眺め最高! 岩室温泉「めんめん亭わたや」
この期間中に「湯めぐりパスポート」(2回分1200円) が発売されており、参加施設は「ゆもとや」「濱松屋」「穂々-hoho-」「松屋」「わたや」「だいろの湯」の6館です。
パスポートは、参加各旅館の他に「いわむろや」で販売されています。当日の入浴の可否や利用時間は、各施設に確認する必要がありますので、ご利用の際にはご注意下さい。
このパスポートは、通常は立ち寄り入浴できない旅館も利用できるのが魅力です。通常でも立ち寄り湯可能な施設でも、通常料金が「ゆもとや」は1000円、「穂々-hoho-」は1100円ですし、日帰り温泉の「だいろの湯」は990円ですので、2回分で1200円はかなりお得と言えましょう。
これまでも度々利用させていただきましたが、 せっかくの機会ですので、 今年も利用させていただくことにしました。
与えられたルーチンワークを終えて、某所で安価な昼食を摂り、岩室温泉に到着。「いわむろや」 で小休止し、どこを攻めようかと作戦を練り、参加施設に電話を掛けました。
私が一番好きな「松屋」は、浴室の貸し切り利用が原則ですので予約が必要なのですが、今回は混んでいるとのことでしたので断念しました。
このパスポートは、通常は立ち寄り入浴できない旅館も利用できるのが魅力です。通常でも立ち寄り湯可能な施設でも、通常料金が「ゆもとや」は1000円、「穂々-hoho-」は1100円ですし、日帰り温泉の「だいろの湯」は990円ですので、2回分で1200円はかなりお得と言えましょう。
これまでも度々利用させていただきましたが、
与えられたルーチンワークを終えて、某所で安価な昼食を摂り、岩室温泉に到着。「いわむろや」
私が一番好きな「松屋」は、浴室の貸し切り利用が原則ですので予約が必要なのですが、今回は混んでいるとのことでしたので断念しました。
その代わりとして、すぐに利用可能だった「めんめん亭わたや」を利用することにしました。前回利用したのが2019年6月でしたので、5年ぶりになります。
岩室温泉街の道路沿いにある「わたや」に到着。向かいは「富士屋」です。
少し下り坂になった廊下を奥に進み、 エレベーターで最上階の5階に上がりました。エレベーターを降りますと、木彫りの像(良寛?)が迎えてくれます。
脱衣場には、脱衣棚に脱衣籠のほか、貴重品入れもあります。
そして、外には小さな露天風呂があります。
眺めの良さは、5階に展望大浴場がある「富士屋」と並んで、岩室温泉随一と思われます。
さて、「わたや」は「だいろの湯」の姉妹館ということもあり、「 だいろの湯」の3号源泉と岩室温泉の源泉を混合した独自の源泉が使用されています。
供給量が限られる岩室温泉の源泉を補うために、湯量豊富な「 だいろの湯」の3号源泉を混合使用するというのは、岩室温泉本来の魅力を味わうことはできなくなりますが、次善の策としては良いアイデアですね。
供給量が限られる岩室温泉の源泉を補うために、湯量豊富な「
平成27年3月31日付の分析書によりますと、源泉名は、わたやの湯(多宝温泉だいろの湯3号源泉と岩室4号源泉の混合泉)。泉質は、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(等張性アルカリ性温泉)。源泉温度41.0℃。PH 8.5。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.2、Na 2231、K 24.3、NH4 11.6、Mg 5.2、Ca 857.5、Sr 8.63、Ba 2.0、Al 0.02、Mn 0.2、Fe(II) 0.2、F 1.6、Cl 4982、Br 17.0、I 0.6、HS 8.4、S2O3 15.4、SO4 47.3、HCO3 50.7、CO3 6.0、メタケイ酸 34.8、メタホウ酸 64.2、遊離H2S 0.3 など、ガス性除く成分総計は8369mg/kgです。
加水なし、適温に保つため加温、掛け流しを行いながら衛生管理と適温に保つため循環ろ過実施、入浴剤使用なし、衛生管理のため次亜塩素酸ソーダを注入と掲示されていました。
源泉掛け流しの浴槽付きの客室が4部屋あるそうですが、いつか利用してみたいですね。
湯上りには、 浴室前にある給水器で冷水をいただいて喉を潤しました。
ここは独自源泉の魅力のほか、 浴室からの眺めの良さが泉質以上の魅力だと思われます。岩室温泉本来の「黒湯」は楽しめませんが、お勧めの宿です。一度はゆっくりと泊まってみたいですね。