暑い夏には冷泉風呂 七福温泉「七福荘」
暑い夏には、熱い温泉で汗を流すのも良いですが、ぬるい温泉でさっぱりするのも良いですね。
ということで、今回はその名もズバリ「冷泉風呂」を楽しみに、阿賀町の七福温泉「七福荘」に行ってきました。
毎年夏に「冷泉風呂」に入るために行っており、毎回同じような記事を書いていますが、2023年7月以来、1年ぶりになります。
国道49号線を会津方面に進み、阿賀町の津川市街を過ぎて、常浪川を渡り、案内板に従って右折ます。しばらく進みますと、左手に上川支所があり、その先を左折して、アップダウンのある曲がりくねった県道228号を約8.5km進みますと、3階建ての七名小学校があり、そのすぐ先を右折して、橋を渡りますと、左手に「七福荘」があります。
七名小学校の先にこの看板があります。
深い谷の上に架かる橋を渡ります。
橋の上からは、遙か下を流れる柴倉川が見えますが、下を見ますと吸い込まれるような恐怖を感じます。
橋を渡るとこの看板が迎えてくれます。
七名小学校の先にこの看板があります。
深い谷の上に架かる橋を渡ります。
橋の上からは、遙か下を流れる柴倉川が見えますが、下を見ますと吸い込まれるような恐怖を感じます。
橋を渡るとこの看板が迎えてくれます。
広い駐車場に車をとめて、玄関に進みます。
玄関先には「冷泉風呂」のポスターが貼ってありました。
玄関を入りますと、鍵なしの下足棚がありますので、靴を入れて入館します。
館内に入りますと、すぐ左に受付がありますので、料金を払います。入館料は、タオルなしで、大人500円、小学生300円です。
私は例によって「温パラ」の割引クーポンを利用して、200円引きの300円で入館できました。ありがたいことです。
木造の落ち着いた雰囲気の館内を右に進み、満員の休憩用広間を左に見ながら奥に行きますと、浴室があります。
廊下の先に2つの浴室があり、奥が「幸之湯」、手前が「福之湯」で、男女交互に使用されます。今回の男湯は、私が好きな奥の浴室でした。
2つの浴室で大差はないのですが、奥の浴室の方が、若干広くてゆったり感を感じます。洗い場も、手前の浴室は7か所ですが、奥の浴室は8か所あります。
脱衣場、浴室とも混雑しており、写真はありません。浴室の様子は、2022年8月の訪問時のブログをご覧下さい。また、手前の浴室の様子は、2021年9月のブログをご覧下さい。
脱衣場には、脱衣棚に脱衣籠があり、鍵付き貴重品入れは入り口前にあります。洗面台には無料のドライヤーがあります。
浴室に入りますと、大きなガラス窓で明るく開放感があり、窓からは木々の緑が見えて、気持ち良く感じられます。洗い場と浴槽の間に、観葉植物の鉢が置かれているのは珍しいですね。
窓際に大・小2つの浴槽があり、大浴槽は通常の温浴で、小浴槽が冷泉風呂になっています。
壁際には、仕切りのない洗い場が6か所+2か所で計8か所あり、ボディソープとリンスインシャンプーがあります。
大浴槽には5~6人の客がおられて賑わっていました。洗い場で洗身している間に、入浴できるスペースが空きましたので、湯に浸かりました。
玄関先には「冷泉風呂」のポスターが貼ってありました。
玄関を入りますと、鍵なしの下足棚がありますので、靴を入れて入館します。
館内に入りますと、すぐ左に受付がありますので、料金を払います。入館料は、タオルなしで、大人500円、小学生300円です。
私は例によって「温パラ」の割引クーポンを利用して、200円引きの300円で入館できました。ありがたいことです。
木造の落ち着いた雰囲気の館内を右に進み、満員の休憩用広間を左に見ながら奥に行きますと、浴室があります。
廊下の先に2つの浴室があり、奥が「幸之湯」、手前が「福之湯」で、男女交互に使用されます。今回の男湯は、私が好きな奥の浴室でした。
2つの浴室で大差はないのですが、奥の浴室の方が、若干広くてゆったり感を感じます。洗い場も、手前の浴室は7か所ですが、奥の浴室は8か所あります。
脱衣場、浴室とも混雑しており、写真はありません。浴室の様子は、2022年8月の訪問時のブログをご覧下さい。また、手前の浴室の様子は、2021年9月のブログをご覧下さい。
脱衣場には、脱衣棚に脱衣籠があり、鍵付き貴重品入れは入り口前にあります。洗面台には無料のドライヤーがあります。
浴室に入りますと、大きなガラス窓で明るく開放感があり、窓からは木々の緑が見えて、気持ち良く感じられます。洗い場と浴槽の間に、観葉植物の鉢が置かれているのは珍しいですね。
窓際に大・小2つの浴槽があり、大浴槽は通常の温浴で、小浴槽が冷泉風呂になっています。
壁際には、仕切りのない洗い場が6か所+2か所で計8か所あり、ボディソープとリンスインシャンプーがあります。
大浴槽には5~6人の客がおられて賑わっていました。洗い場で洗身している間に、入浴できるスペースが空きましたので、湯に浸かりました。
無色透明無味の湯は、カルキ臭が漂う循環湯です。湯温は体感で42℃程度でしょうか。特徴のない湯ですが、温まりは良かったです。
小浴槽が空いたタイミングで「冷泉風呂」を楽しみました。大浴槽と同様に、無色透明無味ですが、カルキ臭は感じられませんでした。
冷泉とはいうものの、湯温は体感で25℃程度に感じられ、冷たすぎず、気持ち良く冷泉浴を楽しみました。
大浴槽ー小浴槽を交互に楽しんでいるうちに、浴室内はさらに混み合ってきて、洗い場は順番待ちになるほどでした。
長湯しているのも気が引けましたので、冷泉風呂を楽しんで、さっぱりしたところで退室しました。
