猛暑には冷泉風呂! 七福温泉「七福荘」
今夏は日本全国が猛暑に見舞われ、厳しい夏が続いています。暑い夏こそ熱い温泉とも言えますが、暑いときは冷たい温泉が気持ちいいですね。
ということで、冷たい温泉(冷泉)を売りにしている阿賀町の七福温泉「七福荘」に、先日行ってきました。毎年夏に行っており、といいますか、夏にしか行っていないのですが、昨年の夏以来、1年ぶりの訪問でした。
国道49号線を会津方面に進み、阿賀町の中心である津川市街を抜け、常浪川の橋を渡り、案内板に従って右折します。
磐越道の下をくぐって道なりに進みますと、旧上川村の中心部に出ます。上川支所を過ぎ、小さな橋を渡って左折。クネクネ道でアップダウンのある県道228号線を柴倉川沿いに8km以上ひたすら進みますと、七名小学校があります。道路の右側に案内板があります。
国道49号線を会津方面に進み、阿賀町の中心である津川市街を抜け、常浪川の橋を渡り、案内板に従って右折します。
磐越道の下をくぐって道なりに進みますと、旧上川村の中心部に出ます。上川支所を過ぎ、小さな橋を渡って左折。クネクネ道でアップダウンのある県道228号線を柴倉川沿いに8km以上ひたすら進みますと、七名小学校があります。道路の右側に案内板があります。
右折して赤い欄干の橋を渡ります。
この橋から数十メートル下を流れる柴倉川を眺めますとスリルを感じます。転落したら命はないでしょうね。
橋を渡った先に「七福荘」の案内板があります。
この左手に広大な駐車場を備えた「七福荘」があります。
横に長い木造の建物が威容を誇ります。中央部に重厚感を感じさせる玄関があります。
玄関を入りますと、鍵なしの下足棚があります。
靴を下足棚に入れて入館します。
館内に入りますと、すぐ左が受付ですので、料金を払います。
脱衣場には、令和2年1月15日付の分析表が掲示されています。源泉名は、七福の湯。療養泉には該当せず、泉質名は付きませんが、温泉法第2条に規定する総硫黄の項により温泉に該当します。源泉温度は、13.3℃、使用位置 42℃で、PHは、8.6です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.0、Na 178.0、K 1.1、NH4 1.4、Mg 3.5、Ca 8.5、Sr 0.2、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.0、Cu 0.0、Zn 0.0、F 0.6、Cl 12.5、Br 0.0、I 0.0、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.5、S2O3 1.6、SO4 172.6、HPO4 0.0、HCO3 238.0、CO3 3.0、メタケイ酸 22.8、メタホウ酸 0.9、遊離CO2 2.4、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は1258mg/kgとなっています。
硫黄分は温泉を規定する1mg/kgを超えますが、療養泉の基準の2mg/kgはわずかに満たしません。冷泉風呂でも硫黄泉の味わいはなく、加熱・循環された湯は硫黄泉の面影は全くありません。
という泉質的問題は別にして、加熱された湯はそれなりに温まりますし、冷泉風呂は心地よく感じられますので、これで良いと思います。
サウナの水風呂のような冷たさはありませんので、健康的な冷泉浴を楽しむことができます。猛暑続きの夏には大変気持ち良く感じられてお勧めです。
大広間は地元の方々で賑わっていましたので、ロビーでしばし休憩して退館しました。
行きにくい場所ではありますが、国道49号線から時間的には遠くではありませんし、クネクネ道を進んで、世間の喧騒から逃れ、非日常を味わうのも一興かと思います。
この橋から数十メートル下を流れる柴倉川を眺めますとスリルを感じます。転落したら命はないでしょうね。
橋を渡った先に「七福荘」の案内板があります。
この左手に広大な駐車場を備えた「七福荘」があります。
横に長い木造の建物が威容を誇ります。中央部に重厚感を感じさせる玄関があります。
玄関を入りますと、鍵なしの下足棚があります。
靴を下足棚に入れて入館します。
館内に入りますと、すぐ左が受付ですので、料金を払います。
営業時間は10時から18時までで、最終受付は17時30分と早いのでご注意ください。毎週月曜日が定休ですが、 祝日は営業するとのことです。
受付の奥は食事処となっていて、そば類が大変美味しいのですが、今回はいただきませんでした。
地元の人たちで賑わっている大広間を横目に見て、木の香が漂うような木造の館内を右奥に進みますと浴室があります。
この入り口から廊下を奥に進みますと、男女浴室があり、奥が「幸之湯」、手前が「福之湯」で、男女交互に使用されます。
今回の男湯は手前の「福之湯」でした。個人的には奥の浴室の方が好きなのですが、まあ大差はありません。
脱衣場には、脱衣棚に脱衣籠。中央にベンチがあります。洗面台にはドライヤーがあります。
鍵付きロッカーもあります。
受付の奥は食事処となっていて、そば類が大変美味しいのですが、今回はいただきませんでした。
地元の人たちで賑わっている大広間を横目に見て、木の香が漂うような木造の館内を右奥に進みますと浴室があります。
この入り口から廊下を奥に進みますと、男女浴室があり、奥が「幸之湯」、手前が「福之湯」で、男女交互に使用されます。
今回の男湯は手前の「福之湯」でした。個人的には奥の浴室の方が好きなのですが、まあ大差はありません。
脱衣場には、脱衣棚に脱衣籠。中央にベンチがあります。洗面台にはドライヤーがあります。
