足の裏真っ黒! 岩室温泉「木のぬくもりの宿 濱松屋」
先回「冬妻ほたる祭り」の「湯めぐりパスポート」で「めんめん亭わたや」を利用した記事を載せましたが、その日にもう1回分を利用することにして、「木のぬくもりの宿 濱松屋」に行ってきました。
電話で確認しますと、入浴可能時間は15時~20時までとのことでしたので、15時ちょうどに行きました。前回利用したのは2018年6月でしたので、6年ぶりの利用になります。
「濱松屋」は、岩室温泉街の入り口の「穂々-hoho-」の向かいにある小さな旅館です。以前は通りに面して玄関がありましたが、改装後に裏側に玄関が作られました。
橋のたもとから矢川沿いに奥に進みますと無舗装の駐車場があります。そこから振り返りますと、屋根付きの通路があり、その奥に玄関があります。
「濱松屋」は、岩室温泉街の入り口の「穂々-hoho-」の向かいにある小さな旅館です。以前は通りに面して玄関がありましたが、改装後に裏側に玄関が作られました。
橋のたもとから矢川沿いに奥に進みますと無舗装の駐車場があります。そこから振り返りますと、屋根付きの通路があり、その奥に玄関があります。
玄関を入りますと、正面に花が飾られており、静かな和の空気で満たされていて、落ち着きを感じます。
浴室は男女交互で使用されるようで、前回利用時は奥の狭い浴室でしたが、今回は大きめの手前の浴室でした。
脱衣場には、脱衣棚に脱衣籠。
いろんな温泉に浸かっていると自負している私ですが、このお湯はちょっと気持ち悪く感じられました。
湯はぬるく、注湯口からは源泉が注がれていて、湯面は幾分熱かったですが、底の方はぬるいというより冷たかったです。
冷えた浴槽の湯に、熱い源泉を注ぎ始めたばかりで、浴槽の湯が温まっていない状態と推測されました。
湯面を埋め尽くす不気味な白い粉は、湯がオーバーフローされていない証拠であり、湯のぬるさは、湯がため湯状態であったことを物語っていました。
湯はぬるく、注湯口からは源泉が注がれていて、湯面は幾分熱かったですが、底の方はぬるいというより冷たかったです。
冷えた浴槽の湯に、熱い源泉を注ぎ始めたばかりで、浴槽の湯が温まっていない状態と推測されました。
湯面を埋め尽くす不気味な白い粉は、湯がオーバーフローされていない証拠であり、湯のぬるさは、湯がため湯状態であったことを物語っていました。
暑い日でしたので、ぬるい湯はちょうど良かったとも言えなくもなかったですけれど・・。
浴槽の底には、岩室温泉の新源泉の「黒湯」を象徴する黒い湯花(硫化鉄)が大量に沈殿しており、足の裏や尻は真っ黒になりました。
こすっても黒い色は落ちません。これはこれで私のような温泉好きは喜ぶでしょうが、一般の客には不評かも知れませんね。
令和5年7月28日付の分析書によりますと、源泉名は、岩室4号源泉。泉質は、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性 弱アルカリ性 高温泉)。源泉温度 54.3℃。湧出量 142L/分(動力用湯)。PH 8.0。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.5、Na 3065、K 37.8、NH4 3.8、Mg 7.7、Ca 1015、Sr 10.5、Ba 2.5、Al 0.0、Mn 0.3、Fe(II) 0.2、Fe(III) 0.0、Cu 0.0、Zn 0.0、F 2.6、Cl 6391、Br 21.7、I 2.3、OH 0.0、HS 45.4、S2O3 0.0、HSO4 0.0、SO4 36.0、NO2 0.0、NO3 0.0、HPO4 0.0、HCO3 136.0、CO3 1.8、メタケイ酸 44.5、メタホウ酸 58.9、メタ亜ヒ酸 0.0、遊離CO2 2.6、遊離H2S 5.8 など、ガス性除く成分総計は10880mg/kgです。
湯の使い方についての掲示は見つけられませんでした。おそらくは加熱・循環かと思われます。今回は営業開始直後で、湯を注ぎ始めたばかりで、ぬるくて、オーバーフローもありませんでした。
たまたまタイミングが悪かったものとは思いますが、湯のコンディションが悪くて、ちょっとがっかりでしたので、長居はせずに退室しました。
浴室手前の奥に、緑に囲まれて風情のある貸切露天風呂があるのですが、利用できませんでした。
客室数5部屋という小さな宿ですが、1000坪の敷地に建ち、広大な庭と木々に囲まれた環境は癒やしを与えてくれます。
落ち着いた館内は館名の如く、正に「木のぬくもりの宿」です。世間から逃れ、静かな時間を過ごすには最適な宿だと思います。
間瀬漁港の入札権を岩室温泉で唯一持つ宿で、新潟の老舗料亭「行形亭」で修行を積み上げた会席料理を提供しているとのことです。是非泊まって美味しい料理を味わってみたいですね。
退館した後は、矢川沿いを散策しました。
静かにたたずむ岩室温泉っていいですねえ・・。この素朴さが魅力です。