.1、NH4 219.2、Mg 196.4、Ca 349.5、Sr 3.8、Ba 1.9、Al 2.9、Mn 0.3、Fe(II) 16.2、Cu 0.2、F 0.1未満、Cl 16480、Br 80.8、I 41.6、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.2、HSO4 5未満、SO4 5未満、HCO3 1481、CO3 0.9、メタ珪酸 79.0、メタ硼酸 10.6、遊離CO2 312.7、遊離HS 0.1未満、などで、ガス性除く成分総計は28740mg/kgです。
アンモニウムイオン、臭素イオン、よう素イオンを多量に含み、茶濁りの湯は、アンモニア臭、よう素臭が漂い、下越海岸部に連なる強塩泉群と共通の泉質です。
よう素イオンは41.6mg/kgとよう素泉の基準の10mg/kgを遙かに超えますので、現在の基準に従えば、含よう素-ナトリウム-塩化物強塩泉となります。第二鉄イオンも16.2mg/kgと、鉄泉の基準20mg/kgに及ばないものの豊富に含み、茶濁りを生じさせています。源泉温度は低いですが、木質ペレットを使用したボイラーで加温され、温まりは良好です。
湯上りには、いつものようにこれ。120円に値上げされたのが残念です。
広間でしばしクールダウンしました。
今回は利用しませんでしたが、セルフサービス式ながらも、食堂のメニューは充実しています。
売店もたくさんの品々が雑然と並べられており、この空気感が魅力です。
浴室横のマッサージ椅子がある休憩スペースの奥でひと休み。
新しく設けられた返却ボックスにタオルを返却。
玄関先にある座敷童に別れの挨拶をして、家路につきました。
さて、そろそろ今日の話題に移りましょう。
利用回数も多く、必然的にこのブログでの登場も頻回となり、つい先月も記事にしたばかりなのですが、今回は新しい情報がありますので、再び紹介させていただきます。
いつものように、仕事を終えて暗闇の中に「やすらぎ」に到着しました。
ここは日帰り温泉だけでなく、宿泊できますし、2階の劇場では大衆演劇の公演をやっていて、玄関前の賑やかな装飾が明るく迎えてくれます。
中に入りますと、前回のブログで紹介しましたように、玄関から受付にかけての下足箱のレイアウトが変わって見通しが良くなり、多少の広々感を感じるようになりました。
前回は右奥に追いやられていた招き猫は、元の正面に戻されて、客を出迎えてくれます。
中に入ってすぐ左横には雑貨類が並べられています。この雑然としたB級の雰囲気が魅力にも感じられます。
券売機で入浴券を購入して受付へ。夜間割引のタオルセット付600円というのはありがたいですね。
平日夜で空いている食事処の大広間を左に眺めて、浴室に向かいました。
脱衣場は空いていて、他者と接することはありませんでした。なんと496個もあるロッカーの数の多さには圧倒されます。
では、浴室に入りましょう。
左手に洗い場がありますが、仕切り付きでたくさんあっていいですね。ボディソープ、リンスインシャンプーが置いてあります。
サウナは密閉空間を避けて、今回も利用しませんでした。水風呂は従来からの浴槽と最近増設された檜浴槽の2つありますが、これも利用しませんでした。
内湯にはジェット浴槽、寝湯、大浴槽、高温の小浴槽等がありますが、温泉ではなく、五頭山系の伏流水の沸かし湯です。
他の客がいなくて空いているタイミングで、各浴槽を楽しみました。
私が好きな高温の小浴槽は、今回は44℃と、ほどほどの温度でした。
温まったところで露天風呂に移動しました。男湯の露天風呂は、大・中・小の3つの浴槽があり、中央の柱の横で非加熱源泉が注がれ、加熱源泉と混合されて各浴槽に分流されて注がれています。その分はオーバーフローされています。
湯温はそれぞれ低温・中温・高温となっているはずなのですが、最近は高温のはずの小浴槽より、中浴槽の方が高温になっています。
各浴槽が空いたタイミングで湯に浸かりました。大浴槽は独り占めできませんでしたが、小浴槽・中浴槽は独占入浴ができました。
温度計は41.8℃を表示し、ほど良い温度でした。浴槽内の加熱源泉注入口で背中炙りをしますと、さらに温まりは良く、のぼせる寸前で頭を空にできました。
露天風呂に掲示されている分析表は、相変わらず平成15年8月7日付です。