鍵付きロッカーもあります。
浴室内は混み合っていて、中に入りますと5~6人の先客がおられました。地元の高齢者が次から次へと切れ目なく訪れて、常に浴室内は5~ 6人が維持されていて、写真はありません。
この浴室内の様子は、一昨年のブログをご覧ください。また、奥の浴室の様子は、昨年のブログをご覧ください。
中に入りますと、窓際に大小2つに仕切られた浴槽があり、大きなガラス窓から見える木々の緑が目に鮮やかに感じられます。
左側の大浴槽の湯温は通常の42℃程度で、無色透明無味の湯が満ちています。左側に七福神が描かれた注湯口があり、湯が注がれているほか、浴槽内にも注湯口があります。
加熱・循環されておりオーバーフローはありません。軽いツルスベ感がありますが、カルキ臭を感じるのが難点です。
右側の小浴槽が冷泉風呂になっています。湯温は25℃程度で、冷たすぎることもなく、心地よい冷泉を楽しむことができます。
浴槽は小さく、3~4人で満員ですので、空いたタイミングで利用しました。温浴と冷泉浴を交互に楽しみ、リラックスできました。
この浴室内の様子は、一昨年のブログをご覧ください。また、奥の浴室の様子は、昨年のブログをご覧ください。
中に入りますと、窓際に大小2つに仕切られた浴槽があり、大きなガラス窓から見える木々の緑が目に鮮やかに感じられます。
左側の大浴槽の湯温は通常の42℃程度で、無色透明無味の湯が満ちています。左側に七福神が描かれた注湯口があり、湯が注がれているほか、浴槽内にも注湯口があります。
加熱・循環されておりオーバーフローはありません。軽いツルスベ感がありますが、カルキ臭を感じるのが難点です。
右側の小浴槽が冷泉風呂になっています。湯温は25℃程度で、冷たすぎることもなく、心地よい冷泉を楽しむことができます。
浴槽は小さく、3~4人で満員ですので、空いたタイミングで利用しました。温浴と冷泉浴を交互に楽しみ、リラックスできました。
洗い場は、仕切りなしで、手前の壁際に入り口を挟んで4ヵ所+3ヵ所の計7ヵ所あり、ボディソープ、リンスインシャンプーがあります。
脱衣場には、令和2年1月15日付の分析表が掲示されています。源泉名は、七福の湯。療養泉には該当せず、泉質名は付きませんが、温泉法第2条に規定する総硫黄の項により温泉に該当します。源泉温度は、13.3℃、使用位置 42℃で、PHは、8.6です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.0、Na 178.0、K 1.1、NH4 1.4、Mg 3.5、Ca 8.5、Sr 0.2、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.0、Cu 0.0、Zn 0.0、F 0.6、Cl 12.5、Br 0.0、I 0.0、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.5、S2O3 1.6、SO4 172.6、HPO4 0.0、HCO3 238.0、CO3 3.0、メタケイ酸 22.8、メタホウ酸 0.9、遊離CO2 2.4、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は1258mg/kgとなっています。
加水なし、入浴に適した温度に保つため加温、温泉資源保護と衛生管理のため循環ろ過装置を使用、入浴剤なし、衛生管理のため塩素系薬剤により消毒、浴槽水入れ替えは週1回実施、浴槽清掃は週1回実施、レジオネラ属菌と大腸菌群の検査を年2回実施とのことです。
なお、ガス性除く成分総計が1258mg/kgと記載されていますが、明らかに間違っています。陽イオン、陰イオン、非遊離成分を合計しても649.7mg/kgにしかなりません。1258mg/kgが正しいとするなら、塩類泉の基準を満たしますから、ナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉という泉質名が付くことになります。
一昨年から指摘しているのですが、施設の人がこのブログを見るはずもなく、こんなことを気にしているのは私くらいでしょうから、次の分析までこのままだろうと思います。
なお、ガス性除く成分総計が1258mg/kgと記載されていますが、明らかに間違っています。陽イオン、陰イオン、非遊離成分を合計しても649.7mg/kgにしかなりません。1258mg/kgが正しいとするなら、塩類泉の基準を満たしますから、ナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉という泉質名が付くことになります。
一昨年から指摘しているのですが、施設の人がこのブログを見るはずもなく、こんなことを気にしているのは私くらいでしょうから、次の分析までこのままだろうと思います。
硫黄分は温泉を規定する1mg/kgを超えますが、療養泉の基準の2mg/kgはわずかに満たしません。冷泉風呂でも硫黄泉の味わいはなく、加熱・循環された湯は硫黄泉の面影は全くありません。
という泉質的問題は別にして、加熱された湯はそれなりに温まりますし、冷泉風呂は心地よく感じられますので、これで良いと思います。
サウナの水風呂のような冷たさはありませんので、健康的な冷泉浴を楽しむことができます。猛暑続きの夏には大変気持ち良く感じられてお勧めです。
大広間は地元の方々で賑わっていましたので、ロビーでしばし休憩して退館しました。
行きにくい場所ではありますが、国道49号線から時間的には遠くではありませんし、クネクネ道を進んで、世間の喧騒から逃れ、非日常を味わうのも一興かと思います。