電気風呂を楽しむ たまには「極楽湯 松崎店」

 新潟市に3館ある「極楽湯」ですが、それぞれに個性があり、それぞれの魅力があります。
 3館とも「湯ったり苑」が前身であり、2019年7月1日付で「極楽湯ホールディングス」に事業譲渡され、「極楽湯」グループの直営店になりました。
 一番古い「女池店」はコンパクトですが、コラボイベントを間断なく開催しているほか、露天風呂での人工温泉や2023年6月から稼働している「オートロウリュ サウナ」が魅力です。
 「松崎店」は3館の中で一番広々としており、露天風呂での高濃度人工炭酸泉浴槽のほか、2023年7月から導入された電気風呂が魅力です。
 そして「槇尾店」は、両館の中間的な広さで、ちょうど良い広さと言えましょう。露天風呂にある高濃度人工炭酸泉浴槽が魅力です。
 どうしても家から近い「槇尾店」の利用頻度が高くなってしまうのですが、たまにはということで、今回は「松崎店」に行ってきました。
 西区にある自宅からは、バイパス経由で20km以上あります。結構な距離ですので、市内3館の中では行く機会が少なくなってしまいます。

 混み合っていた駐車場に車をとめて玄関へ。

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 玄関先の右側には「鹿威し」があります。

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 周期的にカタンと賑やかな音を立て、和の空気感を演出しています。

 下足箱に靴を入れて館内へ。

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 ほどほどの混雑でした。

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 左手に券売機があります。入館料は2023年9月より値上げされて、平日750円、土日祝日800円ですが、今回も回数券での入館です。

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 ポイントがたまって、400円のタオルセットが無料になりました。

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 浴室はほどほどの混雑でした。替わり湯浴槽は「一番茶の香湯」をやっていましたが、たいした香りではありませんでした。
 ジェット風呂を楽しんで、お目当ての電気風呂を楽しみました。大浴槽の隅に、90度の角度で電極が張られており、プログラムされた電気刺激で身体をほぐすことができます。
 「電子マッサージ風呂 揉兵衛」といい、強度・持続時間・リズムが変動し、押す・揉む・叩く を1クールとしてプログラムされていて、1クール全体が数分のサイクルで繰り返されます。
 これまでも何度か体験していますが、今回の刺激はこれまでになく強力でした。下半身が搾り取られるような強烈な筋収縮感がして、強力なマッサージ効果が得られました。今回は他の施設も含めて、最強の電気刺激だったように感じました。

 内湯を楽しんだ後は露天風呂に移動。敷地が広すぎて、浴槽まで歩く距離が長いのが「松崎店」の短所に思います。雪混じりの寒風が吹き荒れる中に、冷たいコンクリートの上を歩いて行くのは健康的とは言えません。
 美泡風呂に空きはなく楽しめませんでしたが、高濃度人工炭酸泉浴槽をたっぷりと楽しみました。

 浴槽の湯は、いずれもぬるめで、温まりきれませんでしたので、空いたタイミングを伺って、サウナを利用しました。
 3月7日は「サウナの日」ということで、3月1日~10日はサウナイベントが開催されており、設定温度が+5℃で、水風呂の設定は-2℃で、外には冷水を浴びることができる水瓶も用意されていました。

 強烈な電気風呂に高濃度人工炭酸泉、そしてサウナも楽しんで、疲れた心身をととのえることができました。

 なお、脱衣場洗面台にあるドライヤーは20円で有料ですが、奥の1台は5分100円の、県内温浴施設にどんどんと浸食を続けているダイソンドライヤーです。

 浴室を後にして、食事処の椅子に座って休憩。

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 頃合いを見て退館しました。東区は青空が見えていましたが、中央区を抜けて西区に入りますと厚い雲が空を覆い、雪が降っていました。

 「槇尾店」ばかりではワンパターンですので、たまには「松崎店」も良いですね。また機会をみて利用したいと思います。