年末恒例「だいろの湯」カレンダー

 今年も残すところあとわずかとなりました。今日から休みをいただきましたので、今年の〆の温泉として、新潟市西蒲区の多宝温泉「だいろの湯」に行ってきました。10月の末に行って以来ですので、2か月ぶりになります。
 昼過ぎに行きましたが、いつもの休日の混み具合でしょうか。県外ナンバーの車が目に付きましたけれど。

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 玄関前には門松が飾られていました。

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 下足箱の鍵と引き換えに受付します。タオルセット付きで880円です。営業時間は10時~21時までで、今月5日から閉館時間が22時から21時に早まっています。また、1月9日まで夜間割引やスタンプカードの押印等はありませんのでご注意ください。

 ロッカーの鍵とむき出しのタオルセットを受け取って浴室に行きますと、浴室はほどほどの混みようでした。家族連れが多く、いつもの休日程度でした。
 掛け湯をして、内湯浴槽の空いている場所を狙って湯に浸かりました。2号源泉の内湯は白濁し、湯温は体感で42℃くらいでしょうか。浴槽内の加熱源泉注入口で背中あぶりをして、冷えた身体と心を温めました。

 温まったところで露天風呂に移動。1号源泉の大庭園風呂は、かなり白濁しており、やや緑がかった白い濁り湯となっていました。
 湯温は体感で41℃以下とぬるめであり、隅の源泉の注湯口下にある加熱源泉の注入口付近で温まりました。
 客観的に見れば、これはこれで良質な硫黄泉であり魅力的なのですが、硫化水素臭は少なく、往年の1号源泉を知る者にとっては、パワーダウンが痛々しく感じられます。
 新鮮な源泉の注入量が浴槽の大きさに比して少なく、オーバーフローが少なく湯の入れ替わりが乏しいため、浴槽内の湯は酸化されて劣化し、白濁を生じているのではないかと推測しています。

 3号源泉の露天風呂に移動。ここは無色透明の湯ですが、湯温は非常に低く、体感で30℃位でしょうか。この寒い季節ですので、ぬるいというより冷たいという表現が適当でしょう。
 いつもはもう少し温かいのですが、今日はどうしたのでしょうね。サウナ後のクールダウンには良さそうですが、普通に入るにはぬる過ぎであり、すぐに出てしまいました。

 内湯でもう1度温まって浴室を出ましたが、じっくりと浸かりましたので温まりは良く、湯上がりの汗が引きませんでした。

 湯上がりにはこれ。

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 かなり薄味でした。同じ給茶器を使用している他の施設は、もう少し濃いのですけれど・・。

 広間は場所取りされていて空きはなく、賑わっていました。順番待ちをして、食事処で遅めの昼食。

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 チャーシュー麺(880円)をいただきましたが、中太麺が固めで、私好みではなかったです。焼豚は厚切りでボリュームがあり、食べ応えがあって美味しかったです。

 食後に再び入浴して退館しました。いつものように帰りに受付でカルピスをいただき、飲泉所に寄りました。

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 源泉で割っていただきますと、大変美味しいです。

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 ただし、お代わりして、カルピスなしで飲んでしまいますと、後から硫化水素臭のあるゲップが出て、気持ち悪くなりますので、ほどほどにしてください。

 外に出て、帰り際に駐車場から多宝山を望みました。

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 穏やかな山並み。天候が荒れなくて良かったです。

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 源泉井戸の櫓を見上げて家路につきましたが、道路を隔てた反対側の3号源泉の櫓の下に、タンクローリーが止まっていて、3号源泉の積み込み作業をしていました。
 この「だいろの湯」のタンクローリーと道路で出会うことがときどきありますが、新潟駅前の「ドーミーイン」にローリーしているものと思います。
 そう言えば、コロナが始まってからは「ドーミーイン」に泊まっていないなあ、などと考えながら家へと車を進めました。

 さて、本題の「だいろの湯」カレンダーですが、例年と同様に下足箱横に置いてあり、自由に持ち帰ることができます。

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 今年の絵柄は、田植えや稲刈りをした地元の子供たちです。次代を担う子どもたちの成長を祈りたいと思います。

 新潟市では、先週の大雪の雪は消え、穏やかな年末を過ごせています。このまま雪が降らないと良いのですが・・。