源泉復活! 「百花の里 城山温泉」
新発田市郊外にある日帰り温泉「百花の里 城山温泉」は、2月初めに源泉ポンプが故障し、急遽沸かし湯営業になりました。
すぐに修理されて復旧するものとばかり思っていたのですが、その後も沸かし湯営業が続きました。
ちょうど同じ時期に源泉トラブルに見舞われた小千谷の「ちぢみの里」は源泉の復旧が困難になりましたので、こちらも深刻な事態になっているのではないかと心配していました。
復旧予定は公式サイトで発表するとのことでしたので、気に掛けてチェックしていました。1度発表された予定が取り消されたりして心配が募りましたが、漸く修理が終わり、5月31日(金)より温泉での営業を再開しました。
4か月近くも沸かし湯営業が続きましたが、源泉が復旧してなによりと思います。待ち焦がれていましたので、早速行って参りました。
すぐに修理されて復旧するものとばかり思っていたのですが、その後も沸かし湯営業が続きました。
ちょうど同じ時期に源泉トラブルに見舞われた小千谷の「ちぢみの里」は源泉の復旧が困難になりましたので、こちらも深刻な事態になっているのではないかと心配していました。
復旧予定は公式サイトで発表するとのことでしたので、気に掛けてチェックしていました。1度発表された予定が取り消されたりして心配が募りましたが、漸く修理が終わり、5月31日(金)より温泉での営業を再開しました。
4か月近くも沸かし湯営業が続きましたが、源泉が復旧してなによりと思います。待ち焦がれていましたので、早速行って参りました。
朝から晴れ渡り、青空が清々しい土曜日の午後、仕事を終えて、 快適なドライブで「百花の里 城山温泉」に到着しました。
いつもは平日の夜ばかりで、昼間の利用は久し振りです。混み合っているかと心配しましたが、駐車場は空いていて、ひと安心しました。
玄関を入りますと源泉復活の案内が掲示されていました。
いつもは平日の夜ばかりで、昼間の利用は久し振りです。混み合っているかと心配しましたが、駐車場は空いていて、ひと安心しました。
玄関を入りますと源泉復活の案内が掲示されていました。
源泉復旧に伴い、6月1日より通常料金だそうです。ということは、復旧初日の5月31日は割引料金のままだったのでしょうか。
下足箱に靴を入れ、鍵とともに受付します。沸かし湯営業の時は600円でしたが、料金は元に戻りました。
入館料は、タオルなしで、大人800円、小人500円ですが、これに燃料調整費として50円が加算されますので、大人850円、小人550円になります。タオルセットは150円、館内着は200円です。
2022年12月から燃料調整費の徴収を始めて、もう1年半にもなるのですから、燃料調整費などという言葉のごまかしではなく、潔く入館料を850円と表記してほしいですね。
今後入館料の値上げはしないけれど、燃料調整費を値上げしてごまかそうという魂胆なんだろうと勘ぐってしまいます。
SDカードやJAFカード等で割引がありますが、私は例によって「温パラ」の割引クーポンを利用して、入館料700円+燃料調整費50円で入館しました。
下足箱に靴を入れ、鍵とともに受付します。沸かし湯営業の時は600円でしたが、料金は元に戻りました。
入館料は、タオルなしで、大人800円、小人500円ですが、これに燃料調整費として50円が加算されますので、大人850円、小人550円になります。タオルセットは150円、館内着は200円です。
2022年12月から燃料調整費の徴収を始めて、もう1年半にもなるのですから、燃料調整費などという言葉のごまかしではなく、潔く入館料を850円と表記してほしいですね。
今後入館料の値上げはしないけれど、燃料調整費を値上げしてごまかそうという魂胆なんだろうと勘ぐってしまいます。
SDカードやJAFカード等で割引がありますが、私は例によって「温パラ」の割引クーポンを利用して、入館料700円+燃料調整費50円で入館しました。
浴室は手前の浴室と奥の浴室とで、週替わりで男女交互で使用されます。二つの浴室は左右対称の配置で、設備や基本構造は同じですが、 奥の浴室は大きな庭園に面していますので、解放感と落ち着きが感じられて好きです。今回の男湯は、私が好きな奥の浴室でした。
脱衣場には木製のロッカーがずらりと並び、狭苦しく感じます。窓からは庭園の緑が見えます。洗面台のドライヤーは昨年10月から有料化されて、5分100円のダイソンのドライヤーが4台あります。
浴室は広々としていて、手前に掛け湯、打たせ湯があり、奥に大浴槽があり、一部にはジェット付きです。
洗い場は、壁際と中央に分散してあり、ちょっと安っぽいボディソープとリンスインシャンプーがあります。故障中の洗い場がありますが、なかなか復旧しません。
さて、大浴槽には無色透明の湯がためられており、注湯口から湯が注がれているほか、浴槽内にも加熱源泉の注入があります。循環式であり、オーバーフローはありません。
湯はほとんど無味ですが、カルキ臭が感じられます。ツルスベ感があって、浴感としては良好です。湯温は高くなく、体感で41℃程度でしょうか。
浴室の窓からは、広い庭園が見渡せて、木々の緑に癒やされます。池の水が抜かれて久しくなりますが、良い眺めです。
タイミング良く浴槽を独り占めして、庭園を眺めながら、ゆったりと湯と語り合いました。
浴室は広々としていて、手前に掛け湯、打たせ湯があり、奥に大浴槽があり、一部にはジェット付きです。
