久し振りに・・ 「ヴィネスパ」
新潟市西蒲区の角田山の麓、カーブドッチ内にある温泉施設「ヴィネスパ」は、2009年4月の開業当初からのファンであり、その変遷を見守ってきました。過去記事を検索しますと山ほど出てきますので、ご覧いただけましたら幸いです。
当初は朝6時から500円という朝湯をやっていて、毎週日曜日は夜明けとともに朝湯を楽しんでいましたが、2013年7月でその朝湯がなくなって足が遠のいてしまいました。
当初は朝6時から500円という朝湯をやっていて、毎週日曜日は夜明けとともに朝湯を楽しんでいましたが、2013年7月でその朝湯がなくなって足が遠のいてしまいました。
そして、2022年3月1日に、ブックラウンジを併設した温泉施設としてリニューアルオープンしました。
その後料金が値上げされ、平日は1000円のままですが、休日・繁忙期は1500円という高額になりました。頼みの綱だった平日夜間割引800円も昨年のGW明けからなくなってしまい、利用を拒まれ、利用頻度は激減してしまいました。とは言え、良い温泉には違いはなく、行きたいという思いは募りました。
その後料金が値上げされ、平日は1000円のままですが、休日・繁忙期は1500円という高額になりました。頼みの綱だった平日夜間割引800円も昨年のGW明けからなくなってしまい、利用を拒まれ、利用頻度は激減してしまいました。とは言え、良い温泉には違いはなく、行きたいという思いは募りました。
先日夜間に近くを通る機会があり、思い切って久しぶりに利用することにしました。昨年のお盆以来、実に7か月半ぶりでした。
休日料金が1500円に値上される前は、もっと頻回に利用していたのですが、高額な値段におののく自分を、我ながら寂しく感じます。
ということで、夜の国道402号線を快適に走り、「ヴィネスパ」へと向かいました。国道402号線からの入り口にある看板は随分と小さくなり、暗闇の中で気付かずに通り過ぎるところでした。なんせ久しぶりでして・・。
薄暗い駐車場に車をとめて玄関へ向かいました。
私のような老いぼれたジジイを拒むようなセレブ感が漂う玄関ホールに入り、左へ進みます。
休日料金が1500円に値上される前は、もっと頻回に利用していたのですが、高額な値段におののく自分を、我ながら寂しく感じます。
ということで、夜の国道402号線を快適に走り、「ヴィネスパ」へと向かいました。国道402号線からの入り口にある看板は随分と小さくなり、暗闇の中で気付かずに通り過ぎるところでした。なんせ久しぶりでして・・。
薄暗い駐車場に車をとめて玄関へ向かいました。
私のような老いぼれたジジイを拒むようなセレブ感が漂う玄関ホールに入り、左へ進みます。
下足箱に靴を入れ、本に囲まれた館内を進みます。平日の夜で、混雑もなく、静かな空気が流れていました。
最奥にある受付に入浴券と下足箱の鍵を渡します。
ロッカーキーを受け取って浴室へ。浴室内も混雑はありませんでした。
脱衣場の洗面台にはローション類、綿棒、無料のドライヤーがありますが、ヘアブラシはありません。
洗面台鏡の前で顔をパックしていて、肌の手入れをしている若者がいてびっくり。時代は変わったのですね。
浴室に入りますと、直ぐにあった掛け湯がなくなっていました。壁際に仕切り付きの洗い場が8か所あり、ボディソープ、シャンプー、
洗身して内湯に浸かりました。湯温計は、41.8℃を表示していました。この内湯は2号源泉が使用されています。無色透明の湯は、ほぼ無味で、ツルスベ感がある柔らかい湯です。
窓際の中央にある注湯口からは加熱源泉が注がれており、源泉が注入された分は、掛け流しになるはずなのですが、 以前に比して注入量は少なく、チョロチョロと流れ出ているのみで、 残念ながらオーバーフローはありませんでした。
注湯量が少なくなった分、浴槽の温度を調整するため、熱い湯を注湯しているのではないかと想像しますが、注湯口付近の湯温はかなり高くなっており、そこで温まりました。
いろいろと思い巡らしながら湯と対話し、温まるうちに、次第に頭は空になってきました。
注湯量が少なくなった分、浴槽の温度を調整するため、熱い湯を注湯しているのではないかと想像しますが、注湯口付近の湯温はかなり高くなっており、そこで温まりました。
いろいろと思い巡らしながら湯と対話し、温まるうちに、次第に頭は空になってきました。
露天風呂に移動。混雑もなく、静かな雰囲気に包まれていました。まずは左の小露天風呂に浸かりました。先客はなく、独り占めでの入浴です。
