晩秋の奥阿賀 かのせ温泉「赤湯」を楽しむ
先日、阿賀町での仕事があり、せっかくですので、 仕事が終わった後に阿賀町の温泉を楽しむことにしました。どこに行くか思案しましたが、かのせ温泉「赤湯」 に立ち寄り湯して来ました。今年の8月以来ですので、3か月ぶりでした。
津川市街から常浪川を渡ってトンネルを抜け、廃墟が見苦しい麒麟山温泉を通過し、阿賀野川を渡ります。紅葉で赤く染まった山々を眺めながら、快適に車を進め、角神温泉へ行く手前で左折し、坂道を上りますと「赤湯」 に到着です。
木の香漂う館内を奥に進みますと、浴室があります。
右が女湯、左が男湯です。
脱衣場入り口に営業開始時の湯温が掲示されています。
脱衣場には、脱棚に脱衣籠。洗面台には無料のドライヤーがあります。
先客と入れ替わりに内湯に入りますと、正面に2つに仕切られた浴槽があり、注湯口のある右側は超高温です。
壁際には仕切りなしの洗い場があり、ボディソープ、リンスインシャンプーがあります。
洗身して内湯に浸かりました。まずは左側のぬるめの浴槽です。ぬるめとはいえ、右側の熱い浴槽に比較しての話ですので、客観的にはかなりの高温です。
茶褐色に混濁した湯は、極わずかの塩味・鉄味がありますが、ほぼ無臭です。湯温は体感で44℃程度でしょうか。熱めではありましたが、じっくりと湯を楽しみました。
内湯には他に客はいませんでしたので、右側の高温浴槽にチャレンジすることにしました。足を入れてみますと、湯面は高温で、とても浸かれる温度ではなく、すぐに足を引っ込めました。
そこで、湯かき棒で湯を攪拌して「湯もみ」をしました。表面の温度が緩和されましたので、このタイミングを逃さず湯に浸かりました。
しかし、注湯口からは高温の湯が絶えず供給されていますので、湯面の温度はどんどんと上がって、10秒程度で降参してしまいました。
まあ、我慢大会ではないですから、無理することはありません。決して健康的とは言えませんので・・。
その後は露天風呂に移動しました。外の壁がないだけで、屋根がありますし、横壁もありますので、露天風呂という表現は適切ではないかもしれません。
ここには先客が浴槽横で涼んでおられました。湯温は42℃程度の適温で、我慢することなく、ゆったりと湯と対話することができました。
熱い湯ですので、泉質がどうのと議論する以前に、強制的に体は温まります。新潟県内で熱い温泉と言えば、塩の湯温泉の「サンセット中条」とこの「赤湯」は双璧でしょう。内湯に露天風呂と、十分に楽しみ、浴室を後にしました。
平成27年2月13日付の分析書によりますと、源泉名は、鹿瀬温泉1号。泉質は、ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性中性高温泉)、源泉温度 59.4℃、湧出量 234L/分(動力揚湯)、PH 6.4 です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成27年2月13日付)は、Li 0.5,Na 790.5、K 36.4、NH4 1.6、Mg 36.2、Ca 269.5、Sr 4.9、Ba 0.0、AL 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 2.8、Cu 0.0、Zn 0.0、F 2.8、Cl 354.9、Br 1.7、I 0.4、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.0、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 1379、H2PO4 0.0、HCO3 678.5、メタケイ酸 57.3、メタホウ酸 6.6、遊離CO2 453.1、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は3623mg/kgです。
加水なし、加温なし、循環・濾過なし、入浴剤なし、衛生管理のため塩素系薬剤による消毒あり、浴槽の換水・清掃は毎日実施、レジオネラと大腸菌群の検査は年1回以上実施とのことです。
源泉100%の掛け流しを楽しめるのが何よりの魅力です。源泉は高温ですので、熱い湯が好きな人にはお勧めの温泉です。
湯上りには、浴室の向かいの休憩所で休もうと思いましたが、かなりの混雑でしたので、断念して、2階の食事処に向かいました。
今回いただいたのは、チャーシュー麺(1000円)です。
まずまずの美味しさでしたが、チャーシューが少し塩辛かったです。
