正月休みに無料入浴「じょんのび館」: 新潟つれづれ日記

2025年01月02日

正月休みに無料入浴「じょんのび館」

下越の温泉

　正月2日の夕方、ひとふろ風呂浴びることにして、新潟市西蒲区の「じょんのび館」に行ってきました。

　1年でも最も混雑が予想される期間で、このような混雑予想も出ていました。

　どうしようかと思案しましたが、日中の客が帰る頃を狙って、17時過ぎに行きました。

　冷たい雨が降る中に「じょんのび館」に到着。駐車場は空きは乏しく、外れにとめて、小雨降る中、小走りして玄関に向かいました。

　玄関を入りますと、いつも通りに雑然としていましたが、心なしか華やいだ空気感を感じました。

　右手の下足箱の空きはわずかのみで、この列に空きは皆無。

　別の列に空きを見つけて靴を入れて受付へ。

　券売機で入浴券を購入。入館料は、大人880円、小人400円、幼児無料、タオルセット250円です。館内着は100円でしたが、1月1日から200円になりました。

　私は「温パラ」を利用して、無料になりました。ありがたいことです。

　館内は混雑しており、休憩場所には客で溢れていましたが、いつもの休日とは異なって、緑色の館内着の客が多かったです。1日ゆっくりと過ごしている人が多いのでしょうね。

　混雑したロビーを抜けて浴室へ。左が洋風の「平家蛍の湯」、右が和風の「源氏蛍の湯」で、男女交互で使用されますが、この日の男湯は右の「源氏蛍の湯」でした。男女とも暖簾が新しくなっていました。

　浴室内は混雑してはいたものの、それほどではなく、入浴を終えて館内で休んでいる人の方が多いものと推測されました。

　薄暗い浴室内は、もうもうとした湯気が充満していて視界が不良。それが落ち着いた雰囲気を醸し出していました。

　大浴槽の手前側は混雑していましたが、奥の岩がある部分は空いていて、注湯口の横でゆったりと湯に浸かることができました。

　無色透明な湯は循環式で、若干のカルキ臭を感じます。湯温は41℃程度でしたが、一般的には程良い温度でしょう。

　混雑した日でしたので、朝からどれだけの人が浸かったかわからず、湯はかなり劣化しているはずですが、深く考えずに湯を楽しみました。

　37段の階段を降りて露天風呂へ。寒い時期に裸で移動するのは、決して健康的とは言えませんので、ご注意下さい。

　寒い中降りて行く人は少ないようで露天風呂は空いていました。先客は二人のみで、ゆったりできました。湯温は40.6℃と表示。小雨が降っていましたので、屋根のある部分で浸かりました。

　内湯に戻りますと、混雑はかなり少なくなっていました。「源氏蛍の湯」には、内湯のサウナの他に、別棟の「森のサウナ」があり、サウナーの皆さんに人気になっています。

　覗いてみましたら空いていましたので、利用させていただきました。他の客がロウリュしてくれて、熱気が室内に充満し、汗をたっぷり流しました。この日は熱波師によるアウフグースも行われたのですが、時間帯が合いませんでした。

　水風呂も充実していますが、健康に自信のない私は、内湯の不感温度（36.8℃と表示）に設定された円形浴槽でクールダウンしました。

　多彩な浴槽に充実したサウナ。循環湯ではありますが、魅力ある温泉には違いありません。

　令和3年3月12日付の分析書によりますと、源泉名は、福寿温泉。泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉（低張性アルカリ性高温泉）。源泉温度 46.8℃、PH 9.0 です。
　主な成分（イオン濃度：mg/kg）は、Li 6.9、Na 822.8、K 42.2、NH4 1.9、Mg 0.6、Ca 474.7、Sr 1.7、Ba 0.2、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.0、Fe(III) 0.0、Cu 0.0、An 0.0、F 0.6、Cl 2061、Br 8.9、I 0.9、OH 0.2、HS 0.4、S2O3 0.0、HSO4 0.0、SO4 130.1、NO2 0.0、NO3 0.0、HPO4 4.3、HCO3 15.9、CO3 4.4、メタケイ酸 26.4、メタホウ酸 10.1、メタ亜ひ酸 0.0、遊離CO2 0.0、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は3615mg/kgです。
　入浴に適した温度にするため泉温が高い夏季には加水あり、ほかは入浴に適した温度にするため加温あり、温泉資源保護と衛生管理のため循環ろ過装置を使用、イベント時のみジャグジー風呂・丸太風呂は入浴剤を使用することあり、衛生管理のため次亜塩素酸ナトリウム液（有効塩素12％以上）をタイマーで自動注入して消毒を行っているとのことです。

　たっぷりと湯を楽しんで、浴室を後にしましたが、館内の混雑はかなり解消されていました。浴室前のソファでひと休み。