ここは1号源泉が使用されています。無色透明無味無臭で、軽いツルスベ感があり、 2号源泉との違いは良くわかりません。湯温計は39.8℃を表示していました。
ここは1号源泉が使用されています。無色透明無味無臭で、軽いツルスベ感があり、
2ヵ所の注湯口から加熱源泉が注がれ、奥の浴槽の縁から掛け流しされているのですが、残念ながら注入量は以前よりかなり少なく、オーバーフローはありませんでした。注湯された源泉は熱めで、注湯口前で温まりました。
続いては大露天風呂に移動。ここは循環併用で、勢いよく供給されている湯は循環湯です。手前に循環湯ではない加熱源泉注入場所があり、ここが私のお気に入りの場所です。
続いては大露天風呂に移動。ここは循環併用で、勢いよく供給されている湯は循環湯です。手前に循環湯ではない加熱源泉注入場所があり、ここが私のお気に入りの場所です。
奥にある湯温計は42.3℃を表示していました。加熱源泉注入場所ではかなり高温で、良く温まりました。
空いていましたので、サウナも利用しました。布製サウナマットを1枚取ってサウナ室へ。5~6人で満員になる狭いサウナ室は、室温は90℃。窓があって露天風呂が見渡せます。10分ほど汗を流して退室しましたが、その間はずっと独り占めでした。
小さな水風呂は15℃を表示していました。私には冷たすぎですので浸かりはしませんでした。
シャワーを浴びてクールダウンし、再び内湯に浸かり、温泉を十分に満喫して浴室を後にしました。
浴室の入り口に、角田山の成り立ちと、温泉との関係が図示されていて、なかなか興味深く感じられます。
平成29年9月5日付の分析書によりますと、小露天風呂で使用されている角田山温泉1号源泉(るりの湯)は、泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)、源泉温度42.7℃、湧出量記載なし、PH 9.0です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Na 192.2、K 3.0、Mg 0.2、Ca 2.5、F 0.9、Cl 55.1、Br 0.2、I 0.2、NO2 0.5、SO4 123.9、HCO3 245.9、CO3 27.0、メタケイ酸 46.3、メタホウ酸 2.1、遊離CO2 0.3 など、ガス性除く成分総計は700mg/kgです。
内湯と大露天風呂で使用されて角田山2号源泉(ひすいの湯)は、泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)、源泉温度48.0℃、湧出量記載なし、PH 9.0です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Na 258.1、K 2.0、Ca 2.3、F 1.3、Cl 147.1、Br 0.3、I 0.2、NO2 0.2、SO4 187.6、HPO4 0.1、HCO3 152.6、CO3 27.0、メタケイ酸 61.0、メタホウ酸 3.7、遊離CO2 0.1 など、ガス性除く成分総計は844mg/kgです。
大露天風呂は循環式、内湯と小露天風呂は掛け流しなのですが、前述しましたように源泉注入量が少なくて、掛け流し感が乏しかったです。
でも、ツルスベ感のある柔らかい湯は、アルカリ性単純温泉の魅力を感じることができます。
浴室を出て、ロビーに並ぶ椅子に座って、中庭の噴水を見ながらひと休みしました。この雰囲気にはいつも癒されています。
その後は2階に上がってもうひと休み。
本に囲まれてリラックスしました。
本を読んだりしていますと、1日ゆったりと過ごせますし、セレブな空気感が漂う静かな環境も魅力です。そう考えれば、ちょっと高額な料金も妥当かなと思います。
入浴だけなら高額ですが、それ以外の付加価値を楽しむべきなんでしょうね。そういう心の余裕も必要だとはわかっていますが、目の前の料金に怖気づいている私です。恥ずかしいですね。
その後は2階に上がってもうひと休み。
本に囲まれてリラックスしました。
本を読んだりしていますと、1日ゆったりと過ごせますし、セレブな空気感が漂う静かな環境も魅力です。そう考えれば、ちょっと高額な料金も妥当かなと思います。
入浴だけなら高額ですが、それ以外の付加価値を楽しむべきなんでしょうね。そういう心の余裕も必要だとはわかっていますが、目の前の料金に怖気づいている私です。恥ずかしいですね。