隠れた名湯を楽しむ 「白根温泉 関根旅館」
設備的には決して優れているわけではありませんが、個性的な泉質で魅力溢れる温泉。それが白根温泉です。
新潟市内にありながら、市街地から離れた田んぼに囲まれた一軒宿で、場所がわかりにくく、一般の人には行きにくいと思いますが、「温パラ」に毎年掲載されていますので、温泉ファンにはその存在は知られているものと思います。
小さな浴槽がひとつあるだけの素朴な温泉なのですが、周期的に無性に行きたくなってしまい、年に何度かは利用させていただいております。
ということで、GW期間中の某日に、今年の2月以来、3か月ぶりに行ってきました。毎回飽きずに同じような記事ばかり書いていますが、広い心でお付き合いください。
新潟市西区から国道8号線を南下して南区に入り、白根バイパスの起点となる保坂交差点を左折し、田園の中の1本道を進み、小さな橋を2つ渡りますと左に看板が見えますのでここを入ります。
どう見ても温泉施設があるようには見えず、本当に温泉があるのか、初めての人は不安になることと思います。
駐車場らしき広場がありますので、そこに車をとめますと、奥にこの看板があって、ほっとするのではないでしょうか。
ということで、GW期間中の某日に、今年の2月以来、3か月ぶりに行ってきました。毎回飽きずに同じような記事ばかり書いていますが、広い心でお付き合いください。
新潟市西区から国道8号線を南下して南区に入り、白根バイパスの起点となる保坂交差点を左折し、田園の中の1本道を進み、小さな橋を2つ渡りますと左に看板が見えますのでここを入ります。
どう見ても温泉施設があるようには見えず、本当に温泉があるのか、初めての人は不安になることと思います。
駐車場らしき広場がありますので、そこに車をとめますと、奥にこの看板があって、ほっとするのではないでしょうか。
この手作り感あふれる看板が、この温泉を象徴しているように思います。この看板から右に進みます。
正面に見える本館ではなく、右側の専用の入り口から入ります。
左に浴室がありますが、一旦右側の休憩所に入って、ここで靴を脱いで、左側の入り口の段を上がって中に入ります。
中に入りますと、右側手前に男湯、奥に女湯があり、入り口に暖簾が下がっています。
さらにその奥に受付らしき場所があり、優しい女将さんが出迎えてくれます。不在のときは呼び鈴を鳴らして下さい。
料金は600円ですが、今回は「温パラ」の割引で、500円で入館しました。女将さんによりますと、「温パラ」の利用者は、この日だけで、私が2人目だったそうで、「温パラ」の力に驚いておられました。毎度のことですが、麦茶を飲んでくれと促されました。
脱衣場には脱衣棚に脱衣籠がありますが、すでに先客がおられました。洗面台にはドライヤーがあります。
正面に見える本館ではなく、右側の専用の入り口から入ります。
左に浴室がありますが、一旦右側の休憩所に入って、ここで靴を脱いで、左側の入り口の段を上がって中に入ります。
中に入りますと、右側手前に男湯、奥に女湯があり、入り口に暖簾が下がっています。
さらにその奥に受付らしき場所があり、優しい女将さんが出迎えてくれます。不在のときは呼び鈴を鳴らして下さい。
料金は600円ですが、今回は「温パラ」の割引で、500円で入館しました。女将さんによりますと、「温パラ」の利用者は、この日だけで、私が2人目だったそうで、「温パラ」の力に驚いておられました。毎度のことですが、麦茶を飲んでくれと促されました。
脱衣場には脱衣棚に脱衣籠がありますが、すでに先客がおられました。洗面台にはドライヤーがあります。
浴室に入りますと、先客が2人浴槽に浸かっておられました。あの浴槽に2人おられますと、その中に入り込む勇気は私にはありません。
洗い場でゆっくりと洗身している間に、そのうちの1人が出て行かれましたので、入れ替わりに浴槽に浸かりました。
洗い場でゆっくりと洗身している間に、そのうちの1人が出て行かれましたので、入れ替わりに浴槽に浸かりました。
濃厚な紅茶色の湯は、モール泉特有の臭気があり、程よい塩味があるツルスベの湯です。浴槽は深く、そのまま浸かりますと口元まで湯面が来てしまいます。
