やっぱり硫黄泉が好き! 月岡温泉「美人の泉」
暖冬とは言え、それなりの寒さはありますので、身も心も冷え冷え。こんなときはやっぱり温泉ですよね。
寒い時期の温泉といえば、強制的に体を温めてくれる熱めの強塩泉が定番ですが、硫黄泉も魅力的です。
寒い時期の温泉といえば、強制的に体を温めてくれる熱めの強塩泉が定番ですが、硫黄泉も魅力的です。
昨年末から多宝温泉「だいろの湯」、咲花温泉「柳水園」、弥彦桜井郷温泉「さくらの湯」と、新潟県の下越地方の硫黄泉を連続して紹介してきましたが、新潟を代表する硫黄泉といえば、やっぱり月岡温泉ですよね。
ということで、今回は月岡温温泉の共同浴場「美人の泉」です。昨年12月に記事にしたばかりですが、また行ってしまいました。どうかご容赦ください。
仕事を終えて「美人の泉」に到着しました。平日の夜ということで、休日ほどの混雑もなく、駐車場は空いていました。
周囲は暗く、「美人の泉」という看板の赤い文字が優しく迎えてくれます。
ということで、今回は月岡温温泉の共同浴場「美人の泉」です。昨年12月に記事にしたばかりですが、また行ってしまいました。どうかご容赦ください。
仕事を終えて「美人の泉」に到着しました。平日の夜ということで、休日ほどの混雑もなく、駐車場は空いていました。
周囲は暗く、「美人の泉」という看板の赤い文字が優しく迎えてくれます。
玄関を入って、すぐ左の受付に入浴券を提出し、右の下足棚に靴を入れて入館します。
玄関のすぐ前に男女浴室があります。脱衣場には、脱衣棚に脱衣籠、鍵付きスチールロッカーもありますので、お好みの方をご利用ください。脱衣場洗面台には無料のドライヤーがあります。
浴室に入りますと、左右に洗い場があり、ボディソープとリンスインシャンプーが置いてあります。
奥に浴槽があり、エメラルドグリーンの湯が満ちています。硫化水素臭が漂い、温泉気分が盛り上がります。
右側には、循環湯の注湯口と新源泉の注湯口があり、循環湯>新源泉で、それぞれから勢いよく湯が注がれていて、反対側の浴槽縁からオーバーフローがあります。
自己責任で、新源泉の注湯口からすくってなめましたが、苦くて不味い月岡温泉の味です。
湯色はその日により微妙に違いますが、日々の様子は公式Xで紹介されていますので、是非ご覧ください。
2023年6月8日付の分析書によりますと、源泉名は、月岡5号井。泉質は、含硫黄ーナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。源泉温度 50.3℃、使用位置 42.0℃。湧出量 440L/分(動力揚湯)。PH 7.7 です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.3、Na 1047、K 23.7、NH4 8.3、Mg 20.8、Ca 50.5、Sr 2.6、Ba 0.0、Al 0.0、Fe(II) 0.7、Cu 0.2、Zn 0.0、F 3.0、Cl 1061、Br 4.6、I 0.8、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 34.9、HSO4 0.0、S2O3 32.2、SO4 557.4、HPO4 0.2、HCO3 477.2、CO3 0.0、メタケイ酸 44.1、メタホウ酸 12.3、遊離CO2 16.0、遊離H2S 7.9 など、ガス性除く成分総計は3494mg/kgです。
入浴に適した温度に保つために加温、温泉資源の保護と衛生管理のため循環ろ過装置を使用とのことです。
これまでも何度か取り上げてきましたが、10年前の分析書に比べて2023年6月の最新の分析書では、硫化水素イオン(HS) が71.5から34.9mg/kgに、チオ硫酸イオン(S2O3) が41.4から32.2mg/kgに、遊離硫化水素(H2S) が8.1から7.9mg/kgに低下しており、硫黄分が大きく減少しています。
硫化水素臭や硫黄味、エメラルドグリーンの色合いも薄くなった印象があり、パワーダウンが否めないのが残念なところですが、月岡温泉の魅力が失われるものではなく、やはり新潟を代表する温泉には違いはありません。
