お盆くらいは贅沢に 「ヴィネスパ」
新潟市西蒲区の角田山の麓、葡萄畑に囲まれた静かな空間に、「 カーブドッチ・ワイナリー」を中心に、ホテルやレストランなど、様々な施設が点在しています。その中に温泉施設の「ヴィネスパ」 があります。
2009年4月のオープン以来のファンなのですが、 最近は高額料金に恐れをなして、年に数回しか利用していません。
タオルなしで、平日1000円、休日・ 繁忙期1500円という料金は、やはり高額であり、 頼みの綱だった平日夜間割引もこの5月の連休明けから廃止され、ますます利用できなくなってしまいました。
こんなことばかり書いている自分が寂しくなり、 お盆くらいは贅沢に、ということで、今年の3月以来、久しぶりに行って来ました。
山の日の夕方、海岸を通る国道402号線を快適に走り、「 カーブドッチ」への道へと左折しましたが、 入口にあった大きな看板がなくなっていて、 目立たない小さなものになっていました。
駐車場は混雑しており、かなり外れにとめざるを得ませんでした。さすがに人気の施設ですね。
玄関を入るとともに、私のようなジジイを拒絶するようなセレブな雰囲気が迎えてくれます。
券売機で入浴券を購入。
平日でもタオルなしで1000円は高く感じますが、休日料金のタオルなしで1500円は、やはり高いですね。スノーピークだって、タオル付きで1400円(県民割引)ですものねえ・・・
駐車場の混雑から予想されたように、館内は混雑しており、浴室までのロビーの椅子は埋まっていました。賑わって何よりですね。
券売機で入浴券を購入。
平日でもタオルなしで1000円は高く感じますが、休日料金のタオルなしで1500円は、やはり高いですね。スノーピークだって、タオル付きで1400円(県民割引)ですものねえ・・・
駐車場の混雑から予想されたように、館内は混雑しており、浴室までのロビーの椅子は埋まっていました。賑わって何よりですね。
奥の入浴受付へ。
脱衣して、内湯に入りますと、予想通りの賑わいでした。浴室は狭いですので、それほどの人数でなくても混雑しているように感じてしまいます。
空きを見つけて洗身し、大浴槽に浸かりました。次の客が浴槽に入ってくるまでの2~3分の間だけ独り占めできました。
ここは2号源泉が使用されています。無色透明無味無臭の湯ですが、トロトロ・ツルスベ感があり、アルカリ性単純温泉の魅力に溢れています。
浴槽中央の窓際に注湯口があり、浴槽縁から掛け流されているのですが、今回は人の出入りが多いため、オーバーフローはわずかでした。
湯温計は40.7℃を表示。数字的にはぬるめですが、この暑い時期にはちょうど良いですね。
しばし湯と語り合い、無念無想。といきたかったですが、客が入ってきて混雑してきましたので、ほどほどにして露天風呂に移動しました。
まず大浴槽に浸かろうと思いましたが、若者グループが何組かおられ、談笑しておられましたので断念。小露天風呂は、先客が1人だけでしたので、そちらに浸かりました。
ここは1号源泉が使用されています。2か所ある注湯口から源泉が注がれており、奥の方の浴槽の縁の排湯口から掛け流されています。
2号源泉と同様に無色透明無味無臭のアルカリ性単純温泉ですが、2号源泉に比してサラリとした印象があります。
湯温計は40.5℃を表示。手前側の注湯口横が私のお気に入りの場所。混雑することもなく、角田山を眺めながら、ゆっくりと湯と対話しました。
十分に湯を楽しみ、大露天風呂に移動。奥の方では若者グループが賑やかでしたので、手前の屋根の下で、若干の空いたスペースを見つけて、しばし湯に浸かりましたが、ゆったりとはいきませんでした。
ここは内湯と同じ2号源泉ですが、循環式です。注湯口から注がれた湯は、外側の岩の間にある排湯口からオーバーフローされています。
湯温計は39.7℃を表示。ぬるめでしたが、ゆっくり浸かるにはちょうど良いでしょう。
サウナも利用できればと思いましたが、狭いサウナは若者たちで混雑し、あの小さな水風呂にも若者が2人で浸かっていたりと、私が入り込む余地はなさそうでしたので、断念して内湯に戻りました。
再び内湯に浸かりましたが、若者グループがおしゃべりで賑やかでしたので、ゆったりできずに浴室を後にしました。
私にとって浴槽は、心の中で湯と対話する場所であり、友と語り合う場所ではありません。静寂であってほしいと思うのは私くらいでしょうか。
空きを見つけて洗身し、大浴槽に浸かりました。次の客が浴槽に入ってくるまでの2~3分の間だけ独り占めできました。
