寒いときには強塩泉 聖籠観音の湯「ざぶーん」
立春が過ぎ、2月も半ばになって春が近づいてきてはいますが、寒い日が続いています。冷え切った身体と心を癒すには、温まりの良い温泉が良いですね。
あたたまりが良い温泉の代表は、やはり強塩泉ということで、少し前の話になりますが、先週の土曜日に、聖籠町の聖籠観音の湯「ざぶーん」に行ってきましたので、紹介したいと思います。
前回行ったのが昨年10月でしたので、4か月ぶりの利用になりました。かなりご無沙汰してしまいました。
前回行ったのが昨年10月でしたので、4か月ぶりの利用になりました。かなりご無沙汰してしまいました。
「ざぶーん」は、私がホームページを開設して間もない頃の1998年4月5日にオープンしましたが、初日に駆け付けたことは言うまでもありません。
以来ファンとなり、その変遷を見守ってきました。当初は日帰り温泉のみでしたが、2002年4月には、左隣に宿泊棟(ホテルざぶーん)もオープンしました。
たびたびの源泉トラブルで沸かし湯営業を繰り返し、2018年春から新源泉が掘削されました。レジオネラ感染騒ぎで供用が遅れてしまいましたが、2019年2月から新源泉での営業が開始されました。しかし、再びレジオネラ騒ぎで休館し、4月下旬にようやく営業再開しました。その後もポンプや配管トラブルでの沸かし湯営業を繰り返すなど、幾多の変遷を経て現在に至ります。
前置きが長くなってしまいましたが、寒波が去り、交通事情も良くなって、新潟バイパス~新新バイパスと快適に進んで聖篭ICを降り、ほどなくして「ざぶーん」に到着しました。
駐車場は混雑していて、どうしようかと思いましたが、駐車場を一回りして空きを見つけて駐車し、玄関へと向かいました。
玄関を入りますと、正面に体温モニタ-がありますので検温し、左手の下足箱に靴を入れて入館します。
たびたびの源泉トラブルで沸かし湯営業を繰り返し、2018年春から新源泉が掘削されました。レジオネラ感染騒ぎで供用が遅れてしまいましたが、2019年2月から新源泉での営業が開始されました。しかし、再びレジオネラ騒ぎで休館し、4月下旬にようやく営業再開しました。その後もポンプや配管トラブルでの沸かし湯営業を繰り返すなど、幾多の変遷を経て現在に至ります。
前置きが長くなってしまいましたが、寒波が去り、交通事情も良くなって、新潟バイパス~新新バイパスと快適に進んで聖篭ICを降り、ほどなくして「ざぶーん」に到着しました。
駐車場は混雑していて、どうしようかと思いましたが、駐車場を一回りして空きを見つけて駐車し、玄関へと向かいました。
玄関を入りますと、正面に体温モニタ-がありますので検温し、左手の下足箱に靴を入れて入館します。
燃料費高騰で値上げラッシュの昨今にあって、この料金は格安であり、平成27年7月に改訂した料金のままというのは賞賛したいと思います。
聖籠町が建設し、指定管理者の(株)聖籠の杜が運営している「ざぶーん」の料金は、聖籠町の条例で規定されています。
新潟東港の工業地帯の税収で潤う聖籠町ではありますが、「ざぶーん」への多額の赤字補填は町議会でも問題視されており、その現状と今後の方向性が議論されています。
施設の老朽化、入館者数の減少に伴う経営難、燃料費高騰に物価高など、厳しい状況とは思いますが、何とかこの料金を維持してほしいと思います。
この擦り切れたタオルバッグが「ざぶーん」の歴史を感じさせます。
浴室は、左が「聖の湯」、右が「観音の湯」ですが、今回の男湯は左の「聖の湯」でした。
浴室内の様子は以前のブログをご覧いただきたいと思いますが、2つの浴室は浴槽の種類や配置が違っていて、印象が随分と異なります。私は「観音の湯」の方が好きですが、温泉を楽しむ上では大差ありません。
浴室は混んでいるのではないかと危惧したのですが、それほどの混雑ではありませんでした。
施設の老朽化、入館者数の減少に伴う経営難、燃料費高騰に物価高など、厳しい状況とは思いますが、何とかこの料金を維持してほしいと思います。
この擦り切れたタオルバッグが「ざぶーん」の歴史を感じさせます。
浴室は、左が「聖の湯」、右が「観音の湯」ですが、今回の男湯は左の「聖の湯」でした。
浴室内の様子は以前のブログをご覧いただきたいと思いますが、2つの浴室は浴槽の種類や配置が違っていて、印象が随分と異なります。私は「観音の湯」の方が好きですが、温泉を楽しむ上では大差ありません。
