湯上り爽快、ツルスベのモール泉「三島谷温泉 永久荘」
6月になり梅雨入りした新潟は、落ち着かない天候が続き、ジメジメと蒸し暑い毎日です。
こんなときには熱い温泉で汗を流すのも良いのですが、湯上りにさっぱり感がある温泉も良いですね。
ということで、湯上りの爽快感が気持ち良い、長岡市の「三島谷温泉 永久荘」を取り上げたいと思います。
暑くなってくると恋しくなる温泉で、昨年も7月に訪問しており、今回は約1年ぶりの再訪となりました。
某日、某所での仕事を終えて立ち寄りました。この温泉は、長岡市と旧西山町を結ぶ県道23号線沿いにある1軒宿です。
長岡市街からですと、国道8号線を柏崎方面に進みますと、西山方面への県道が分岐する大積一交差点に看板が出ています。
ここを右折して道なりに進み、北陸道の下をくぐってしばらく行きますと、左手に「三島谷温泉 永久荘」があります。小さな橋を渡って左に進み、広場に車をとめます。
昭和のたたずまいが魅力の宿ですが、駐車場にはほかに車はなく、静かな空気が流れていました。
玄関の戸は空け放たれていて、人の気配がありませんでした。
玄関でスリッパに履き替え、左の受付に声を掛けますと、ご主人が出て来られました。
入浴料は、2022年4月から値上げされて600円になりましたが、私は例によって「温パラ」の割引を利用して、500円で入館しました。
色あせて擦り切れた赤絨毯の廊下を左奥に進み、階段を上がりますと浴室があります。
左が男湯、右が女湯で、男湯の前に洗面台があります。
館内に人気はなく、浴室内も無人で、私だけの貸し切りとなりました。脱衣場には脱衣棚に脱衣籠。
非常に小さな洗面台と鏡、ソファ、そして体重計があるのみです。
浴室に入りますと、醤油色の湯が満ちた小さな浴槽があり、大きな窓からは木々の緑が見えて、落ち着いた雰囲気です。
男女浴室と脱衣場を仕切る壁は、レトロなガラスブロックで、昭和の香りを感じさせます。
注湯口からは湯が勢い良く注がれていますが、循環式であり、オーバーフローはありません。
浴槽の湯は黒く見えますが、洗面器に取りますと醤油色です。
洗い場は壁際に2か所あり、ボディソープとリンスインシャンプーがあります。
洗い場の下の方には、プッシュ式の蛇口が3つあり、ボタンを押しますと非加熱源泉が勢い良く出てきます。
洗面器に貯めますと、浴槽の湯より若干濃いように思います。
非加熱の生源泉を味わえるのは素晴らしいですね。
平成21年11月20日付の分析表によりますと、源泉名は三島谷温泉。泉質はナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)。源泉温度21.5℃(使用位置40℃)。湧出量25.9L/分(掘削自噴)。PH 8.1。
主な成分(イオン濃度:mg/lg)は、Li 0.1未満、Na 326.1、K 19.6、NH4 0.1未満、Mg 1.9、Ca 4.8、Sr 0.1未満、Ba 0.1未満、Al 0.2、Mn 0.1未満、Fe(II) 0.4、Fe(III) 0.1未満、Cu 0.1未満、F 0.8、Cl 15.1、Br 0.2未満、I 0.3、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.1未満、HSO4 5.0未満、SO4 5.0未満、HCO3 853.0、CO3 8.1、メタケイ酸 75.1、メタホウ酸 2.1、遊離CO2 11.4、遊離H2S 0.1未満 など、ガス性除く成分総計は1308mg/kgです。
加水なし、入浴に適した温度に保つため加温あり、衛生管理のため循環ろ過装置を使用、入浴剤なし、衛生管理のため塩素系薬剤使用と掲示されていました。
こんなときには熱い温泉で汗を流すのも良いのですが、湯上りにさっぱり感がある温泉も良いですね。
ということで、湯上りの爽快感が気持ち良い、長岡市の「三島谷温泉 永久荘」を取り上げたいと思います。
暑くなってくると恋しくなる温泉で、昨年も7月に訪問しており、今回は約1年ぶりの再訪となりました。
某日、某所での仕事を終えて立ち寄りました。この温泉は、長岡市と旧西山町を結ぶ県道23号線沿いにある1軒宿です。
長岡市街からですと、国道8号線を柏崎方面に進みますと、西山方面への県道が分岐する大積一交差点に看板が出ています。
ここを右折して道なりに進み、北陸道の下をくぐってしばらく行きますと、左手に「三島谷温泉 永久荘」があります。小さな橋を渡って左に進み、広場に車をとめます。
昭和のたたずまいが魅力の宿ですが、駐車場にはほかに車はなく、静かな空気が流れていました。