ここは2号源泉が使用されています。無色透明無味無臭の湯ですが、トロトロ・ツルスベ感があり、アルカリ性単純温泉の魅力に溢れています。
浴槽中央の窓際に注湯口があり、浴槽縁から掛け流されているのですが、今回は人の出入りが多いため、オーバーフローはわずかでした。
湯温計は40.7℃を表示。数字的にはぬるめですが、この暑い時期にはちょうど良いですね。
しばし湯と語り合い、無念無想。といきたかったですが、客が入ってきて混雑してきましたので、ほどほどにして露天風呂に移動しました。
まず大浴槽に浸かろうと思いましたが、若者グループが何組かおられ、談笑しておられましたので断念。小露天風呂は、先客が1人だけでしたので、そちらに浸かりました。
ここは1号源泉が使用されています。2か所ある注湯口から源泉が注がれており、奥の方の浴槽の縁の排湯口から掛け流されています。
2号源泉と同様に無色透明無味無臭のアルカリ性単純温泉ですが、2号源泉に比してサラリとした印象があります。
湯温計は40.5℃を表示。手前側の注湯口横が私のお気に入りの場所。混雑することもなく、角田山を眺めながら、ゆっくりと湯と対話しました。
十分に湯を楽しみ、大露天風呂に移動。奥の方では若者グループが賑やかでしたので、手前の屋根の下で、若干の空いたスペースを見つけて、しばし湯に浸かりましたが、ゆったりとはいきませんでした。
ここは内湯と同じ2号源泉ですが、循環式です。注湯口から注がれた湯は、外側の岩の間にある排湯口からオーバーフローされています。
湯温計は39.7℃を表示。ぬるめでしたが、ゆっくり浸かるにはちょうど良いでしょう。
サウナも利用できればと思いましたが、狭いサウナは若者たちで混雑し、あの小さな水風呂にも若者が2人で浸かっていたりと、私が入り込む余地はなさそうでしたので、断念して内湯に戻りました。
再び内湯に浸かりましたが、若者グループがおしゃべりで賑やかでしたので、ゆったりできずに浴室を後にしました。
私にとって浴槽は、心の中で湯と対話する場所であり、友と語り合う場所ではありません。静寂であってほしいと思うのは私くらいでしょうか。
さて、脱衣場には平成29年9月5日付の分析書が掲示されています。
角田山温泉1号源泉(るりの湯)は、小露天風呂で使用されています。泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)、源泉温度42.7℃、湧出量記載なし、PH 9.0です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Na 192.2、K 3.0、Mg 0.2、Ca 2.5、F 0.9、Cl 55.1、Br 0.2、I 0.2、NO2 0.5、SO4 123.9、HCO3 245.9、CO3 27.0、メタケイ酸 46.3、メタホウ酸 2.1、遊離CO2 0.3 など、ガス性除く成分総計は700mg/kgです。
角田山2号源泉(ひすいの湯)は、内湯と大露天風呂で使用されています。泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)、源泉温度48.0℃、湧出量記載なし、PH 9.0です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Na 258.1、K 2.0、Ca 2.3、F 1.3、Cl 147.1、Br 0.3、I 0.2、NO2 0.2、SO4 187.6、HPO4 0.1、HCO3 152.6、CO3 27.0、メタケイ酸 61.0、メタホウ酸 3.7、遊離CO2 0.1 など、ガス性除く成分総計は844mg/kgです。
1号源泉は、小露天風呂で掛け流しで使用されています。当初はガス性除く成分総計が1379mg/kgのナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉で、アブラ臭も感じられたのですが、その後に濃度が薄くなって塩類泉の基準を満たさなくなり、 アルカリ性単純温泉となりました。2号源泉よりツルスベ感が軽く、さらりとした浴感ですが、十分量が掛け流しされており、鮮度が高く感じられます。
2号源泉は、内湯は掛け流しですが、大露天風呂では循環式で鮮度は落ちるようです。空いているタイミングで、内湯を楽しむのが良いでしょう。
まあ、温泉の楽しみは源泉の鮮度だけではなく、浴槽や眺めも大切ですので、各自の価値観で利用されたら良いでしょう。
