露天風呂を独り占め 値上げ後初の「百花の里 城山温泉」
新発田市郊外にある日帰り温泉「百花の里 城山温泉」は、1998年12月23日のオープン初日に駆け付けつけた思い出のある温泉です。
さっぱりした炭酸水素塩泉が魅力で、時々利用させていただき、その変遷を見守ってきました。
いろんなことがありましたが、今年の2月初めから5月末まで沸かし湯営業していたこともありましたね。このブログでの登場回数も多いのですが、飽きずにお付き合い下さい。
ということで、先日仕事帰りに寄ってきました。前回行ったのは、料金が改定される前の猛暑続きの8月上旬でしたので、3か月ぶりでした。この間に季節は推移し、晩秋から初冬へと向かっています。
日が短くなり、国道290号線からのアクセス道路は真っ暗で、入り口を通り過ごしそうになりました。カーブした坂道を上って「城山温泉」に到着しました。
駐車場に車を駐めて、玄関へ。
玄関を入りますと、値上げについての掲示が目につきました。
下足箱に靴を入れて、鍵とともに受付します。入館料は、9月2日から改定されて、タオルなしで、大人900円、小人600円に値上げされました。2022年12月から加算されていた燃料調整費という意味不明の料金がなくなってわかりやすくなりました。
営業時間は、10時~21時で、最終入館は20時です。定休日は4月より毎週木曜日になっています。
JAFカードなどの提携カードの提示で100円引きになるほか、誕生月の人は200円引きになりますので、是非利用しましょう。
浴室は、週替わりで男女交互で使用されますが、今回の男湯は手前側の浴室でした。二つの浴室は左右対称の配置で、設備や基本構造は同じですが、 奥の浴室は大きな庭園に面していて開放感があり、内湯も広めですが、手前の浴室は若干狭く感じます。景色も制限されますが、夜ですから景色は見えなくても支障ありません。
広くはない脱衣場には、老朽感が否めない木製のロッカーがずらりと並んでいます。洗面台には、2023年10月から導入された、100円で5分の赤いダイソンドライヤーが4台あります。
さっぱりした炭酸水素塩泉が魅力で、時々利用させていただき、その変遷を見守ってきました。
いろんなことがありましたが、今年の2月初めから5月末まで沸かし湯営業していたこともありましたね。このブログでの登場回数も多いのですが、飽きずにお付き合い下さい。
ということで、先日仕事帰りに寄ってきました。前回行ったのは、料金が改定される前の猛暑続きの8月上旬でしたので、3か月ぶりでした。この間に季節は推移し、晩秋から初冬へと向かっています。
日が短くなり、国道290号線からのアクセス道路は真っ暗で、入り口を通り過ごしそうになりました。カーブした坂道を上って「城山温泉」に到着しました。
駐車場に車を駐めて、玄関へ。
玄関を入りますと、値上げについての掲示が目につきました。
下足箱に靴を入れて、鍵とともに受付します。入館料は、9月2日から改定されて、タオルなしで、大人900円、小人600円に値上げされました。2022年12月から加算されていた燃料調整費という意味不明の料金がなくなってわかりやすくなりました。
営業時間は、10時~21時で、最終入館は20時です。定休日は4月より毎週木曜日になっています。
JAFカードなどの提携カードの提示で100円引きになるほか、誕生月の人は200円引きになりますので、是非利用しましょう。
浴室は、週替わりで男女交互で使用されますが、今回の男湯は手前側の浴室でした。二つの浴室は左右対称の配置で、設備や基本構造は同じですが、
広くはない脱衣場には、老朽感が否めない木製のロッカーがずらりと並んでいます。洗面台には、2023年10月から導入された、100円で5分の赤いダイソンドライヤーが4台あります。
浴室に入りますと、正面に掛け湯(かぶり湯)、 左に仕切り付の洗い場が、壁際に9ヵ所、 中央に4ヵ所ほ計13ヵ所あり、ボディソープ、 リンスインシャンプーがあります。
右には、打たせ湯があり、奥に浴槽があり、 右側にはジェット付です。中央には島状の部分が2ヵ所あります。当初はなかったのですが、後から作られました。 源泉の節約でしょうか。
浴槽には無色透明の湯が満ちていて、 注湯口からは大量の湯が注がれていますが、 オーバーフローはなく、循環されています。湯温はぬるめで、40~41℃程度で、この時期になりますと、 少し物足りなません。浴槽内に加熱源泉の注入場所がありますので、そこで背中炙りをして温まりました。
露天風呂に移動しますと、無人で、浴槽を独り占めできました。湯温は内湯同様にぬるめでしたので、ここでも浴槽内の加熱源泉注入場所で温まりました。
源泉の節約のためか、オープン当初よりは湯面が低くなっており、 かつてオーバーフローがあった頃より湯面は15cmほど下です。かつての湯面の線が、周囲の石に刻まれていて、寂しさとともに良き時代を思い起こしました。
お湯がぬるめでしたので、サウナも利用して汗を流そうと思いましたが、常連さんで 混雑していましたので、今回は断念しました。
内湯に戻り、少し楽しもうと思いましたが、 若者グループが賑やかに談笑していましたので、長居はせずに退散しました、
令和5年11月5日付の分析書によりますと、源泉名は、城山温泉。泉質は、含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩温泉(低張性アルカリ性低温泉)。源泉温度 28.5℃(気温16℃)、使用位置 42℃。PH 8.8。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.1>、Na 707.4、K 1.3、NH4 0.7、Mg 0.8、Ca 0.7、Sr 0.1>、Ba 0.1>、Al 0.1>、Mn 0.1>、Fe(II) 0.1>、Fe(III) 0.1>、Cu 0.1>、F2.6、Cl 81.7、Br 0.2、I 0.2>、HS 3.5、S2 0.1>、S2O3 0.1>、HSO4 5.0>、SO4 386.6、HCO3 1004、CO3 38.1、メタケイ酸 20.1、メタホウ酸 2.7、メタ亜ヒ酸 0.1>、遊離CO2 2.1、遊離H2S 0.1> など、ガス性除く成分合計は2369mg/kgです。
入浴に適した温度に保つため加温、衛生管理のため循環ろ過装置を使用、衛生管理のため塩素系薬剤を使用、毎偶数月にレジオネラ属菌の検査を完全実施とのことです。
硫化水素イオンが3.5mg/kgありますので、含硫黄泉に該当しますが、循環された浴槽の湯からは硫黄泉らしさは全く感じられません。
典型的な循環湯であり、泉質的な魅力は失われてはいますが、炭酸水素塩泉の面影を感じることはできて、湯上りのさっぱり感は魅力です。
湯上りには、浴室前の休憩所でひと休み。
夜も更けたところで退館し、真っ暗な道路を下って国道290号線に出て、家へと向かいました。
入浴に適した温度に保つため加温、衛生管理のため循環ろ過装置を使用、衛生管理のため塩素系薬剤を使用、毎偶数月にレジオネラ属菌の検査を完全実施とのことです。
硫化水素イオンが3.5mg/kgありますので、含硫黄泉に該当しますが、循環された浴槽の湯からは硫黄泉らしさは全く感じられません。
典型的な循環湯であり、泉質的な魅力は失われてはいますが、炭酸水素塩泉の面影を感じることはできて、湯上りのさっぱり感は魅力です。
湯上りには、浴室前の休憩所でひと休み。
夜も更けたところで退館し、真っ暗な道路を下って国道290号線に出て、家へと向かいました。