夜明けとともに露天風呂 「極楽湯 槇尾店」

 新潟市西区にある「極楽湯 槇尾店」では、8月から土曜・日曜は朝6時開店で、朝風呂を楽しめます。夏だけの期間限定かと思いましたが、好評のため期間が延長され、11月も開催されています。
 ということで、眠れぬ夜を過ごした休日の朝、朝湯を楽しんで気分転換を図ることにして、「極楽湯 槇尾店」に出かけました。
 夜明け前に家を出て「極楽湯 槇尾店」に到着。開店までにはまだ時間がありましたが、駐車場には数台の車がありました。

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 6時開店ですので、時間を見繕って2~3分前に玄関に行きますと、すでに先客が1人おられました。私が2番でしたが、すぐに私の後ろには2~3人が並んで列を作りました。
 玄関先には、10月26日から新潟県内のサウナ施設で開催中のサウナイベント「サどころ新潟 豊蒸祭」ののぼりが立てられいました。

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 店の人が玄関の鍵を開けるとともに、徒競走のスタートを切るように、待ち構えていた客が一斉に入館しました。

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 下足箱に靴を入れ、鍵は自分で保管するのが他店とは異なる「槇尾店」だけのルールです。館内に入り、受付へと急ぎました。

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 入館料は、平日800円で、土日祝日は850円、タオルセットは400円と高額ですので、タオルは持参しましょう。回数券は10枚で7300円で、土日祝日も使えますので、回数券の利用をお勧めします。
 私がポイントカードと回数券を取り出すのに手間取っている間に、先を越されて、脱衣場に入るのは3番目になりました。まあ、そこまで急ぐこともないのですけれど、先を越されると悔しいものです。

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 大急ぎで脱衣して浴室に入り、洗い場で軽く身体を流して浴槽へ。先客の一人は大浴槽に浸かり、他の客はサウナへ直行しておられましたので、大浴槽に軽く浸かった後に露天風呂に移動し、各浴槽をさっと浸かって、各浴槽の1番湯を果たしました。だからどうだということは全くないのですが、単なる自己満足です。

 各浴槽をひと巡りして、壺湯(美泡風呂)に浸かって、カルキ臭に耐えながら次第に明けゆく空を眺めていました。気持ちいいですねえ・・。天然温泉なら最高なんですが、文句は言えません。

 内湯に戻ってサウナへ。まだ空いていて、ゆったり汗を流しました。水風呂は使用せず、冷水のシャワーを浴びて、外の椅子に座ってクールダウン。
 そして、寝転び湯でひと休み。冷たい金属パイプの枕に頭を載せて、晴れ渡った空を眺めていますと、どんどんと意識は薄れて、うつらうつら。束の間ながら頭は空になり、至福のひとときを過ごしました。
 その後はもう一度高濃度人工炭酸泉に浸かって心身を癒やし、内湯に戻って、各種マッサージ風呂を楽しみました。

 洗い場でクールタイプのボディソープ、シャンプーでもう一度洗身しましたが、ここの洗い場にはRefaの高級シャワーヘッドが8か所もあるのは良いですね。

 7時を回り、次第に朝湯客が増えてきたところで浴室を後にしましたが、なかなかの人気のようで、客足は途絶えませんでした。6時からの朝湯は需要は多いようであり、十分に利益は出るものと思います。

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 湯上がりには、無人の広間で休憩。大広間を独り占めというのも良い気分でした。

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 なんだかんだ言っても、遠くの名湯に行くより、近くのスーパー銭湯は便利であり、スーパー銭湯ならではの魅力もあります。夜明けとともにいただく一番湯は気分爽快です。
 皆様方も是非ご利用下さることをお勧めしますが、土日だけで、祝日はやっていませんので、ご注意下さい。