アワアワ・ツルスベを楽しむ 「花水」

 少し前の話になりますが、11月上旬の某日の夜、某所での会議が終わり、立ち寄り湯をして帰宅することにしました。どこに行こうか思案しましたが、今回は新潟市秋葉区の「花水」です。
 これまでは毎月行っていたのですが、10月を飛ばしてしまい、9月以来2か月ぶりの訪問となりました。

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 雨降る中に「花水」に到着。いつものように観音様にお参りです。

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 傘をさすのが面倒でしたので、小雨が降る中に玄関へと早足しました。

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 濡れた頭をタオルで拭いて入館しました。

 入館料は、タオルなしで、大人910円、小人400円で、平日朝割・夜割は780円、タオルセットは200円、館内着160円です。今回はポイントがたまってもらっていた入浴券を使用させていただきました。

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 平日の雨の夜ということもあり、館内は空いていました。

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 奥の浴室へと進みました。

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 浴室内も空いていました。まず入浴前に洗い場で洗身。洗い場は仕切り付きで、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーがあります。

 大浴槽の窓際のいつもの場所には先客がおられましたので、その手前で湯に浸かりました。
 湯温は41~42℃程度の適温です。無色透明ながらもツルスベ、トロトロ感のあるお湯は、ほどよい塩味もあって、浴感は素晴らしいです。加水された湯は、源泉原理主義者には不評でしょうが、私は大好きです。
 先客が出ていかれましたので、いつもの注湯口前に移動し、丸太を枕にして湯に浸かりました。
 今回は湯のコンディションが良く、細かな泡がたくさん身体に付着し、手でなでますと、泡がサイダーのように湯面に沸き上がりました。
 たまたま新源泉が大量に供給されたタイミングだったのでしょうか。これまでもアワアワのことはよくありましたが、今回はいつもより泡付きが多くてラッキーでした。
 十分に温まり、後ろを振り返りますと、浴槽内に客はなく、私が独り占めしていたようでした。

 続いて露天風呂に移動しました。紅葉と落葉が進んだ庭木が晩秋の季節感を演出していました。
 浴槽には先客が数人おられましたが、外側の浴槽内加熱源泉注入場所前が空いていましたので、そこで湯に浸かりました。
 加熱源泉で背中あぶりをしながら、目を閉じて湯と語り合いました。過ぎ行く秋を名残惜しむかのように鳴く秋の虫。そして音量が絞られながらも聴こえてくるモダンジャスのBGM。この場にはBGMなど無用です。
 頭がボーっとしたところで、磐越西線の気動車のエンジン音で我に帰り、目を開けますと、浴槽には他の客はなく、知らぬ間に露天風呂も独り占めしていたようです。

 再び内湯に戻りますと、タイミング良く、大浴槽は無人。再び湯を楽しんで浴室を後にしました。
 メディテーションバスは、温泉ではありませんので用なしです。サウナは混雑していましたので、利用しませんでした。もっとも、十分過ぎるほど湯に浸かって温まりましたので、サウナは不要です。
 ちなみに、現在新潟県内で開催中の「豊蒸祭」に「花水」も参加しています。

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 湯上りには、いつものこれ。

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 美味しくいただきました。
 
 休憩用の広間は無人。2台のテレビが寂しく番組を流していました。

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 平日の夜は空いていていいですね。

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 そして、ロビーの椅子でこの原稿を書きながらクールダウンしました。

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 汗が引いたところで、リラックスルームでもうひと休み。

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 以前は水草の水槽がきれいだったのですが、復活はしないのでしょうね。

 時間も押してきましたので、慌てて退館し、帰宅の途に就きました。