お腹を満たしたところで退館し、紅葉を愛でながら坂道を下りました。途中鹿瀬ダムを見学。
紅葉の山々をバックに巨大なダムが雄姿を誇り、阿賀野川が曲線を描いて流れていきます。この眺めは雄大で好きです。
静かな自然の中にたたずむ温泉は個性に溢れ、魅力たっぷりです。阿賀町に来られた際には、是非立ち寄られることをお勧めします。
脱衣場入り口に営業開始時の湯温が掲示されています。
脱衣場には、脱棚に脱衣籠。洗面台には無料のドライヤーがあります。
先客と入れ替わりに内湯に入りますと、正面に2つに仕切られた浴槽があり、注湯口のある右側は超高温です。
壁際には仕切りなしの洗い場があり、ボディソープ、リンスインシャンプーがあります。
洗身して内湯に浸かりました。まずは左側のぬるめの浴槽です。ぬるめとはいえ、右側の熱い浴槽に比較しての話ですので、客観的にはかなりの高温です。
茶褐色に混濁した湯は、極わずかの塩味・鉄味がありますが、ほぼ無臭です。湯温は体感で44℃程度でしょうか。熱めではありましたが、じっくりと湯を楽しみました。
内湯には他に客はいませんでしたので、右側の高温浴槽にチャレンジすることにしました。足を入れてみますと、湯面は高温で、とても浸かれる温度ではなく、すぐに足を引っ込めました。
そこで、湯かき棒で湯を攪拌して「湯もみ」をしました。表面の温度が緩和されましたので、このタイミングを逃さず湯に浸かりました。
しかし、注湯口からは高温の湯が絶えず供給されていますので、湯面の温度はどんどんと上がって、10秒程度で降参してしまいました。
まあ、我慢大会ではないですから、無理することはありません。決して健康的とは言えませんので・・。
その後は露天風呂に移動しました。外の壁がないだけで、屋根がありますし、横壁もありますので、露天風呂という表現は適切ではないかもしれません。
ここには先客が浴槽横で涼んでおられました。湯温は42℃程度の適温で、我慢することなく、ゆったりと湯と対話することができました。
熱い湯ですので、泉質がどうのと議論する以前に、強制的に体は温まります。新潟県内で熱い温泉と言えば、塩の湯温泉の「サンセット中条」とこの「赤湯」は双璧でしょう。内湯に露天風呂と、十分に楽しみ、浴室を後にしました。
平成27年2月13日付の分析書によりますと、源泉名は、鹿瀬温泉1号。泉質は、ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性中性高温泉)、源泉温度 59.4℃、湧出量 234L/分(動力揚湯)、PH 6.4 です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成27年2月13日付)は、Li 0.5,Na 790.5、K 36.4、NH4 1.6、Mg 36.2、Ca 269.5、Sr 4.9、Ba 0.0、AL 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 2.8、Cu 0.0、Zn 0.0、F 2.8、Cl 354.9、Br 1.7、I 0.4、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.0、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 1379、H2PO4 0.0、HCO3 678.5、メタケイ酸 57.3、メタホウ酸 6.6、遊離CO2 453.1、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は3623mg/kgです。
加水なし、加温なし、循環・濾過なし、入浴剤なし、衛生管理のため塩素系薬剤による消毒あり、浴槽の換水・清掃は毎日実施、レジオネラと大腸菌群の検査は年1回以上実施とのことです。
源泉100%の掛け流しを楽しめるのが何よりの魅力です。源泉は高温ですので、熱い湯が好きな人にはお勧めの温泉です。
湯上りには、浴室の向かいの休憩所で休もうと思いましたが、かなりの混雑でしたので、断念して、2階の食事処に向かいました。
今回いただいたのは、チャーシュー麺(1000円)です。
まずまずの美味しさでしたが、チャーシューが少し塩辛かったです。
お腹を満たしたところで退館し、紅葉を愛でながら坂道を下りました。途中鹿瀬ダムを見学。
紅葉の山々をバックに巨大なダムが雄姿を誇り、阿賀野川が曲線を描いて流れていきます。この眺めは雄大で好きです。
静かな自然の中にたたずむ温泉は個性に溢れ、魅力たっぷりです。阿賀町に来られた際には、是非立ち寄られることをお勧めします。