500円はありがたい 「馬下保養センター」
10月になるとともに、一気に秋が深まり、肌寒さも感じるようになりました。こんなときには、やっぱり温泉が欠かせません。
とはいえ、昨今の値上げラッシュの中にあって、気軽の立ち寄り湯するのも大変になりました。こんな中で、500円のワンコインで利用できる温泉は貴重です。
ということで、五泉市の公共温泉の「馬下保養センター」に行ってきました。先回は紫陽花が咲く7月でしたので、3か月ぶりになります。
いつものように、国道49号線から馬下橋で阿賀野川を渡って対岸へ行き、そのまま直進して左折。磐越西線の小さな踏切を渡って、集落の小道を進んで左折し、少し進んでさらに左折して坂道を上って行きますと、右手に特別養護老人ホーム「菅名の里」があり、その先の左手の少し下がった所に「馬下保養センター」があります。
とはいえ、昨今の値上げラッシュの中にあって、気軽の立ち寄り湯するのも大変になりました。こんな中で、500円のワンコインで利用できる温泉は貴重です。
ということで、五泉市の公共温泉の「馬下保養センター」に行ってきました。先回は紫陽花が咲く7月でしたので、3か月ぶりになります。
いつものように、国道49号線から馬下橋で阿賀野川を渡って対岸へ行き、そのまま直進して左折。磐越西線の小さな踏切を渡って、集落の小道を進んで左折し、少し進んでさらに左折して坂道を上って行きますと、右手に特別養護老人ホーム「菅名の里」があり、その先の左手の少し下がった所に「馬下保養センター」があります。
日は短くなり、周囲は真っ暗です。静まり返った駐車場に車をとめますと、玄関の明かりが優しく迎えてくれます。
玄関を入って、左手にある鍵なし下足箱に靴を入れ、左手の受付で入館料を現金払いします。
入館料は、大人500円、小人250円、タオルなしです。営業時間は9時~20時、休館日は毎月第4水曜日です。
10個たまると入湯税の150円で入館できるポイントカードありますが、毎週火曜日はポイント2倍ですのでポイントをためやすいです。
長い廊下を歩いた先に浴室があります。
手前が男湯で、奥が女湯です。
脱衣場に入りますと、脱衣棚に脱衣籠、鍵付き貴重品入れもあります。
洗面台にはドライヤーがあります。
浴室に入りますと、正面の窓際いっぱいに大浴槽があります。外は真っ暗で、何も見えませんが、明るいときは庭が見渡せます。
手前の左右の壁際には、4か所ずつ仕切りなしの洗い場があり、ボディソープ、リンスインシャンプー、固形石鹸があります。
洗い椅子、洗面器は手前に積んでありますので、各自で洗い場に持っていき、終了後は元に戻すのがここの暗黙のルールですので、ご留意ください。
浴室内には最大でも3~4人の客のみで、ゆったりと湯を楽しむことができました。
浴槽には無色透明の湯が満ちています。注湯口からは大量の湯が注がれていますが、循環式ですので、オーバーフローはありません。
自己責任でなめますと、ほぼ無味ですが、スーパー銭湯ほどではありませんが、カルキ臭を感じます。トロトロ感やツルスベ感はなく、特徴の感じられない湯です。
湯温計は41.7℃を表示していました。ほどほどの熱さで、ゆっくりと湯に浸かり、湯と対話しました。特徴のない湯と書きましたが、天然温泉は侮れず、温まりは良好です。
平成27年4月17日付の分析表によりますと、源泉名は、馬下温泉。泉質は、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)、源泉温度 29.2℃、使用位置 42℃です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.4、Na 386.7、K 4.6、NH4 0.7、Mg 2.7、Ca 320.4、Sr 4.3、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.1、Fe(II) 0.3、Cu 0.0、Zn 0.0、F 2.0、Cl 383.2、Br 1.0、I 0.8、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.0、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 1014、HPO4 0.0、HCO3 53.7、CO3 0.0、メタケイ酸 28.5、メタホウ酸 5.4、遊離CO2 0.9、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は2209mg/kgです。
加水なし、入浴に適した温度に保つため加温、温泉資源の保護と衛生管理のため、ろ過装置を使用し循環、入浴剤使用なし、衛生管理のため塩素系消毒剤を使用とのことです。
湯上りには、いつものいように、浴室前の廊下にある給水器で水分補給。
大広間を独り占めして、しばし休息しました。
五泉市の公共施設であり、設備的には乏しいですが、500円で安価に利用できるのが何よりの魅力です。
阿賀野川を眼下に見下ろす高台にあり、初めての人には行きにくい場所にありますが、1度行ってみて道を覚えますと、国道49号線からもすぐですので、立ち寄り湯にも便利です。