え! 6月末で営業休止! 「ホテルみかわ You&湯」

 5月に記事にしたばかりなのですが、衝撃のニュースがありましたので、阿賀町の「ホテルみかわ You&湯」についての情報を再度お届けします。
 なんと、6月末で営業を休止するとのことです。突然の情報に驚愕し、確かめるべく行ってきました。

 某所での用件が若干早めに終わりましたので、このチャンスとばかりに、足を延ばして国道49号線を阿賀町へと進みました。
 いつものようにトンネルを抜けてすぐの道の駅「三川」の交差点を左折し、坂を上って道なりに進み、新発田へと抜ける県道14号線に突き当たって左折、新谷川の橋を渡ってすぐに左折して、新三川温泉に到着しました。

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 広い駐車場に車をとめて、玄関へ。

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 館内に入りますと、すぐ左に券売機と受付があります。

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 券売機は使用せず、受付で現金払いができました。入館料は、大人500円、小人250円です。営業時間は13時から20時までで、最終受付は19時30分です。6月の休館日は、10日(火)と24日(火)です。

 受付と館内の掲示板に、営業休止の知らせが掲示されていました。

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 「この度 中国山與海本社の都合により 六月三十日をもちまして営業を休止することになりました。急なお知らせで申し訳ございません。長い間皆様にはご愛顧いただきありがとうございました。」とのことです。
 そういえば、「ホテルみかわ」は中国資本に買い取られていたんでしたね。中国の本社からの突然の指示があったものと思います。
 今春に発売された「新潟日帰り温泉パラダイス」では、しっかりと紹介されていましたから、その時点では休業の予定はなかったものと思います。5月の利用時も、そのような情報はありませんでした。

 振り返れば、「ホテルみかわ」は、合併前の三川村が建設し、1994年に開業して、第三セクターにより運営されていました。温泉スライダーや回流式温泉プールなどもあって栄華を誇っていた時代もあり、2004年12月30日には、併設した日帰り温泉施設として「寿の湯」がオープンしました。
 しかし、次第に寂れて経営難となり、2017年には中国資本の日本法人・日本山與海により買い取られました。
 残念ながら、その後も赤字続きで、2020年初頭からのコロナ禍により中国人観光客のキャンセルが相次ぎ、3月20日を最後に休業していました。
 その後は併設されていた「寿の湯」のみ阿賀町の直営により営業が継続されてきましたが、「寿の湯」の老朽化による改修工事のため、2024年12月より使用が中止され、その代わりとして「ホテルみかわ You&湯」の浴室が使用されることになりました。
 「ホテルみかわ You&湯」の浴室の復活を喜んでいた矢先に、突然の休業の発表があり、落胆してしまいました。
 中国資本の経営者が、今後どう運営するのか気になります。インバウンド需要の増加により、中国人観光客向けの営業を再開するのでしょうか。
 冬はスキー客の利用を当てにしていましたが、三川温泉スキー場の営業は不安定ですし、どのようになるのか見守るしかありません。
(追記:その後の情報によりますと、今後10年間の休業だそうですので、実質的に廃業も同然だと思います。)

 と、いろいろ思い巡らして、気持ちを取り直して浴室に行きましょう。

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 突き当りが温泉棟です。

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 靴を脱いで、右にある下足棚に靴を入れます。

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 階段を上って、3階の左右に浴室があります。

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 左が「滝の湯」、右が「杜の湯」という名前で、日替わりで男女が入れ替わりますが、今回の男湯は「滝の湯」でした。

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 先回の「杜の湯」とは浴室の構成や印象が随分と異なります。閉館前に「滝の湯」を利用できて良かったです。

 脱衣場には脱衣棚のほかに、中央に脱衣棚・脱衣籠があります。貴重品ロッカーもあります。洗面台には無料のドライヤーがあります。

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 では、浴室に入りましょう。

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 中に入りますと、すぐ左に掛け湯があります。

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 すぐ右に3か所、左奥に3か所の仕切り付きの洗い場があり、ボディソープ、リンスインシャンプーがあります。

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 この左奥の洗い場の先から外に出て、階段を下りた所に露天風呂があるのですが、閉鎖されていました。

 掛け湯と洗い場の間に、ガラス張りのスチームサウナがありますが、「調整中」の札が下がり、稼働していませんでした。

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 2面がガラス窓になっていて開放感があり、この窓際に大小2つのの浴槽があります。大浴槽は高温、小浴槽は低温の気泡浴になっていました。

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 洗い場には先客がおられましたが、浴槽には誰もおられず、このチャンスとばかりに、早速洗身して大浴槽に浸かりました。
 浴槽には無色透明無臭の湯が満ちており、注湯口から注がれた湯は、排湯口から掛け流されています。

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 湯温は高めで、44~45℃位はありそうでした。足を入れますと、すぐに皮膚は赤くなりましたが、気合を入れて全身を湯に沈めますと、すぐになじんで気持ち良く浸かれました。
 ゆったりと湯と対話したいところでしたが、かなりの高温でしたので、ほどほどにして、小浴槽に移動しました。

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 低温の小浴槽は、湯温は40℃程度のぬるめで、クールダウンに最適でした。小浴槽と大浴槽を交互に楽しみ、鮮度の高い源泉を存分に楽しみました。
 私がいる間に、小浴槽に浸かる人はおられましたが、熱い大浴槽に浸かる人はおられませんでした。浴槽を独り占めできて良かったです。

 浴室を出て、脱衣場の扇風機で涼みましたが、浴室から地元の常連さんが「いつもより熱い」と話しておられるのが聞こえてきました。

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 平成28年3月14日付の分析書によりますと、源泉名は、新三川温泉2号(男湯 飲泉口による分析)。泉質は、ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。源泉温度 59.4℃(調査時における気温3℃)、湧出量 151L/分(動力揚湯)、pH 7.7 です。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.2、Na 996.3、K 22.7、NH4 2.6、Mg 16.3、Ca 158.4、Sr 3.5、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.4、Cu 0.0、Zn 0.0、F 3.7、Cl 879.2、Br 2.5、I 0.8、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.0、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 1170、HPO4 0.0、HCO3 109.8、CO3 0.0、メタケイ酸 51.3、メタホウ酸 9.4、遊離CO2 3.7、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は3427mg/kgです。
 湯使いについての詳しい掲示は見当たりませんでしたが、源泉100%で、掛け流しされています。

 噴き出る汗を拭きながら、2階の休憩所に行きましたが、無人でした。

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 冷水とお茶をいただいてひと休み。

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 汗は引ききれませんでしたが、退館して、車のエアコンで涼みながら、帰路につきました。

 帰り道の高台から見えるこの風景は大好きです。

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 熱めの温泉を楽しみ、汗を流してリフレッシュできましたが、この魅力ある温泉が6月末で楽しめなくなるのは残念です。

 「寿の湯」は改修工事をしている様子はなく、今後どうなるのかという情報は全くありません。
 阿賀町は、合併前の各町村に公共温泉施設を1か所ずつ残す方針だったはずでしたが、三川地区はどうするのか、阿賀町からの発表にも注目したいと思います。

 ともあれ、「ホテルみかわ You&湯」の閉館までの残された時間はわずかしかありません。皆様方も今のうちに是非ご利用ください。