湯上がりに、脱衣場にある給水機で飲水しました。以前はプラスチックのコップでしたが、今は紙コップ式になっています。
冷たい水を期待しましたが、生ぬるい水。これは残念ですね。冷水を提供していただきたいものです。
浴室を出て、ロビーの椅子で寛ごうと思いましたが、混雑していて空きはなく、2階に上がってひと休み。
湯上がりの汗はなかなか引かず、汗を拭きながら休み、温泉のパワーを実感しました。
1階に降りて、空いた椅子を見つけて、噴水を見ながらひと休み。
反対側の椅子でもひと休み。夕日に照らされた緑がきれいでした。
今回は、館内がかなり混雑していてゆったりできませんでしたが、たくさんの本に囲まれたラウンジで、本を読みながら1日ゆっくり過ごすのがお勧めです。
角田山温泉1号源泉(るりの湯)は、小露天風呂で使用されています。泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)、源泉温度42.7℃、湧出量記載なし、PH 9.0です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Na 192.2、K 3.0、Mg 0.2、Ca 2.5、F 0.9、Cl 55.1、Br 0.2、I 0.2、NO2 0.5、SO4 123.9、HCO3 245.9、CO3 27.0、メタケイ酸 46.3、メタホウ酸 2.1、遊離CO2 0.3 など、ガス性除く成分総計は700mg/kgです。
角田山2号源泉(ひすいの湯)は、内湯と大露天風呂で使用されています。泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)、源泉温度48.0℃、湧出量記載なし、PH 9.0です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Na 258.1、K 2.0、Ca 2.3、F 1.3、Cl 147.1、Br 0.3、I 0.2、NO2 0.2、SO4 187.6、HPO4 0.1、HCO3 152.6、CO3 27.0、メタケイ酸 61.0、メタホウ酸 3.7、遊離CO2 0.1 など、ガス性除く成分総計は844mg/kgです。
1号源泉は、小露天風呂で掛け流しで使用されています。当初はガス性除く成分総計が1379mg/kgのナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉で、アブラ臭も感じられたのですが、その後に濃度が薄くなって塩類泉の基準を満たさなくなり、
2号源泉は、内湯は掛け流しですが、大露天風呂では循環式で鮮度は落ちるようです。空いているタイミングで、内湯を楽しむのが良いでしょう。
まあ、温泉の楽しみは源泉の鮮度だけではなく、浴槽や眺めも大切ですので、各自の価値観で利用されたら良いでしょう。
湯上がりに、脱衣場にある給水機で飲水しました。以前はプラスチックのコップでしたが、今は紙コップ式になっています。
冷たい水を期待しましたが、生ぬるい水。これは残念ですね。冷水を提供していただきたいものです。
浴室を出て、ロビーの椅子で寛ごうと思いましたが、混雑していて空きはなく、2階に上がってひと休み。
湯上がりの汗はなかなか引かず、汗を拭きながら休み、温泉のパワーを実感しました。
1階に降りて、空いた椅子を見つけて、噴水を見ながらひと休み。
反対側の椅子でもひと休み。夕日に照らされた緑がきれいでした。
今回は、館内がかなり混雑していてゆったりできませんでしたが、たくさんの本に囲まれたラウンジで、本を読みながら1日ゆっくり過ごすのがお勧めです。
そう考えれば1500円も高くないと思いますが、混雑していますとそうもいかないのが残念です。
汗が引いたところで退館しましたが、入れ代わりに入館する人たちも多く、人気の程がうかがわれました。
他の客の会話が漏れ聞こえてきましたが、県外からも多数来られているようでした。
帰り際、駐車場横にネコが寛いでいました。
癒やされますね。前はもっとたくさんのネコが居たように思いましたが、出会えて良かったです。
汗が引いたところで退館しましたが、入れ代わりに入館する人たちも多く、人気の程がうかがわれました。
他の客の会話が漏れ聞こえてきましたが、県外からも多数来られているようでした。
帰り際、駐車場横にネコが寛いでいました。
癒やされますね。前はもっとたくさんのネコが居たように思いましたが、出会えて良かったです。