玄関の戸は空け放たれていて、人の気配がありませんでした。
玄関でスリッパに履き替え、左の受付に声を掛けますと、ご主人が出て来られました。
入浴料は、2022年4月から値上げされて600円になりましたが、私は例によって「温パラ」の割引を利用して、500円で入館しました。
色あせて擦り切れた赤絨毯の廊下を左奥に進み、階段を上がりますと浴室があります。
左が男湯、右が女湯で、男湯の前に洗面台があります。
館内に人気はなく、浴室内も無人で、私だけの貸し切りとなりました。脱衣場には脱衣棚に脱衣籠。
非常に小さな洗面台と鏡、ソファ、そして体重計があるのみです。
浴室に入りますと、醤油色の湯が満ちた小さな浴槽があり、大きな窓からは木々の緑が見えて、落ち着いた雰囲気です。
男女浴室と脱衣場を仕切る壁は、レトロなガラスブロックで、昭和の香りを感じさせます。
注湯口からは湯が勢い良く注がれていますが、循環式であり、オーバーフローはありません。
浴槽の湯は黒く見えますが、洗面器に取りますと醤油色です。
洗い場は壁際に2か所あり、ボディソープとリンスインシャンプーがあります。
洗い場の下の方には、プッシュ式の蛇口が3つあり、ボタンを押しますと非加熱源泉が勢い良く出てきます。
洗面器に貯めますと、浴槽の湯より若干濃いように思います。
非加熱の生源泉を味わえるのは素晴らしいですね。
平成21年11月20日付の分析表によりますと、源泉名は三島谷温泉。泉質はナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)。源泉温度21.5℃(使用位置40℃)。湧出量25.9L/分(掘削自噴)。PH 8.1。
主な成分(イオン濃度:mg/lg)は、Li 0.1未満、Na 326.1、K 19.6、NH4 0.1未満、Mg 1.9、Ca 4.8、Sr 0.1未満、Ba 0.1未満、Al 0.2、Mn 0.1未満、Fe(II) 0.4、Fe(III) 0.1未満、Cu 0.1未満、F 0.8、Cl 15.1、Br 0.2未満、I 0.3、HS 0.1未満、S 0.1未満、S2O3 0.1未満、HSO4 5.0未満、SO4 5.0未満、HCO3 853.0、CO3 8.1、メタケイ酸 75.1、メタホウ酸 2.1、遊離CO2 11.4、遊離H2S 0.1未満 など、ガス性除く成分総計は1308mg/kgです。
加水なし、入浴に適した温度に保つため加温あり、衛生管理のため循環ろ過装置を使用、入浴剤なし、衛生管理のため塩素系薬剤使用と掲示されていました。
冷鉱泉ですので、加熱・循環は避けられません。湯温は40℃程度でぬるめですので、冬向きとはいえず、夏向きと言えましょう。
透明度10数センチの醤油色の湯。無味無臭ですがツルスベ感があって、浴感は良好です。湯色の濃さは県内でも最強クラスと言えましょう。
東京の黒湯と同様の良質なモール泉です。温まりが良いとはいえませんが、湯上りの爽快感は魅力です。
この周辺には、たかまち鉱泉、峠の湯、刈羽の湯、灰下の湯とモール泉系の温泉が集中しており、同じ湯脈の可能性がありますが、その中でも最強なのが三島谷温泉です。
浴室は狭いですので、3人位で大混雑となりますが、実際はそれほど混み合うこともないでしょう。多くの場合は独り占めで楽しめることと思います。もしも混んでいるようなら空くのを待つことをお勧めします。
透明度10数センチの醤油色の湯。無味無臭ですがツルスベ感があって、浴感は良好です。湯色の濃さは県内でも最強クラスと言えましょう。
東京の黒湯と同様の良質なモール泉です。温まりが良いとはいえませんが、湯上りの爽快感は魅力です。
この周辺には、たかまち鉱泉、峠の湯、刈羽の湯、灰下の湯とモール泉系の温泉が集中しており、同じ湯脈の可能性がありますが、その中でも最強なのが三島谷温泉です。
浴室は狭いですので、3人位で大混雑となりますが、実際はそれほど混み合うこともないでしょう。多くの場合は独り占めで楽しめることと思います。もしも混んでいるようなら空くのを待つことをお勧めします。
静かな浴室で、ぬるめの湯にじっくりと浸かり、醤油色の湯と対話し、邪念を排して心身をリラックス。高ぶった交感神経を鎮めて、癒しのひとときを過ごしました。
ご主人に挨拶して帰ろうと思いましたが、受付は無人で館内に人の気配はなく、そのまま退館して家路に着きました。
ご主人に挨拶して帰ろうと思いましたが、受付は無人で館内に人の気配はなく、そのまま退館して家路に着きました。