猛暑の夜に、改修後初の 月岡温泉「美人の泉」

 月岡温泉の「美人の泉」は、老朽化により源泉湯口と循環湯口の痛みが激しく修繕することになり、6月30日(月)~7月15(火)までの16日間に渡って休館していました。
 どのようになったのか確認しに行こうと思っていましたが、なかなか行けず、先日遅ればせながら行ってきました。

 猛暑日が続く某日、仕事を終えて車を走らせ、日没時に「美人の泉」に到着しました。駐車場がこれまでになく空いていて、一瞬休館日かと思ってしまうほどでした。

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 まだ明るかったので、入館前に裏にある「月岡温泉稲荷」にお参り。

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 このお稲荷さんがどういう由来なのかわかりませんが、ご利益がありますように・・。

 玄関に向かいましたが、日没後の夕焼け空がきれいでした。

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 休館前にはあった玄関前の軒下のツバメの巣がなくなっていましたが、どうしたんでしょうか。

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 軒下を奥に進みます。

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 玄関横の券売機で入浴券を購入。

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 大人600円、小人350円です。中に入って左にある受付に入浴券を渡し、右手の下足棚に靴を入れて浴室へ。

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 脱衣場は、手前側に鍵付きスチールロッカー、奥に脱衣棚に脱衣籠あります。洗面台には無料のドライヤーがあります。
 脱衣場は空いていて、私以外の客はおられませんでした。

 浴室に入りますと、浴槽に満ちているエメラルドグリーンの湯が目に鮮やかであり、浴室内に漂う硫化水素臭にうっとりしました。
 浴室内の先客は3人のみで、私がいる間でも最高で5人程度で、ゆったりと湯を楽しむことができました。

 浴槽の手前の左右に洗い場があり、ボディソープ、リンスインシャンプーがあります。洗身した後に浴槽に浸かりました。
 ツルスベ感が心地良い硫化水素臭が漂うエメラルドグリーンの湯。湯温は41℃程度でしょうか。浴槽内には2人だけで、身体を伸ばしてゆったりと浸かりました。
 
 さて、今回は注湯口が改修されましたが、源泉の注湯口が一新されて、形状も異なっています。写真は公式Xの写真をお借りしました。

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 循環湯の注湯口からは大量の湯が注がれ、源泉の注湯口からはその十分の一位の量が注がれ、その分だけオーバーフローされています。
 新源泉の注湯口から注がれている源泉を、自己責任でなめてみましたが、苦くて不味い月岡の湯でした。

 聞こえるのは、注湯口から注がれる湯の音と開け放たれた窓から聞こえる蝉の鳴き声。硫化水素臭が漂うエメラルドグリーンのツルスベの湯。月岡の湯は、やっぱりいいですねえ・・。

 2023年6月8日付の分析書によりますと、源泉名は、月岡5号井。泉質は、含硫黄ーナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。源泉温度 50.3℃、使用位置 42.0℃。湧出量 440L/分(動力揚湯)。PH 7.7 です。 
 主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.3、Na 1047、K 23.7、NH4 8.3、Mg 20.8、Ca 50.5、Sr 2.6、Ba 0.0、Al 0.0、Fe(II) 0.7、Cu 0.2、Zn 0.0、F 3.0、Cl 1061、Br 4.6、I 0.8、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 34.9、HSO4 0.0、S2O3 32.2、SO4 557.4、HPO4 0.2、HCO3 477.2、CO3 0.0、メタケイ酸 44.1、メタホウ酸 12.3、遊離CO2 16.0、遊離H2S 7.9 など、ガス性除く成分総計は3494mg/kgです。
 入浴に適した温度に保つために加温、温泉資源の保護と衛生管理のため循環ろ過装置を使用とのことです。

 湯上りにはいつものようにこれ。

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 毎回書いていますが、この水は美味しいですねえ・・。

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 横にある休憩所で水を飲みながらひと休み。その後は曲がりくねった廊下を奥に進みます。

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 広間でもうひと休み。

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 汗が引いたところで退館し、豊栄ー新崎ー泰平橋ー海老ケ瀬IC経由で帰路につき、快適なドライブで帰宅できました。

 魅力あふれる月岡の湯を気軽に楽しむには便利な施設です。共同浴場を名乗る割には休憩設備が整っていてゆったりと過ごせます。
 大変魅力ある施設なのですが、その分混雑しますので、混み具合をみての利用をお勧めします。