新潟市内最安の100円! 「舞平清掃センター附属休憩所」

 新潟市江南区にある「舞平清掃センター附属休憩所」は、舞平清掃センターの汚泥再生処理工程で発生するメタンガスを熱源として利用した温浴施設で、2004年1月にオープンしました。
 新潟市内の老人福祉施設では、市内の60歳以上は100円で入浴できますが、ここは、一般人でも100円で入浴できる貴重な施設です。
 久しく行っていませんでしたが、先日久しぶりに行ってきました。前回利用したのは2023年1月でしたので、1年半以上のご無沙汰でした。

 新潟市街から信濃川右岸の堤防上を走る県道1号線を南下し、信濃川大橋の交差点を過ぎて少し行きますと、左手の田園風景の中に舞平清掃センターの大きな建物が見えてきます。堤防から降りて、清掃センターを目標に進みますとすぐに到着です。
 もうひとつの道は、県道2号線を信濃川大橋から亀田方面に進み、曽野木中学校前の信号を右折し、道なりに進みますと、左に舞平処理場がありますので、左折して進みます。

DSC_9800.JPG
 いずれの道で行っても、清掃センターの周りには何もありませんので、迷わずにたどり着けるでしょう。
 なお、清掃センターといいますと、ゴミ処理場の煙突を思い浮かべると思いますが、ここはし尿と浄化槽汚泥を処理する施設ですので、煙突はありません。

DSC_9791.JPG
 駐車場に車をとめて、玄関へ向かいます。

DSC_9792.JPG
 玄関前には「営業中」の赤いのぼりが立てられています。

DSC_9793.JPG
 玄関を入って、すぐ左にある券売機で入浴券を買い、直ぐ玄関先にある受付に提出します。

DSC_9799.JPG
 右にある下足棚・下足箱に靴を置入れ、スリッパに履き替えて、奥の浴室に向かいます。

DSC_9795.JPG
 浴室入り口には、コロナ禍で入室制限をしていた名残の、スリッパ置き場の場所指定の枠が、そのまま残っていました。

DSC_9796.JPG
 貸し切りになる場面がありませんでしたので、浴室内の写真はありません。浴室の様子は、以前の記事をご覧ください。

 脱衣場には、コイン返却式のスチールロッカーがあります。洗面台がありますが、ドライヤーはありません。

DSC_9797-crop.JPG
 飲水機がありますが、共用のプラスチックコップがあるだけですので、利用する気にはなりませんでした。

 浴室は、左の窓側に浴槽がひとつ、右の壁際に仕切りなしの洗い場が4か所あり、ボディソープがあります。
 浴槽には、絶えず湯が注がれており、浴槽の縁から十分量がオーバーフローされています。天然温泉ではないものの、水道水の沸かし湯の掛け流しということになりましょう。
 沸かし湯ですので、湯は無色透明無味無臭です。カルキ臭は感じられず、スーパー銭湯の湯よりは気持ち良く浸かれます。
 湯温は40~41℃程度でしょうか。ゆったりと掛け流しの沸かし湯を楽しみました。湯の鮮度は高く、へたな循環湯温泉より気持ち良く湯に浸かれます。

 湯上がりには、浴室の向かいにある広間で休憩しました。

DSC_9798.JPG
 新潟市内で、高齢者以外の一般人でも100円で利用できるのはここだけであり、新潟市内最安の温浴施設と言えるでしょう。
 この低料金ながらも、洗い場にはボディソープがありますし、広間で休憩もできます。そして、温泉ではないものの、掛け流しされていて、湯の鮮度も保たれています。まさに、知る人ぞ知る、お勧めの温浴施設です。