イイフロの日には 「花水」

 11月26日は、語呂合わせで、年に1回の「イイフロ」の日でした。これに合わせて、イベントを開催しているところが多くあり、せっかくですので、イベント実施施設を利用することにしました。
 近隣の温泉では、五泉市の「さくらんど温泉」のポイント4倍+抽選会が気になりましたが、距離と時間を勘案し、今回はポイント3倍の新潟市秋葉区の「花水」にしました。
 なんだかんだで毎月のように行っていて、10月にも利用したばかりで、記事にするのもはばかれましたが、ちょっとだけお付き合いください。

 仕事を終えて、強風が吹き荒れ、横殴りの雨が降る中に車を進めて「花水」に到着しました。いつものように入館前に観音様にお参りしました。

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 観音様のすぐ前に車をとめている方がおられました。止めるなとは言えませんが、普通この場所は避けるんですけれど・・。

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 小雨降る中に玄関へと向かいました。

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 玄関の中に入りますと、ポイント3倍の掲示が出ていました。

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 下足箱に靴を入れて、受付へ。

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 入館料は、大人910円、小人400円、レンタルタオル200円、館内着160円ですが、平日夜割の780円で利用しました。メンバーズカードに、ありがたくスタンプを3個押してもらいました。

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 館内を奥に進んで浴室へ。

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 脱衣場に入りますと、すでに混み合っていました。脱衣して浴室に入りますと、平日夜にしては異常に混んでいました。

 洗い場も混雑していましたが、奥に空きを見つけて洗身しました。洗い場は仕切り付きで、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーがあります。

 洗い終わって、内湯大浴槽に行きますと、20人ほどの先客が、浴槽の両側と、奥の注湯口前にズラリと並んでおられ、壮観な眺めでした。これほどの混雑はなかなかありませんので、感動的でした。「イイフロ」の日に合わせて来られた客が多いのでしょうか。
 先客が1人出られたタイミングで、その空いた場所に浸かりました。湯温はせいぜい41℃程度で、熱くはありません。トロトロ・ツルスベの湯は、いつもより濃厚に感じられ、混雑を除けば気持ち良く浸かれました。
 とはいえ、お気に入りの注湯口前で浸かれませんでしたし、リラックス気分にはなれませんでしたので、早々に浴槽を出て、露天風呂に移動しました。

 幸い露天風呂は空いていて、2~3人の客のみで、私が好きな浴槽の一番奥の場所は無人で、ゆったりと浸かれました。
 内湯より熱めで、41~42℃程度で、浴槽内の加熱源泉注入場所で背中炙りをして温まりました。 
 内湯同様に、無色透明ながら、トロトロ・ツルスベが強く、芳香が漂う湯は個性的であり、十分に満足できました。
 強風が吹き荒れ、露天風呂を囲む塀が、ギシギシと音を立てており、倒れてしまうんでないかと心配しました。

 露天風呂を楽しみ、内湯に戻り、ガラス窓からサウナを覗いてみましたが、びっしりと隙間なく並ぶ客たちに圧倒されて、サウナは断念しました。
 温泉ではないメディテーションバスは用なしですので、大浴槽に空きを見つけて再び楽しみました。
 注湯口前が空いたところで急いで移動して、身体に注湯された源泉を受け止めて、再度温まりました。

 2021年9月10日付の分析表によりますと、源泉名は秋葉温泉。泉質は、含よう素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(高張性中性温泉)で、pH 7.2、源泉温度 41.3℃、使用位置 41.5℃、湧出量 55L/分(掘削自噴)、PH 7.2です。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.4、Na 4586、K 118.2、NH4 33.6、Mg 16.6、Ca 72.4、Sr 0.7、Ba 0.3、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.9、Cu 0.0、Zn 0.0、F 0.8、Cl 5559、Br 26.6、I 12.8、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.5、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 1.4、HPO4 1.0、HCO3 3417.0、CO3 0.0、メタケイ酸 164.3、メタホウ酸 312.2、遊離CO2 361.7、遊離H2S 0.4 など、ガス性除く成分総計は14324mg/kgです。

 温泉資源の保護と高濃度成分のため加水(浴槽内の濃度が8500mg/kg程度になるよう上水で希釈)、入浴に適した温度に保つため加温、衛生管理のため放流式と循環・ろ過式を併用(循環・ろ過をしながら浴槽から溢れ出た分は常に新しい源泉を供給)、入浴剤添加なし、衛生管理のため塩素系薬剤による消毒を実施とのことです。

 以前も源泉の濃さを実感しましたが、今回も濃いめに感じました。どうしてか不明ですが、加水・希釈の程度が違うのでしょうか?

 噴き出る汗を拭きながら、入浴後には、いつものこれ。ここのお茶は、茶葉が漂い、濃くて美味しいです。

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 この給茶機の隣に「豊蒸祭」のスタンプが置いてあるのですが、スタンプカードにスタンプを押している人が何人かおられました。
 サウナ目的に来られている人も多いようですね。サウナーの皆さんは楽しまれましたでしょうか。

 お茶をいただいで広間で休憩しましたが、ここも賑わっていました。

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 リラックスルームに移動して、もうひと休み。

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 夜も更けたところで退館しました。小雨降る中に車へと駆け足し、風雨が吹き荒れる中に自宅へと車を進めました。

 平日の夜ながら、かなりの混雑で、その分リラックスはできませんでしたが、濃厚な湯は満足度が高く感じられました。スタンプも3個もらいましたし、良しとしましょう。