梅雨空に紫陽花が咲く 「馬下保養センター」
梅雨の真っただ中で、鬱陶しい日々が続いています。こんな日には温泉でさっぱりしたいですね。
とういうことで、今回の温泉は五泉市の馬下温泉「馬下保養センター」です。ここは、ふるさと創生事業の一環として掘削された温泉を利用し、1993年にオープンした五泉市の保養施設です。低料金で利用できるのが魅力で、自炊での宿泊利用もできます。
東日本大震災のときには、福島県から避難してこられた人たちのための避難所として活用されたことも思い出深いです。
かつては食堂も営業していたのですが、営業休止・再開を経て、2020年2月末で営業をやめてしまって現在に至ります。
某所での会議を終えて、疲労回復のために立ち寄ることにしました。これまで何度も記事にしてきましたが、前回紹介したのは4月でしたので、3か月ぶりということでお付き合いください。
国道49号線を会津方面に進んで阿賀野市の安田市街を抜け、阿賀野川の川岸に出たところにある馬下橋で阿賀野川を渡って対岸へ。左に川沿いに行けば咲花温泉ですが、そのまま直進して左折。磐越西線の小さな踏切を渡って、集落の小道を進んで左折。案内板に従って左折し、人気のない坂道を上って行きますと、右手に特別養護老人ホーム「菅名の里」があり、その先の左手の少し下がった所に「馬下保養センター」があります。
阿賀野川に面した高台にありますので、眼下には阿賀野川、その川岸を走る国道49号線、その奥の磐越自動車道が見渡せます。後方の山は、五頭連峰の最南端の宝珠山です。
駐車場周囲にはたくさんの紫陽花が植えられており、梅雨時の今が見頃になっています。
梅雨空で今にも雨が降りそうな空の下、紫陽花の花を楽しんで玄関へと向かいました。
鍵なし下足箱に靴を入れて左手にある受付で料金を払います。
入館料は、大人500円、小人250円、タオルなしです。営業時間は9時~20時、休館日は毎月第4水曜日です。
2019年6月から現在の料金になり、以後値上げされていません。五泉市の公共施設ということで、低料金に抑えられているのはありがたいですね。
10個たまると入湯税の150円で入館できるポイントカードありますが、今回はそれを利用して150円で入館できました。
長い廊下を歩いた先にある浴室に向かいます。
手前が男湯、奥が女湯で固定されています。
脱衣場には脱衣棚に脱衣籠があり、鍵付きロッカーもあります。洗面台には無料のドライヤーがあります。
脱衣場では着衣している先客のほか、脱衣棚には数人分の衣類がありましたので、混雑しているようでした。
浴室に入りますと、5~6人の先客がおられて賑わっていました。大きなガラス窓から見える庭の緑が目に鮮やかでした。
奥の窓際に大浴槽があり、手前の壁際に左右4か所ずつ仕切りなしの洗い場があり、ボディソープ、リンスインシャンプー、固形石鹸があります。
洗い椅子、洗面器は浴室手前に積んであり、各自で洗い場に持っていき、終了後は元に戻すのがここの暗黙のやり方ですので、初めての方はご留意ください。
浴室内には無色透明の湯が満ちていました。注湯口からは大量の湯が注がれていますが、オーバーフローはなく、典型的な循環湯です。
無色透明無味ですが、若干のカルキ臭があります。ツルスベ感はなく、あまり特徴は感じられない湯です。
湯温計は41.7℃を表示していました。先客が水道の蛇口を開けて、せっかくの湯をうめていたのにはがっかりでした。
大きな浴槽に四肢を伸ばして浸かり、窓からの緑を眺めながら、湯と対話しました。特徴のない湯ではありますが、さすがに天然温泉は侮れず、温まりは十分でした。
とういうことで、今回の温泉は五泉市の馬下温泉「馬下保養センター」です。ここは、ふるさと創生事業の一環として掘削された温泉を利用し、1993年にオープンした五泉市の保養施設です。低料金で利用できるのが魅力で、自炊での宿泊利用もできます。
東日本大震災のときには、福島県から避難してこられた人たちのための避難所として活用されたことも思い出深いです。
かつては食堂も営業していたのですが、営業休止・再開を経て、2020年2月末で営業をやめてしまって現在に至ります。
某所での会議を終えて、疲労回復のために立ち寄ることにしました。これまで何度も記事にしてきましたが、前回紹介したのは4月でしたので、3か月ぶりということでお付き合いください。
国道49号線を会津方面に進んで阿賀野市の安田市街を抜け、阿賀野川の川岸に出たところにある馬下橋で阿賀野川を渡って対岸へ。左に川沿いに行けば咲花温泉ですが、そのまま直進して左折。磐越西線の小さな踏切を渡って、集落の小道を進んで左折。案内板に従って左折し、人気のない坂道を上って行きますと、右手に特別養護老人ホーム「菅名の里」があり、その先の左手の少し下がった所に「馬下保養センター」があります。
阿賀野川に面した高台にありますので、眼下には阿賀野川、その川岸を走る国道49号線、その奥の磐越自動車道が見渡せます。後方の山は、五頭連峰の最南端の宝珠山です。
駐車場周囲にはたくさんの紫陽花が植えられており、梅雨時の今が見頃になっています。
梅雨空で今にも雨が降りそうな空の下、紫陽花の花を楽しんで玄関へと向かいました。
鍵なし下足箱に靴を入れて左手にある受付で料金を払います。
入館料は、大人500円、小人250円、タオルなしです。営業時間は9時~20時、休館日は毎月第4水曜日です。
2019年6月から現在の料金になり、以後値上げされていません。五泉市の公共施設ということで、低料金に抑えられているのはありがたいですね。