なお、毎年指摘していることですが、この分析書には大きな間違いがあります。ガス性除く成分総計が1258mg/kgと記載されていますが、明らかに間違っています。陽イオン、陰イオン、非遊離成分を合計しても649.7mg/kgにしかなりません。1258mg/kgが正しいとするなら、塩類泉の基準を満たしますから、ナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉という泉質名が付くことになります。
硫黄分は温泉を規定する1mg/kgを超えますが、療養泉の基準の2mg/kgはわずかに満たしません。冷泉風呂でも硫黄泉の味わいはなく、加熱・循環された湯は硫黄泉の面影は全くありません。
このように、正直言って、温泉としての味わいは乏しいといわざるを得ませんが、冷泉風呂は気持ち良いですし、浴室の雰囲気、窓からの眺めなど、それなりの魅力は感じられます。
冷泉とはいうものの、湯温は体感で25℃程度に感じられ、冷たすぎず、気持ち良く冷泉浴を楽しみました。
大浴槽ー小浴槽を交互に楽しんでいるうちに、浴室内はさらに混み合ってきて、洗い場は順番待ちになるほどでした。
長湯しているのも気が引けましたので、冷泉風呂を楽しんで、さっぱりしたところで退室しました。
脱衣場には、令和2年1月15日付の分析表が掲示されています。源泉名は、七福の湯。療養泉には該当せず、泉質名は付きませんが、温泉法第2条に規定する総硫黄の項により温泉に該当します。源泉温度は、13.3℃、使用位置 42℃で、PHは、8.6です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.0、Na 178.0、K 1.1、NH4 1.4、Mg 3.5、Ca 8.5、Sr 0.2、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.0、Cu 0.0、Zn 0.0、F 0.6、Cl 12.5、Br 0.0、I 0.0、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.5、S2O3 1.6、SO4 172.6、HPO4 0.0、HCO3 238.0、CO3 3.0、メタケイ酸 22.8、メタホウ酸 0.9、遊離CO2 2.4、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は1258mg/kgとなっています。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.0、Na 178.0、K 1.1、NH4 1.4、Mg 3.5、Ca 8.5、Sr 0.2、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.0、Cu 0.0、Zn 0.0、F 0.6、Cl 12.5、Br 0.0、I 0.0、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.5、S2O3 1.6、SO4 172.6、HPO4 0.0、HCO3 238.0、CO3 3.0、メタケイ酸 22.8、メタホウ酸 0.9、遊離CO2 2.4、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は1258mg/kgとなっています。
加水なし、入浴に適した温度に保つため加温、温泉資源保護と衛生管理のため循環ろ過装置を使用、入浴剤なし、衛生管理のため塩素系薬剤により消毒、浴槽水入れ替えは週1回実施、浴槽清掃は週1回実施、レジオネラ属菌と大腸菌群の検査を年2回実施とのことです。
なお、毎年指摘していることですが、この分析書には大きな間違いがあります。ガス性除く成分総計が1258mg/kgと記載されていますが、明らかに間違っています。陽イオン、陰イオン、非遊離成分を合計しても649.7mg/kgにしかなりません。1258mg/kgが正しいとするなら、塩類泉の基準を満たしますから、ナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉という泉質名が付くことになります。
3年前から指摘しているのですが、施設の人がこのブログを見るはずもなく、こんなことを気にしているのは私くらいでしょうから、次の分析までこのままだろうと思います。
硫黄分は温泉を規定する1mg/kgを超えますが、療養泉の基準の2mg/kgはわずかに満たしません。冷泉風呂でも硫黄泉の味わいはなく、加熱・循環された湯は硫黄泉の面影は全くありません。
このように、正直言って、温泉としての味わいは乏しいといわざるを得ませんが、冷泉風呂は気持ち良いですし、浴室の雰囲気、窓からの眺めなど、それなりの魅力は感じられます。
まあ、温泉の魅力は泉質だけではなく、置かれた環境を含めて、総合的に判断されるべきであり、各個人の価値観にも寄るものと思います。
湯上がりには、広間で休憩しようと思いましたが、満席で空きはなく、ロビーの椅子でひと休みしましたが、ゆったりはできませんでした。
食事処で名物の蕎麦をいただこうと思いましたが、本日の営業は終了とのことで断念しました。
湯上がりには、広間で休憩しようと思いましたが、満席で空きはなく、ロビーの椅子でひと休みしましたが、ゆったりはできませんでした。
食事処で名物の蕎麦をいただこうと思いましたが、本日の営業は終了とのことで断念しました。
今回は混雑していてゆっくりもできず、ほどほどで退館しました。
温泉の泉質としての魅力は別にして、周囲の自然環境は素晴しく、ここくるまでの道中も、ドライブとして気持ち良いものでした。
阿賀町の最奥の温泉と言って良い場所ですが、1本道で迷うことなくたどり着けますので、ドライブがてらにご利用下さい。
阿賀町の最奥の温泉と言って良い場所ですが、1本道で迷うことなくたどり着けますので、ドライブがてらにご利用下さい。