源泉名は安田温泉。泉質はナトリウム-塩化物強塩泉。源泉温度27.6℃、湧出量は200L/分、PH6.9。
主な成分(mg/kg)は、Li 1.1、Na 9261、K 521.1、NH4 219.2、Mg 196.4、Ca 349.5、Sr 3.8、Ba 1.9、Al 2.9、Mn 0.3、Fe(II) 16.2、Cu 0.2、F 0.1未満、Cl 16480、Br 80.8、I 41.6、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.2、HSO4 5未満、SO4 5未満、HCO3 1481、CO3 0.9、メタ珪酸 79.0、メタ硼酸 10.6、遊離CO2 312.7、遊離HS 0.1未満、などで、ガス性除く成分総計は28740mg/kgです。
アンモニウムイオン、臭素イオン、よう素イオンを多量に含み、茶濁りの湯は、アンモニア臭、よう素臭が漂い、下越海岸部に連なる強塩泉群と共通の泉質です。
よう素イオンは41.6mg/kgとよう素泉の基準の10mg/kgを遙かに超えますので、現在の基準に従えば、含よう素-ナトリウム-塩化物強塩泉となります。第二鉄イオンも16.2mg/kgと、鉄泉の基準20mg/kgに及ばないものの豊富に含み、茶濁りを生じさせています。源泉温度は低いですが、木質ペレットを使用したボイラーで加温され、温まりは良好です。
湯上りには、いつものようにこれ。120円に値上げされたのが残念です。
広間でしばしクールダウンしました。
今回は利用しませんでしたが、セルフサービス式ながらも、食堂のメニューは充実しています。
売店もたくさんの品々が雑然と並べられており、この空気感が魅力です。
浴室横のマッサージ椅子がある休憩スペースの奥でひと休み。
新しく設けられた返却ボックスにタオルを返却。
玄関先にある座敷童に別れの挨拶をして、家路につきました。
さて、そろそろ今日の話題に移りましょう。
昨今の温泉施設の値上げラッシュの中で沈黙を続けていた阿賀野市の「やすらぎ」ですが、ついに値上げの発表がありました。
これまでの入館料は、大人(タオル付)850円、平日夜間割引(タオル付)600円、小人(タオル付)400円ですが、10月1日から、大人(タオル付)950円、(タオルなし)850円、平日夜間割引(タオル付)700円、(タオルなし)600円、小人(タオル付)500円、(タオルなし)400円となります。
これまでより、それぞれ100円の値上げとなりますが、タオルなしでは従来通りの料金が維持されます。
値上げは誠に残念ですが、他の施設に比べれば、値上げ幅は最小限に抑えられており、この点は評価したいと思います。
実は、この値上げを示唆する情報が、春先に発売された「温パラ」の紹介記事の中に小さく記載されており、いつ値上げされるのか心配していました。
「4月以降、料金改定の予定」と記載されていて、値上げはかなり前から予定されていたようですね。10月まで値上げせずに耐えてくれたとことは賞賛すべきかもしれませんね。
民間経営は大変だと思いますが、これからも庶民の温泉として独自路線を貫いて、頑張っていただきたいと思います。
これまでの入館料は、大人(タオル付)850円、平日夜間割引(タオル付)600円、小人(タオル付)400円ですが、10月1日から、大人(タオル付)950円、(タオルなし)850円、平日夜間割引(タオル付)700円、(タオルなし)600円、小人(タオル付)500円、(タオルなし)400円となります。
これまでより、それぞれ100円の値上げとなりますが、タオルなしでは従来通りの料金が維持されます。
値上げは誠に残念ですが、他の施設に比べれば、値上げ幅は最小限に抑えられており、この点は評価したいと思います。
実は、この値上げを示唆する情報が、春先に発売された「温パラ」の紹介記事の中に小さく記載されており、いつ値上げされるのか心配していました。
「4月以降、料金改定の予定」と記載されていて、値上げはかなり前から予定されていたようですね。10月まで値上げせずに耐えてくれたとことは賞賛すべきかもしれませんね。
民間経営は大変だと思いますが、これからも庶民の温泉として独自路線を貫いて、頑張っていただきたいと思います。