隠れた名湯 「越後とちお温泉 おいらこの湯」
長岡市の栃尾地区にある日帰り温泉「越後とちお温泉 おいらこの湯」は、正式名は「高齢者センターとちお」ですが、愛称を公募してこの名前になりました。「おいらこ」とは栃尾地域の方言で「みんなの」とか「俺んち」という意味だそうです。
2012年4月30日にオープンしましたが、オープン前の施設見学会に参加させていただき、無料で入浴したのも懐かしい思い出です。
2012年4月30日にオープンしましたが、オープン前の施設見学会に参加させていただき、無料で入浴したのも懐かしい思い出です。
今回は「森上温泉」訪問のため長岡市の栃尾に来たのですが、せっかくですのでここに立ち寄ることにしました。
国道290号線を栃尾市街から魚沼市方面に南下し、道の駅を過ぎてしばらく進みますと、右手にあります。「いずみ苑前」の交差点の所で、国道を挟んで刈谷田川が流れています。
国道沿いに無料の足湯があるのですが、残念ながらこの日は閉鎖されていました。
この足湯は、源泉掛け流しで、浴室の湯より味わいが深いですので、利用したかったのですが、利用できず残念でした。
駐車場内に源泉井戸の小屋があります。
2005年に掘削された源泉で、地下1050mから湧出しています。
敷地内に湧出する源泉が、そのまま使用されています。
では玄関に向かいましょう。
国道290号線を栃尾市街から魚沼市方面に南下し、道の駅を過ぎてしばらく進みますと、右手にあります。「いずみ苑前」の交差点の所で、国道を挟んで刈谷田川が流れています。
国道沿いに無料の足湯があるのですが、残念ながらこの日は閉鎖されていました。
この足湯は、源泉掛け流しで、浴室の湯より味わいが深いですので、利用したかったのですが、利用できず残念でした。
駐車場内に源泉井戸の小屋があります。
2005年に掘削された源泉で、地下1050mから湧出しています。
敷地内に湧出する源泉が、そのまま使用されています。
では玄関に向かいましょう。
2023年4月に料金改定が行われ、市外料金が新設されました。料金区分が細かくて複雑ですが、長岡市内の高齢者(65歳以上)250円、一般400円、高校生350円、中学生・小学生(12最以上)250円、小学生(12歳未満)200円、就学前は無料、障害者・介助者は250円で、さらに20人以上の場合は団体料金もあります。
市外者は、一般600円、中学生・小学生(12最以上)300円、小学生(12歳未満)250円、就学前は無料、障害者・介助者は250円で、小学生(12歳未満)の場合は200円です。
営業時間は、金・土曜日以外は午前11時~午後8時(入浴:正午~午後7時)で、金・土曜日は午前11時~午後9時(入浴:正午~午後8時)です。休館日は、毎週木曜日と年末年始です。
市外者は、一般600円、中学生・小学生(12最以上)300円、小学生(12歳未満)250円、就学前は無料、障害者・介助者は250円で、小学生(12歳未満)の場合は200円です。
営業時間は、金・土曜日以外は午前11時~午後8時(入浴:正午~午後7時)で、金・土曜日は午前11時~午後9時(入浴:正午~午後8時)です。休館日は、毎週木曜日と年末年始です。
1階には、家族風呂、貸し室、ホールがありますが、家族風呂の利用には予約が必要です。
2階に男女浴室と休憩所がありますが、階段のほかに、 エレベーターもありますので、足腰が弱い人も大丈夫です。
2階に男女浴室と休憩所がありますが、階段のほかに、
浴室内の写真はありませんので、以前のブログをご覧下さい。
浴室に入りますと、掛け湯があり、左に洗い場があります。奥の窓際に温泉の大浴槽、手前に沸かし湯の小浴槽があります。浴槽の縁は木製です。浴室は2階にありますので、ガラス窓からは外が見渡せて、明るく解放感があります。
浴室に入りますと、掛け湯があり、左に洗い場があります。奥の窓際に温泉の大浴槽、手前に沸かし湯の小浴槽があります。浴槽の縁は木製です。浴室は2階にありますので、ガラス窓からは外が見渡せて、明るく解放感があります。
洗い場は、仕切り付きで9か所とシャワーが1か所あり、公共温泉によくある安価なボディソープとリンスインシャンプーが あります。
沸かし湯の小浴槽はジェット付きですが、オーバーフローはありません。これはこれで気持ち良く浸かれます。
温泉の大浴槽の湯は、ほぼ無色透明ながらも塩辛さがあり、石をくり抜いたような注湯口から注がれた湯は、 窓際の浴槽の縁から十分量がオーバーフローされています。湯温計は42.7℃を表示し、温まりは良かったです。
