「ちぢみの里」が心配
小千谷市の国道17号線沿いにある道の駅「ちぢみの里おぢや」には、日帰り温泉が併設されており、充実した施設が魅力です。
正式には「小千谷市地域間交流センター ちぢみの里」といい、小千谷市が建設して指定管理者が運営する公設民営の日帰り温泉施設です。
小千谷市は、新婚早々に暮らした場所であり、娘の出生届は小千谷市役所に出しました。この思い出深い小千谷の地に、1996年12月にオープンした日帰り温泉が「ちぢみの里」です。浴室部分以外でも、食事処やシアタールーム、仮眠室など、充実した施設は魅力的です。
当初は頻回に利用していましたが、その後は利用する機会が減って、たまに利用する程度になり、最後の利用は指定管理者が代わる直前の2023年3月でした。
2023年4月から新しい指定管理者となり、4月19日にリニューアルオープンしました。新たに指定管理者となった関越サービスは、新潟市秋葉区の「花の湯館」や三条市の「さぎの湯」を運営し、系列会社が新潟市西蒲区の「じょんのび館」を運営しています。経営実績は豊富であり、他館と同様に多彩なイベントを開催して、集客増を図っています。
2023年11月2日から、残念ながら利用料金が改定されましたが、昨今の値上げラッシュの中では仕方ないものと思われます。値上げされたとはいえ、魅力的な施設であることには変わりありません。
正式には「小千谷市地域間交流センター ちぢみの里」といい、小千谷市が建設して指定管理者が運営する公設民営の日帰り温泉施設です。
小千谷市は、新婚早々に暮らした場所であり、娘の出生届は小千谷市役所に出しました。この思い出深い小千谷の地に、1996年12月にオープンした日帰り温泉が「ちぢみの里」です。浴室部分以外でも、食事処やシアタールーム、仮眠室など、充実した施設は魅力的です。
当初は頻回に利用していましたが、その後は利用する機会が減って、たまに利用する程度になり、最後の利用は指定管理者が代わる直前の2023年3月でした。
2023年4月から新しい指定管理者となり、4月19日にリニューアルオープンしました。新たに指定管理者となった関越サービスは、新潟市秋葉区の「花の湯館」や三条市の「さぎの湯」を運営し、系列会社が新潟市西蒲区の「じょんのび館」を運営しています。経営実績は豊富であり、他館と同様に多彩なイベントを開催して、集客増を図っています。
2023年11月2日から、残念ながら利用料金が改定されましたが、昨今の値上げラッシュの中では仕方ないものと思われます。値上げされたとはいえ、魅力的な施設であることには変わりありません。
私は、新しい指定管理者になってからは行っていませんでしたので、そろそろ行ってみようと思っていた矢先、今年の1月下旬に源泉トラブルが発生し、1月25日から沸かし湯での営業となり、現在もそのまま継続しています。沸かし湯営業に伴い、料金は100円引きになっています。
小千谷市は2月上旬より修繕工事に着手しましたが、源泉井戸の損傷が著しく、復旧は困難との結論になったそうです。
温泉水による営業再開には源泉井戸の再掘削が必要であり、2億円以上の費用と20か月の工事期間を要するとのことです。
さらに、開業して30年近くになり、施設・設備の老朽化も進み、今後長期に運営していくための改修や機器の入れ替えに数億円規模を要するとのことです。
小千谷市は、国の補助金や地方債の活用なども考えているようですが、多額な費用が問題となり、現在の利用状況も考え合わせて、このまま温泉施設として継続すべきか、別の用途を考えるべきか検討を進めています。
これに関連して、小千谷市では、市民や利用者を対象としたアンケート調査を、5月末まで実施しています。皆様も是非ご意見をお寄せください。
→ https://logoform.jp/form/zdEy/557463
小千谷市内には、ほかに同様の温泉施設はありませんので、利用者の立場とすれば温泉存続を期待したいところですが、費用の問題がありますので、単純には結論付けられません。いい方向へ向かうことを願うのみです。
同じ時期に源泉トラブルが生じて沸かし湯営業となり、復旧が遅れて現在も沸かし湯営業を継続している新発田市の「百花の里 城山温泉」も気になります。早い復旧を祈りたいと思います。