ため湯状態ですが、非加熱源泉のコックがあり、湯温が高いときには非加熱源泉で温度調節できます。流し続ければ源泉掛け流しにできないこともありませんが、そんなことはできませんね。
女湯からお喋りの声が聞こえていましたが、惑わされずに湯にじっくりと浸かり、湯と語り合いました。モール泉と塩化物泉の魅力を併せ持った湯は、温まりも良好です。
先客が出て行かれて、わずかな間でも浴室を独占することができるようなら、浴室内の写真でもと思いましたが、北の国の将軍様似の先客が浴槽の縁を占拠されており、微動だにしない時間が流れました。
ため湯状態ですが、非加熱源泉のコックがあり、湯温が高いときには非加熱源泉で温度調節できます。流し続ければ源泉掛け流しにできないこともありませんが、そんなことはできませんね。
女湯からお喋りの声が聞こえていましたが、惑わされずに湯にじっくりと浸かり、湯と語り合いました。モール泉と塩化物泉の魅力を併せ持った湯は、温まりも良好です。
先客が出て行かれて、わずかな間でも浴室を独占することができるようなら、浴室内の写真でもと思いましたが、北の国の将軍様似の先客が浴槽の縁を占拠されており、微動だにしない時間が流れました。
私も湯に浸かったり、浴槽の縁で休んだりを繰り返しましたが、先客は動こうとされません。
そのうちに次の客が来られ、身体を洗っておられました。浴槽に2人いたのでは困るだろうなあと気をまわし、独り占めの湯は断念して浴室を後にしました。
さて、浴室の外の廊下に、温泉の分析書が掲示されていますが、相変わらず古いままで、平成19年11月14日付のものです。
源泉名は白根温泉。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(中性高張性冷鉱泉)で、源泉温度は15℃です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li <0.1、Na 3320、K 145、NH4 49.6、Mg 352、Ca 63.9、Sr 1.5、Ba 0.2、Al 2.1、Mn 0.3、Fe(II+III) 6.3、Cu <0.1、Zn <0.1、F 0.2、Cl 4972、Br 15.5、I 2.4、HS <0.1、S2O3 0.5、SO4 1.6、HCO3 3047、CO3 <0.1、メタ珪酸 62.8、メタホウ酸 9.9、遊離CO2 4.6 など、ガス性除く成分総計は12053mg/kgです。
湯は加水なし、加温あり、循環装置使用あり、入浴剤なし、塩素系消毒剤使用ありとのことで、湯は毎日入れ替えて清掃しているそうです。
源泉名は白根温泉。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(中性高張性冷鉱泉)で、源泉温度は15℃です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li <0.1、Na 3320、K 145、NH4 49.6、Mg 352、Ca 63.9、Sr 1.5、Ba 0.2、Al 2.1、Mn 0.3、Fe(II+III) 6.3、Cu <0.1、Zn <0.1、F 0.2、Cl 4972、Br 15.5、I 2.4、HS <0.1、S2O3 0.5、SO4 1.6、HCO3 3047、CO3 <0.1、メタ珪酸 62.8、メタホウ酸 9.9、遊離CO2 4.6 など、ガス性除く成分総計は12053mg/kgです。
湯は加水なし、加温あり、循環装置使用あり、入浴剤なし、塩素系消毒剤使用ありとのことで、湯は毎日入れ替えて清掃しているそうです。
女将さんに促されて麦茶をいただき、休憩室に移動してひと休み。
退館して駐車場に行きますと、また新しい客が来られました。これでは浴室は大混雑になったことでしょう。
賑わって何よりですが、混雑しますと、どんなにいい湯でも、ゆったりと寛ぐことはできません。混み具合を見て利用しましょう。
新潟市内にこんな温泉があるなんて、すばらしいですね。また恋しくなったら利用したいと思います。
新潟市内にこんな温泉があるなんて、すばらしいですね。また恋しくなったら利用したいと思います。