月を見ながら露天風呂 ちょっと混んでた「花水」

 仕事帰りのひと風呂。馴染みの温泉を順に巡っていますが、今回は新潟市秋葉区の日帰り温泉「花水」です。先回は8月でしたので、 2か月ぶりです。

 先週の金曜日の夜、仕事を終えて車を走らせ、「花水」に到着しました。平日の夜なので、空いていると思って寄ったのですが、駐車場はかなりの混雑で、少しびっくりしました。連休前の週末の金曜日だったからでしょうか。
 ともあれ、車をとめて、いつものように、観音様にお参り。

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 家内安全を祈願し、暗い駐車場から玄関へと向かいました。

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 玄関を入り、下足箱に靴を入れて受付へ。今回は、以前買っていたタオル付きの回数券がありましたので、それを使って入館しました。

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 早速浴室へ。

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 脱衣して、浴室に入りますと、かなりの混雑で、内湯には7~8人の客が浸かっておられました。うーん、芋洗いだあ・・。

 洗い場も混雑していましたが、空いている場所を見つけて洗身しました。

 いよいよ内湯に浸かろうと思いましたが、いつもの注湯口前は若者2人が占拠しており、手前にも数人の客がおられましたが、隙間を見つけて湯に浸かり、温まりました。
 若干濁りがありましたが、いつもよりツルスベ感が強く、ウナギの湯といっても良いくらいでした。

 混雑していて、ゆったりできませんでしたので、露天風呂に移動しました。
 こちらは、浴槽横のベンチや椅子にたくさんの若者たちがクールダウンしていましたが、露天風呂の浴槽そのものには人はおられず、浴槽は独占できました。
 私が好きな浴槽の奥の右隅で、ゆったりと浸かりました。浴槽内の加熱源泉注入場所で温まり、ふと空を見上げますと、月がきれいに見えました。半月でしたが、眺めていますと、気持ちも和らぎます。
 クールダウンしている人は多かったですが、皆さん無言で、聞こえるのは虫の声のみ。風流ですねえ・・。

 十分に温まって内湯に戻りますと、浴槽は相変わらず賑わっていて、注湯口前での入浴は断念しました。
 サウナもサウナーの皆さんで混雑していて、入り込むのも気が引けましたので、利用はあきらめました。

 内湯にもう一度短時間浸かって、浴室を後にしましたが、今回は大学生らしい若者たちで混雑していました。平均年齢は低く、おそらく私が最高齢だったかも知れません。

 2021年9月10日付の分析表によりますと、源泉名は秋葉温泉。泉質は、含よう素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(高張性中性温泉)で、pH 7.2、源泉温度 41.3℃、使用位置 41.5℃、湧出量 55L/分(掘削自噴)、PH 7.2です。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.4、Na 4586、K 118.2、NH4 33.6、Mg 16.6、Ca 72.4、Sr 0.7、Ba 0.3、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.9、Cu 0.0、Zn 0.0、F 0.8、Cl 5559、Br 26.6、I 12.8、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.5、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 1.4、HPO4 1.0、HCO3 3417.0、CO3 0.0、メタケイ酸 164.3、メタホウ酸 312.2、遊離CO2 361.7、遊離H2S 0.4 など、ガス性除く成分総計は14324mg/kgです。

 温泉資源の保護と高濃度成分のため加水(浴槽内の濃度が8500mg/kg程度になるよう上水で希釈)、入浴に適した温度に保つため加温、衛生管理のため放流式と循環・ろ過式を併用(循環・ろ過をしながら浴槽から溢れ出た分は常に新しい源泉を供給)、入浴剤添加なし、衛生管理のため塩素系薬剤による消毒を実施とのことです。

 希釈されているとは言え、十分に濃厚な湯であり、私が好きな温泉です。ゆったりできれば良かったのですが、いつもより混雑していたのが残念でした。でも、月見風呂も楽しめましたので、満足すべきでしょうね。

 湯上がりにはいつものこれ。

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 濃くて美味しいです。お代わりして喉を潤してひと休み。

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 椅子に座ってもうひと休み。

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 リラックスルームでも休息。

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 この記事を書いている間に時間も過ぎて、あわてて退館しました。

 しょっちゅう来ていますが、飽きることはありません。これからも楽しませていただきたいと思います。