平成26年9月11日付の分析書によりますと、源泉名は、越後とちお温泉。泉質は、ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性弱アルカリ性高温泉)。源泉温度 50.3℃、使用位置 42℃。湧出量 101L/分(動力揚湯)、掘削深度 1050m、ポンプ深度 450m。PH 7.5。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.6、Na 7317、K 44.2、NH4 12.4、Mg 17.9、Ca 25.3、Sr 3.9、Ba 40.7、Al <0.1、Mn <0.1、Fe(II) 1.4、Fe(III) <0.1、Cu <0.1、F 1.3、Cl 10500、Br 39.0、I 2.6、HS <0.1、S <0.1、S2O3 0.2、HSO4 <5.0、SO4 <5.0、HCO3 1083、CO3 2.6、メタケイ酸 41.3、メタホウ酸 51.8、メタ亜ヒ酸 <0.1、遊離CO2 57.4、遊離H2S <0.1 など、ガス性除く成分総計は19190mg/kgです。
加水なし、入浴適した温度を保つため加温あり、入浴剤添加なし、温泉保護と衛生管理のため循環ろ過装置を使用、衛生管理のため塩素系薬剤を使用とのことです。
無色透明の湯は、臭気は感じませんでしたが、強塩泉ですので、自己責任でなめますとかなり塩辛く、軽いツルスベ感があり、浴感は良好です。
加熱・循環ろ過とのことですが、浴槽の縁からのオーバーフローがあって、掛け流し気分で湯を愉しみ、湯と対話できました。
なお、洗い場のシャンプー、ボディソープを排水溝に流すという「いたずら」行為が発生しているとのことです。
悪い輩がいるものですね。
湯上がりには休憩所に移動。
お座敷でこの原稿を書きながら、しばし休憩しました。
窓の下には国道290号が走り、その先には刈谷田川が流れ、絶景というわけではありませんが木々の緑が美しく、癒やしを感じます。
この手の公共施設(高齢者センター)としては珍しく、食事が可能で、生ビールも飲めます。
メニューも豊富で、食事をしながらゆっくりと過ごせそうですが、本来が地元の人のための福祉施設ですので、市外者はそのつもりで利用しましょう。
平成26年9月11日付の分析書によりますと、源泉名は、越後とちお温泉。泉質は、ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性弱アルカリ性高温泉)。源泉温度 50.3℃、使用位置 42℃。湧出量 101L/分(動力揚湯)、掘削深度 1050m、ポンプ深度 450m。PH 7.5。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.6、Na 7317、K 44.2、NH4 12.4、Mg 17.9、Ca 25.3、Sr 3.9、Ba 40.7、Al <0.1、Mn <0.1、Fe(II) 1.4、Fe(III) <0.1、Cu <0.1、F 1.3、Cl 10500、Br 39.0、I 2.6、HS <0.1、S <0.1、S2O3 0.2、HSO4 <5.0、SO4 <5.0、HCO3 1083、CO3 2.6、メタケイ酸 41.3、メタホウ酸 51.8、メタ亜ヒ酸 <0.1、遊離CO2 57.4、遊離H2S <0.1 など、ガス性除く成分総計は19190mg/kgです。
加水なし、入浴適した温度を保つため加温あり、入浴剤添加なし、温泉保護と衛生管理のため循環ろ過装置を使用、衛生管理のため塩素系薬剤を使用とのことです。
無色透明の湯は、臭気は感じませんでしたが、強塩泉ですので、自己責任でなめますとかなり塩辛く、軽いツルスベ感があり、浴感は良好です。
加熱・循環ろ過とのことですが、浴槽の縁からのオーバーフローがあって、掛け流し気分で湯を愉しみ、湯と対話できました。
なお、洗い場のシャンプー、ボディソープを排水溝に流すという「いたずら」行為が発生しているとのことです。
悪い輩がいるものですね。
湯上がりには休憩所に移動。
お座敷でこの原稿を書きながら、しばし休憩しました。
窓の下には国道290号が走り、その先には刈谷田川が流れ、絶景というわけではありませんが木々の緑が美しく、癒やしを感じます。
この手の公共施設(高齢者センター)としては珍しく、食事が可能で、生ビールも飲めます。
メニューも豊富で、食事をしながらゆっくりと過ごせそうですが、本来が地元の人のための福祉施設ですので、市外者はそのつもりで利用しましょう。