「紫雲の郷」に無料入浴
新潟の温泉巡りに欠かせないアイテムと言えば「新潟日帰り温泉パラダイス」通称「温パラ」です。
その中で、3回利用すると4回目は無料になる施設があり、新潟市西蒲区の「じょんのび館」は、すでに昨年秋にありがたく無料入浴させていただきました。
「紫雲の郷」も昨年12月に利用したときにスタンプが3つ貯まり、無料入浴できることになったのですが、3月末までの期限が迫っていましたので、先日行って来ました。
国道113号線を南下。聖籠町から新発田市に入り、案内板に従って右折しますと、広大な紫雲寺記念公園内に「紫雲の郷」があります。
玄関を入って靴を脱ぎ、右手の下足箱に靴を入れて受付へ。
料金は、昨年10月より値上げされて、大人700円、小人(3歳~小学生)300円、3歳未満は無料、平日のみ65歳以上は600円です。タオルセットは100円、館内着は200円です。
私は「温パラ」の特典で、無料になりました。ありがたいことですね。
「紫雲の郷」も昨年12月に利用したときにスタンプが3つ貯まり、無料入浴できることになったのですが、3月末までの期限が迫っていましたので、先日行って来ました。
国道113号線を南下。聖籠町から新発田市に入り、案内板に従って右折しますと、広大な紫雲寺記念公園内に「紫雲の郷」があります。
玄関を入って靴を脱ぎ、右手の下足箱に靴を入れて受付へ。
料金は、昨年10月より値上げされて、大人700円、小人(3歳~小学生)300円、3歳未満は無料、平日のみ65歳以上は600円です。タオルセットは100円、館内着は200円です。
私は「温パラ」の特典で、無料になりました。ありがたいことですね。
奥のロビーを挟んで、左右に浴室があり、左が「紫雲の湯」、右が「藤塚の湯」で、2週毎に男女交互で使用されます。今回の男湯は、前回と同様に、左側の「紫雲の湯」でした。
この2つの浴室は、左右対称の配置で、基本構造は同じですが、
脱衣場に入りますと、すぐ左に洗面台があり、昨年10月20日より有料化された
そして奥にスチール製の脱衣ロッカーが多数並んでいます。
浴室に入りますと、すぐに仕切り付きの洗い場があり、安っぽい業務用のボディソープ、リンスインシャンプーがあります。そして右にはドライサウナがあります。
奥に進みますと、通路の左に大浴槽、右にジャグジー付きの中浴槽と水風呂の小浴槽があります。
奥に進みますと、通路の左に大浴槽、右にジャグジー付きの中浴槽と水風呂の小浴槽があります。
洗い場で洗身して、湯に浸かりました。左右の浴槽とも、温度計は温度は42.6℃を表示。ほど良い湯温と言えましょう。
それなりの混雑ではありましたが、ゆったりと湯に浸かりました。茶褐色微濁の湯は、アンモニア臭とヨード臭が入り交じった芳香があり、県内でも最強クラスの強塩泉ですので、なめれば当然ながら塩辛いです。
それなりの混雑ではありましたが、ゆったりと湯に浸かりました。茶褐色微濁の湯は、アンモニア臭とヨード臭が入り交じった芳香があり、県内でも最強クラスの強塩泉ですので、なめれば当然ながら塩辛いです。
露天風呂の混み具合を窓から確認して、空いたタイミングで露天風呂に移動しました。大きな岩をくり抜いた浴槽ですが、内湯より湯温は低めで、体感で41℃程度に感じました。
寒風に吹かれながら湯を楽しみましたが、他の客が入り込んできて混雑しましたので、浴槽から出て場所をゆずりました。
再び内湯に浸かって、温泉を十分に楽しみ、汗を拭き拭きしながら浴室を後にしました。
源泉温度は、54.8℃。PHは、6.8。湧出量は、89L/分(動力揚湯)で、掘削深度は、1330.5mとのことです。
主な成分(イオン濃度:mg/kg) は、Li 5.0、Na 11800、K 421.8、NH4 454.6、Mg 144.9、Ca 803.4、Sr 5.4、Ba 3.2、Al 0.0、Mn 0.3、Fe(II) 4.5、Cu 0.0、Zn 0.0、F 0.0、Cl 22000、Br 146.5、I 97.3、NO2 0.0、NO3 1.4、HS 0.0、HSO4 0.0、S2O3 0.1、SO4 3.3、HPO4 0.0、HCO3 659.0、CO3 0.0、メタケイ酸 121.9、メタホウ酸 121.0、遊離CO2 87.8、遊離H2S 0.0 などで、ガス性除く成分総計は、36794mg/kgです。
源泉温度が高いので、40℃位になるよう指示計で制御し、 水道水を加水、入浴に適した温度に保つため加温、 設定温度から2℃下がると加温、 衛生管理と浴槽内の温度を維持するため、 常に循環濾過装置を使用、衛生管理のため、 塩素系薬剤による消毒を実施、定められた濃度になるように、 タイマーで調整、非塩素系薬剤を1日に1回併用して消毒、 浴槽の換水・清掃は男湯と女湯を交互に毎日実施、 浴室内は毎日清掃、水質検査は2カ月に1回実施し、 結果をフロントに掲示、入浴剤は使用していない と掲示されています。
なお、毎回書いていますが、よう化物イオンが97.3mg/kgと高濃度であり、よう素泉の基準(10mg/kg)をはるかに満たしますので、正しい泉質名は、含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉となります。
湯上りには、これ。大好きで、ここに来ますと必ず飲んでいます。
今回は2階には上がらず、奥のソファが並ぶ休憩スペースで、この原稿を書きながらクールダウンしました。
その後、独語しているご老人が来られ、 不穏な空気が漂いました。ロビーを徘徊しながら「だから、わかんないから」などと叫んでおられました。認知症の方のようで、温かい目で見守りました。
夜も更けてきたところで退館しました。
周囲は何もなくて暗いですので、施設の照明がきれいに感じられました。
前回のブログにも書きましたが、「紫雲の郷」は2002年のオープン以来、第三セクターの「紫雲寺記念館」が指定管理者として運営してきましたが、2024年度から市の直営となるそうです。4月以降どのように運営されていくのか期待したいと思います。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)
源泉温度が高いので、40℃位になるよう指示計で制御し、
なお、毎回書いていますが、よう化物イオンが97.3mg/kgと高濃度であり、よう素泉の基準(10mg/kg)をはるかに満たしますので、正しい泉質名は、含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉となります。
湯上りには、これ。大好きで、ここに来ますと必ず飲んでいます。
今回は2階には上がらず、奥のソファが並ぶ休憩スペースで、この原稿を書きながらクールダウンしました。
その後、独語しているご老人が来られ、
夜も更けてきたところで退館しました。
周囲は何もなくて暗いですので、施設の照明がきれいに感じられました。
前回のブログにも書きましたが、「紫雲の郷」は2002年のオープン以来、第三セクターの「紫雲寺記念館」が指定管理者として運営してきましたが、2024年度から市の直営となるそうです。4月以降どのように運営されていくのか期待したいと思います。