寒波の合間に・・ 安田温泉「やすらぎ」

 連日の寒波で、気持ちも滅入ってしまう日々が続いています。冷え切った身体と心を温めるには、温泉が最適なのですが、雪道を遠出することもできず、身近な「やすらぎ」で温まることにしました。先月の大雪の中休みの時に行って以来ですので、1か月以上ぶりになります。
 大雪からは脱したものの、冷え込みが厳しい某日の夜、仕事帰りに「やすらぎ」を訪れました。ツルツルの路面に注意しながら慎重に車を進め、無事に到着しました。

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 雪こそ降らないものの、氷点下の寒さの中、玄関へと向かいました。

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 玄関を入りますと、招き猫が迎えてくれます。右手の下足箱に靴を入れて券売機へ向かいます。

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 入館料は、大人はタオル付:950円、タオルなし:850円ですが、平日夜間割引は、タオル付:700円、タオルなし:600円とお得です。
 昨年10月に値上げされましたが、値上げラッシュの現状にあって、この料金はありがたいです。私はタオル付700円で入館しました。

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 食事を楽しむ客を横目に、さっそく浴室へ。

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 空いていて、脱衣場は無人。

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 そして、浴室へ。

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 天候不順な平日の夜でしたので、浴室内もガラガラでした。

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 サウナも空いていましたので、利用しようかと思いましたが、リスク管理でやめにしました。

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 先回湯が極端に少なかった高温の小浴槽にも、湯がしっかりと満たされていました。

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 ただし、湯温はいつもより低めで、43.4℃。

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 イマイチの温度でしたが、大浴槽ともども、湯は豊富に注がれて、浴槽の縁からオーバーフローされており、地下水(五頭山系の伏流水)の沸かし湯ながらも、鮮度が高く感じられて、気持ち良く浸かりました。

 露天風呂は、もうもうとした湯気に包まれていました。

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 先回は露天風呂の戸が外されていて、雪見風呂を楽しめましたが、寒波により氷点下の寒さですので、外側は戸でおおわれて、そのため湯気がこもっているようでした。

 男湯の場合は、大・中・小の3つの浴槽があり、温度設定が異なりますが、私は中浴槽が好きです。

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 湯温は42.1℃で、浴槽内の加熱源泉注湯口で背中炙りをしますと、温まりは良好です。

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 浴室中央の柱のところで、非加熱源泉が供給されており、加熱源泉と混合されて、3つの浴槽に分流されて流れ込んでいます。この新源泉注入分はオーバーフローされて、掛け流されています。

 温泉を楽しんだ後は、いつもはフルーツ牛乳なのですが、今回はこれです。

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 昭和を生きた皆さんは、これに郷愁を感じるのではないでしょうか。昔は35円でしたが、今は120円です。

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 缶入りよりありがたさを感じてしまいます。

 心身が温まり、つかの間の幸せ気分を味わって、外に出ますと、雲の切れ目から月が見え、寒さを一層感じさせました。
 ツルツル道路に神経を使いながら、安全運転で家へと向かいました。早く春が来ないかなあ・・。