ああ、無情! 10月から休日料金1500円! 「ヴィネスパ」

 新潟市西蒲区の角田山の麓、ブドウ畑に囲まれたカーブドッチ内にある温浴施設の「ヴィネスパ」は、2009年4月の開業以来のファンであり、その変遷を見守ってきました。
 これまでの出来事は、折々にこのブログで紹介してきましたので、検索してご覧ください。

 この「ヴィネスパ」は、通常料金もタオルなしで1000円と高額なのですが、8月は「繁忙期特別料金」として、土曜日、日曜日とお盆期間(8/11~8/16)は、入館料が、なんと 1500円と超高額料金が設定されました。
 混み合うときは仕方ないかと思い、9月になるのを待ちましたが、8月に引き続いて、9月の土曜日・日曜日・祝日も「繁忙期特別料金」が継続されました。
 土・日・祝日の温泉入館料は1500円で、カフェ入館料は1000円、適用日以外の平日は通常料金の1000円、平日夜間割引は700円でした。

 9月はシルバーウィークもあるし、まあ仕方がないかとも思い、10月になるまで待とうと思い、今週末の利用を楽しみにしていました。しかし・・

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 なんと、10月からの土・日・祝日は「休日料金」が設定されて、1500円になりました。平日夜間割引(17時以降)も700円から800円に値上げされ、タオルセットは250円から350円に、館内着も250円から350円に値上げされました。女性専用のアロマ岩盤浴も880円から950円に値上げされました。
 新しいサービスとして、当日に限り再入館が可能になり、レストラン湯楽のみの利用も可能になりました。
 また、岩盤浴の貸し切り(2~7名まで、1人1時間1500円、タオル・岩盤浴衣・ミネラルウォーター付、入館料別途)ができるようになって、貸し切りの場合は男性も利用可能となりました。さらに、館内着をカフェ空間に似合うシックなデザインに一新したそうです。
 でも、「休日料金」の設定はあまりにも高額であり、このような新しいサービスなど何の助けにもなりません。

  「過度な混雑を避け、お客様には心地よくお過ごしいただくことを第一に考えております。」とのことです。
 つまり、料金を高額に設定して、集客を制限するということです。言い換えれば、私のように料金にこだわる貧乏人がたくさん来て混雑するのは困るので、高額料金を払えないような人は来ないでほしいということです。
 高額料金でも集客できるという強い自信があってのことなのでしょうが、なんか寂しいですね。
 せめて、燃料費高騰や物価高を理由にしてくれたら、私の心も傷つかないのですけれど・・。

 労働者の端くれの私は、平日に行くことは困難です。従って休日に利用してきたのですが、今後は利用しにくくなりました。
 10月になったら行こうと指折り数えて楽しみにしていましたので、「休日料金」のニュースには大きなショックを受けました。

 こうなりましたら、朝から晩まで長時間利用したり、当日の再入浴が可能になりましたので、朝湯を楽しんで退館し、夜に再訪問してまた湯に浸かるなど、1日に何回も利用するという手しかありませんね。
 ブックカフェの利用なんか不要ですので、入浴に限っての安価な料金設定を強く望みます。
 ああ、6時から500円の朝湯をやっていた時代が懐かしく思い出されます。