やっぱり好きだなあ 「花水」

 GWの真っ最中ですが、皆様方は温泉をお楽しみでしょうか。日頃行けない温泉に出かけるのは、大型連休ならではの楽しみですが,出かけられない私は、近隣のなじみの温泉を巡っております。
 仕事帰りのひと風呂を楽しみたいところですが、GW期間中は平日夜間割引を休止する施設も多く、「花水」も「夜割」はお休みです。
 ということで、GWに突入する直前の先週末に、GW前最後の「夜割」を利用すべく「花水」に行ってきました。

 職場を早めに出て、18時半過ぎに「花水」に到着。日は随分と長くなり、日没後ではありましたが、明るさがまだ残っていました。

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 入館前に、いつものように、観音様にお参り。

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 家内安全・健康を祈願しました。御利益がありますように・・。

 玄関を入って、下足箱に靴を入れ、鍵と引き換えに受付します。

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 通常料金は、大人910円、タオルセット200円ですが、平日の11時前入館の「朝割」と18時以降入館の「夜割」は780円になります。

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 館内は平日の夜ということで、休日ほどの混雑はありませんでしたが、それなりの混雑はあります。

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 早速入浴しましょう。洗い場で洗身して大浴槽へ。いつもの注湯口前の丸太の場所が空いていましたので、その場所で湯に浸かりました。
 湯温は低めで、40~41℃程度で、ちょっと物足りなく感じましたが、出汁が効いた程よい塩味のトロトロ・ツルスベの湯は、泡付きもあって、浴感は良好です。目を閉じて湯と対話し、しばし無念無想。癒やしの時間を過ごしました。

 露天風呂に移動。ここも空いていましたので、奥のお気に入りの場所で温まりました。湯温は内湯より高く、41~42℃程度の適温でしたが、浴槽内の加熱源泉注入場所では、かなり高温の湯が出ており、この付近は43℃程度はありそうで、良く温まりました。
 他の客とは十分すぎるほどの距離があり、ライトアップされた庭木を眺めながら、気兼ねなく湯を楽しみました。

 内湯に戻り、温泉でないメディデーションバスは利用しませんでしたが、サウナに空きがありましたので利用しました。
 一番奥の、サウナストーブ前の1人掛けの席が私のお気に入り。他の席が混雑していても、この場所だけは自分だけの世界を維持できます。
 たっぷりと汗をかき、水風呂でなく冷水シャワーを浴びて、乱れた自律神経を強制的にリセットし、ととのうことができました。

 さて、2021年9月10日付の分析表によりますと、源泉名は秋葉温泉。泉質は、含よう素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(高張性中性温泉)で、pH 7.2、源泉温度 41.3℃、使用位置 41.5℃、湧出量 55L/分(掘削自噴)です。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.4、Na 4586、K 118.2、NH4 33.6、Mg 16.6、Ca 72.4、Sr 0.7、Ba 0.3、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.9、Cu 0.0、Zn 0.0、F 0.8、Cl 5559、Br 26.6、I 12.8、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.5、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 1.4、HPO4 1.0、HCO3 3417.0、CO3 0.0、メタケイ酸 164.3、メタホウ酸 312.2、遊離CO2 361.7、遊離H2S 0.4 など、ガス性除く成分総計は14324mg/kgです。
 浴槽内の濃度が8500mg/kg程度になるよう上水で希釈され、加熱・循環、塩素消毒されていますが、浴槽からあふれ出た分は新源泉が注入されています。
 加水・希釈され、加熱・循環されていますが、タイミングによって泡付き、アワアワを楽しむことができますし、ほど良い塩味のトロトロ・ツルスベの湯は浴感も良好です。
 源泉原理主義者は、加水・希釈された循環湯などは評価しないのでしょうが、私は十分楽しめますし、大好きな温泉です。私はやっぱり、温泉マニアにはなれませんね。

 湯上がりにはこれ。

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 毎回書いていますが、ここの冷茶は美味しいですね。

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 広間でひと休み。

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 ヒーリングルームでひと休み。

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 庭を見ながらもうひと休みして、十分にクールダウンしたところで退館しました。

 外に出て、ふと玄関横の花壇を見ますと、チューリップがきれいな花を咲かせていました。

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 春っていいですね。

 磐越西線の列車を見送り、駐車場を後にして、家へと向かいました。