10個たまると入湯税の150円で入館できるポイントカードありますが、今回はそれを利用して150円で入館できました。
長い廊下を歩いた先にある浴室に向かいます。
手前が男湯、奥が女湯で固定されています。
脱衣場には脱衣棚に脱衣籠があり、鍵付きロッカーもあります。洗面台には無料のドライヤーがあります。
脱衣場では着衣している先客のほか、脱衣棚には数人分の衣類がありましたので、混雑しているようでした。
浴室に入りますと、5~6人の先客がおられて賑わっていました。大きなガラス窓から見える庭の緑が目に鮮やかでした。
奥の窓際に大浴槽があり、手前の壁際に左右4か所ずつ仕切りなしの洗い場があり、ボディソープ、リンスインシャンプー、固形石鹸があります。
洗い椅子、洗面器は浴室手前に積んであり、各自で洗い場に持っていき、終了後は元に戻すのがここの暗黙のやり方ですので、初めての方はご留意ください。
浴室内には無色透明の湯が満ちていました。注湯口からは大量の湯が注がれていますが、オーバーフローはなく、典型的な循環湯です。
無色透明無味ですが、若干のカルキ臭があります。ツルスベ感はなく、あまり特徴は感じられない湯です。
湯温計は41.7℃を表示していました。先客が水道の蛇口を開けて、せっかくの湯をうめていたのにはがっかりでした。
大きな浴槽に四肢を伸ばして浸かり、窓からの緑を眺めながら、湯と対話しました。特徴のない湯ではありますが、さすがに天然温泉は侮れず、温まりは十分でした。
平成27年4月17日付の分析表によりますと、源泉名は、馬下温泉。泉質は、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)、源泉温度 29.2℃、使用位置 42℃です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.4、Na 386.7、K 4.6、NH4 0.7、Mg 2.7、Ca 320.4、Sr 4.3、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.1、Fe(II) 0.3、Cu 0.0、Zn 0.0、F 2.0、Cl 383.2、Br 1.0、I 0.8、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.0、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 1014、HPO4 0.0、HCO3 53.7、CO3 0.0、メタケイ酸 28.5、メタホウ酸 5.4、遊離CO2 0.9、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は2209mg/kgです。
加水なし、入浴に適した温度に保つため加温、温泉資源の保護と衛生管理のため、ろ過装置を使用し循環、入浴剤使用なし、衛生管理のため塩素系消毒剤を使用とのことです。
先客が出て行き、独占入浴のタイミングを狙いましたが、湯に浸かっている間に当方が湯だってしまい、浴室を後にしました。
噴き出る汗を拭きながら、廊下の給水器で水分補給。
休憩用の広間に行きましたら、無人でした。
大広間を独占して、しばしクールダウンしました。
汗が引いたところで退館しましたが、今回はポイントカードがたまって、150円で入浴できて良かったです。
循環湯であり、設備的にも十分とは言えませんが、ワンコインの500円という低料金で利用できるのが何よりの魅力です。
アクセス道路がわかりにくいですが、一度行けば以後問題なく利用できるはずですので、皆様方もご利用ください。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.4、Na 386.7、K 4.6、NH4 0.7、Mg 2.7、Ca 320.4、Sr 4.3、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.1、Fe(II) 0.3、Cu 0.0、Zn 0.0、F 2.0、Cl 383.2、Br 1.0、I 0.8、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.0、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 1014、HPO4 0.0、HCO3 53.7、CO3 0.0、メタケイ酸 28.5、メタホウ酸 5.4、遊離CO2 0.9、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は2209mg/kgです。
加水なし、入浴に適した温度に保つため加温、温泉資源の保護と衛生管理のため、ろ過装置を使用し循環、入浴剤使用なし、衛生管理のため塩素系消毒剤を使用とのことです。
先客が出て行き、独占入浴のタイミングを狙いましたが、湯に浸かっている間に当方が湯だってしまい、浴室を後にしました。
噴き出る汗を拭きながら、廊下の給水器で水分補給。
休憩用の広間に行きましたら、無人でした。
大広間を独占して、しばしクールダウンしました。
汗が引いたところで退館しましたが、今回はポイントカードがたまって、150円で入浴できて良かったです。
循環湯であり、設備的にも十分とは言えませんが、ワンコインの500円という低料金で利用できるのが何よりの魅力です。
アクセス道路がわかりにくいですが、一度行けば以後問題なく利用できるはずですので、皆様方もご利用ください。