洗い場は、壁際と中央に分散してあり、ちょっと安っぽいボディソープとリンスインシャンプーがあります。故障中の洗い場がありますが、なかなか復旧しません。
さて、大浴槽には無色透明の湯がためられており、注湯口から湯が注がれているほか、浴槽内にも加熱源泉の注入があります。循環式であり、オーバーフローはありません。
湯はほとんど無味ですが、カルキ臭が感じられます。ツルスベ感があって、浴感としては良好です。湯温は高くなく、体感で41℃程度でしょうか。
浴室の窓からは、広い庭園が見渡せて、木々の緑に癒やされます。池の水が抜かれて久しくなりますが、良い眺めです。
タイミング良く浴槽を独り占めして、庭園を眺めながら、ゆったりと湯と語り合いました。
続いては露天風呂へ。岩作りの露天風呂には先客が2人おられましたが、大きめの浴槽ですので、気兼ねなく湯を楽しみました。
露天風呂も循環式であり、注湯口から湯が注がれていますが、オーバーフローはありません。それどころか、湯量が少なく、湯面が通常よりも15cm以上は低くなっていました。源泉を節約しているのでしょうね。
露天風呂も循環式であり、注湯口から湯が注がれていますが、オーバーフローはありません。それどころか、湯量が少なく、湯面が通常よりも15cm以上は低くなっていました。源泉を節約しているのでしょうね。
空いていましたので、サウナも利用しましたが、室温は100℃あって、気持ち良く汗を流し、ととのうことができました。
脱衣場に掲示されている温泉の分析書が、令和5年11月5日付のものになっていました。
源泉名は城山温泉。泉質は含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩温泉(低張性アルカリ性低温泉)。源泉温度 28.5℃(気温16℃)、使用位置 42℃。PH 8.8。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.1>、Na 707.4、K 1.3、NH4 0.7、Mg 0.8、Ca 0.7、Sr 0.1>、Ba 0.1>、Al 0.1>、Mn 0.1>、Fe(II) 0.1>、Fe(III) 0.1>、Cu 0.1>、F2.6、Cl 81.7、Br 0.2、I 0.2>、HS 3.5、S2 0.1>、S2O3 0.1>、HSO4 5.0>、SO4 386.6、HCO3 1004、CO3 38.1、メタケイ酸 20.1、メタホウ酸 2.7、メタ亜ヒ酸 0.1>、遊離CO2 2.1、遊離H2S 0.1> など、ガス性除く成分合計は2369mg/kgです。
入浴に適した温度に保つため加温、衛生管理のため循環ろ過装置を使用、衛生管理のため塩素系薬剤を使用、毎偶数月にレジオネラ属菌の検査を完全実施とのことです。
硫化水素イオンが3.5mg/kgありますので、含硫黄泉に該当しますが、循環された浴槽の湯からは硫黄泉らしさは感じられません。
しかし、ツルスベ感のある湯は気持ち良く、炭酸水素塩泉の魅力が十分に感じられます。
源泉トラブル後も源泉の性状自体には影響はなかったものと推測しますが、実際はどうなんでしょか。久し振りの源泉を十分に味わい、浴室を後にしました。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.1>、Na 707.4、K 1.3、NH4 0.7、Mg 0.8、Ca 0.7、Sr 0.1>、Ba 0.1>、Al 0.1>、Mn 0.1>、Fe(II) 0.1>、Fe(III) 0.1>、Cu 0.1>、F2.6、Cl 81.7、Br 0.2、I 0.2>、HS 3.5、S2 0.1>、S2O3 0.1>、HSO4 5.0>、SO4 386.6、HCO3 1004、CO3 38.1、メタケイ酸 20.1、メタホウ酸 2.7、メタ亜ヒ酸 0.1>、遊離CO2 2.1、遊離H2S 0.1> など、ガス性除く成分合計は2369mg/kgです。
入浴に適した温度に保つため加温、衛生管理のため循環ろ過装置を使用、衛生管理のため塩素系薬剤を使用、毎偶数月にレジオネラ属菌の検査を完全実施とのことです。
硫化水素イオンが3.5mg/kgありますので、含硫黄泉に該当しますが、循環された浴槽の湯からは硫黄泉らしさは感じられません。
しかし、ツルスベ感のある湯は気持ち良く、炭酸水素塩泉の魅力が十分に感じられます。
源泉トラブル後も源泉の性状自体には影響はなかったものと推測しますが、実際はどうなんでしょか。久し振りの源泉を十分に味わい、浴室を後にしました。
湯上がりには、浴室前の休憩所で冷水をいただいてひと休み。
ここから庭園が見渡せます。
この眺めが浴室からも楽しめますので、私は奥の浴室が好きなのです。
この休憩所は狭くて、他の客がおられてリラックスできませんでしたので、2階の食事処兼用の広間に上がりました。
食事の時間から外れていますので、空いていて気分良く休息しました。
窓から見える緑がきれいで、癒やされました。
しばしこの原稿を書きながら休息し、退館しました。
土曜日ですので、これから夕方に向かって混み合ってくるものと思いますが、タイミング良くゆったりできて良かったです。
料金が元に戻ったのは残念ですけれど、源泉が復旧して何よりであり、これからも楽しませていただきたいと思います。