浴室は混んでいるのではないかと危惧したのですが、それほどの混雑ではありませんでした。
洗い場で洗身し、大浴槽が空いていましたので湯に浸かりました。湯温は体感で40~41℃程度でしょうか。浅めの浴槽に体を斜めにして浸かり、じっくりとあたたまりました。
露天風呂の混み具合をチェックして、空いているタイミングを見て移動しました。湯温は若干高めで、41~42℃くらいでしょうか。
浴槽内に加熱源泉が勢いよく注入されて強い水流を作っていますので、それを体に受けて温まりました。
淡黄色透明の湯は、アンモニア臭とよう素臭が入り交じり、なめれば当然塩辛いですが、ツルスベ感もあって気持ち良く浸かれます。出たり入ったりしながら、雪見風呂を楽しみました。
調子に乗って長湯してしまい、のぼせそうになってしまいました。さすがに強塩泉は侮れず、体の芯から温まります。
さて、源泉名は聖籠観音の湯(新源泉)。泉質は含よう素-ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性中性高温泉)。泉温45.5℃、使用位置42℃。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成31年1月24日分析)は、Li 4.1、Na 10510、K 128.5、NH4 125.3、Mg 78.0、Ca 329.2、Sr 7.2、Ba 3.5、Al 0.1未満、Mn 0.2、Fe(II) 1.4、Fe(III) 0.1未満、Cu 0.1未満、F 0.4、Cl 17330、Br 121.5、I 71.4、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.2、HSO4 5.0未満、SO4 5.0未満、HCO3 1058、CO3 1.0、メタケイ酸 88.1、メタホウ酸 335.1、メタ亜ヒ酸 0.1未満、遊離CO2 141.0、遊離H2S 0.1未満 など、ガス性除く成分総計は30190mg/kgです。
季節により温度調整のため加水・加温、入浴に適した温度を保つため加温、衛生管理と浴槽内の温度を維持するため循環ろ過装置を使用、衛生管理のため塩素系薬剤による消毒を行っているとのことです。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成31年1月24日分析)は、Li 4.1、Na 10510、K 128.5、NH4 125.3、Mg 78.0、Ca 329.2、Sr 7.2、Ba 3.5、Al 0.1未満、Mn 0.2、Fe(II) 1.4、Fe(III) 0.1未満、Cu 0.1未満、F 0.4、Cl 17330、Br 121.5、I 71.4、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.2、HSO4 5.0未満、SO4 5.0未満、HCO3 1058、CO3 1.0、メタケイ酸 88.1、メタホウ酸 335.1、メタ亜ヒ酸 0.1未満、遊離CO2 141.0、遊離H2S 0.1未満 など、ガス性除く成分総計は30190mg/kgです。
季節により温度調整のため加水・加温、入浴に適した温度を保つため加温、衛生管理と浴槽内の温度を維持するため循環ろ過装置を使用、衛生管理のため塩素系薬剤による消毒を行っているとのことです。
湯上りの汗が引かず、バスタオルを首にかけ、遅めの昼食を摂りに、汗を拭きながら食事処に行きました。ちょうどラストオーダーの時間でしたが、ぎりぎりに昼食をいただくことができました。
辛みを入れすぎて、湯上りの温熱性発汗に辛さによる味覚性発汗が加わり、バスタオルで吹き出る汗を拭きながら食べました。
湯上りにひと休みと思いましたが、ロビーの椅子は混雑し、大広間は場所取りされていて空きがなく、休息は断念して退館しました。
温まりの良さは、さすがに強塩泉です。塩の湯温泉のような強烈な熱さでなく、一般向けの程よい温度で、健康的と言えましょう。
タオルセットが付いて750円というのはお得であり、人気の温泉施設です。その分混み合うのは仕方ないですが、空いているタイミングで楽しみましょう。