さて、私が浴室内に入りますと先客が4人ほどおられましたが、私が洗い場で洗身している間に出て行かれ、次の客が入って来られるまでの10分ほどの間は、浴室内は2人だけになりました。浴槽は貸し切りと言ってよく、気兼ねなく、リラックスして湯と語り合いました。
なお、注湯口から1m以内には浸からないのがここでのマナーであり、そのように掲示されていますので、皆様もご注意ください。
湯温は体感で42℃程度。硫化水素の血管拡張作用もあって温まりは良く、湯上りの汗がなかなか引きませんでしたが、いつまでも続かず、その後はさっぱり感を感じるのが硫黄泉の魅力です。皮脂が失われますので、乾燥肌の人は湯上がりの保湿ローション等のご使用をお勧めします。
玄関のすぐ前に男女浴室があります。脱衣場には、脱衣棚に脱衣籠、鍵付きスチールロッカーもありますので、お好みの方をご利用ください。脱衣場洗面台には無料のドライヤーがあります。
浴室に入りますと、左右に洗い場があり、ボディソープとリンスインシャンプーが置いてあります。
奥に浴槽があり、エメラルドグリーンの湯が満ちています。硫化水素臭が漂い、温泉気分が盛り上がります。
右側には、循環湯の注湯口と新源泉の注湯口があり、循環湯>新源泉で、それぞれから勢いよく湯が注がれていて、反対側の浴槽縁からオーバーフローがあります。
自己責任で、新源泉の注湯口からすくってなめましたが、苦くて不味い月岡温泉の味です。
湯色はその日により微妙に違いますが、日々の様子は公式Xで紹介されていますので、是非ご覧ください。
2023年6月8日付の分析書によりますと、源泉名は、月岡5号井。泉質は、含硫黄ーナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。源泉温度 50.3℃、使用位置 42.0℃。湧出量 440L/分(動力揚湯)。PH 7.7 です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.3、Na 1047、K 23.7、NH4 8.3、Mg 20.8、Ca 50.5、Sr 2.6、Ba 0.0、Al 0.0、Fe(II) 0.7、Cu 0.2、Zn 0.0、F 3.0、Cl 1061、Br 4.6、I 0.8、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 34.9、HSO4 0.0、S2O3 32.2、SO4 557.4、HPO4 0.2、HCO3 477.2、CO3 0.0、メタケイ酸 44.1、メタホウ酸 12.3、遊離CO2 16.0、遊離H2S 7.9 など、ガス性除く成分総計は3494mg/kgです。
入浴に適した温度に保つために加温、温泉資源の保護と衛生管理のため循環ろ過装置を使用とのことです。
これまでも何度か取り上げてきましたが、10年前の分析書に比べて2023年6月の最新の分析書では、硫化水素イオン(HS) が71.5から34.9mg/kgに、チオ硫酸イオン(S2O3) が41.4から32.2mg/kgに、遊離硫化水素(H2S) が8.1から7.9mg/kgに低下しており、硫黄分が大きく減少しています。
硫化水素臭や硫黄味、エメラルドグリーンの色合いも薄くなった印象があり、パワーダウンが否めないのが残念なところですが、月岡温泉の魅力が失われるものではなく、やはり新潟を代表する温泉には違いはありません。
さて、私が浴室内に入りますと先客が4人ほどおられましたが、私が洗い場で洗身している間に出て行かれ、次の客が入って来られるまでの10分ほどの間は、浴室内は2人だけになりました。浴槽は貸し切りと言ってよく、気兼ねなく、リラックスして湯と語り合いました。
なお、注湯口から1m以内には浸からないのがここでのマナーであり、そのように掲示されていますので、皆様もご注意ください。
湯温は体感で42℃程度。硫化水素の血管拡張作用もあって温まりは良く、湯上りの汗がなかなか引きませんでしたが、いつまでも続かず、その後はさっぱり感を感じるのが硫黄泉の魅力です。皮脂が失われますので、乾燥肌の人は湯上がりの保湿ローション等のご使用をお勧めします。
休憩所はいろいろありますので、好きな場所で休みましょう。
月岡温泉を、気軽に楽しむならここであり、魅力的な施設です。その分、休日は混み合いますので、平日の夜がお勧めです。