暑いときには冷泉風呂 冷泉風呂と言えば「七福荘」
阿賀町の奥にある七福温泉「七福荘」は、冷鉱泉を逆手にとって、冷泉風呂が名物になっています。
毎年夏に冷泉風呂を目的に訪問しているのですが、今年も行ってきました。昨年8月に行って以来1年ぶりの訪問でした。
国道49号線を走って阿賀町の津川市街を通り過ぎ、常浪川の橋を渡って、案内板に従って上川方面に進み、上川支所の先の信号を左折します。
以後信号のないアプダウンのあるクネクネの県道228号を8kmちょっと進みますと、左手に3階建ての七名小学校があり、そのすぐ前を右折します。ここに看板が出ています。
赤い欄干の橋を渡ります。
この橋の数十メートル下に谷川が流れ、下を見下ろしますと身がすくむような恐怖感を感じます。
この橋から木立の間に「七福荘」が見えます。
橋を渡り右に進めば「たきがしら湿原」に至りますが、すぐ左手に「七福荘」があります。
かなり大きな建物で、立派です。
広大な駐車場に車をとめて玄関へ。
国道49号線を走って阿賀町の津川市街を通り過ぎ、常浪川の橋を渡って、案内板に従って上川方面に進み、上川支所の先の信号を左折します。
以後信号のないアプダウンのあるクネクネの県道228号を8kmちょっと進みますと、左手に3階建ての七名小学校があり、そのすぐ前を右折します。ここに看板が出ています。
赤い欄干の橋を渡ります。
この橋の数十メートル下に谷川が流れ、下を見下ろしますと身がすくむような恐怖感を感じます。
この橋から木立の間に「七福荘」が見えます。
橋を渡り右に進めば「たきがしら湿原」に至りますが、すぐ左手に「七福荘」があります。
かなり大きな建物で、立派です。
広大な駐車場に車をとめて玄関へ。
玄関を入りますと、下足棚がありますので、靴を入れて入館します。
中に入りますと、すぐ左に受付がありますので料金を払います。
入館料は、タオルなしで、大人500円、小学生300円です。営業時間は10時~18時で、最終入館は17時30分です。休館日は毎週月曜日ですが、休日の場合は営業します。
私は例によって「温パラ」の割引クーポンを利用して、200円引きの300円で入館できました。
毎度のことながら、ありがたいことです。
賑わっている広間を横に見て、右へと進みます。
ちょっとしたロビーの先の廊下の奥に2つの浴室があり、手前が「福之湯」、奥が「幸之湯」で、男女交互に使用されます。今回の男湯は、昨年と同様に私が好きな奥の浴室でした。
脱衣場・浴室とも混雑しており写真はありません。浴室の様子は、2022年8月の訪問時のブログをご覧下さい。また、手前の浴室の様子は、2021年9月のブログをご覧下さい。
中に入りますと、すぐ左に受付がありますので料金を払います。
入館料は、タオルなしで、大人500円、小学生300円です。営業時間は10時~18時で、最終入館は17時30分です。休館日は毎週月曜日ですが、休日の場合は営業します。
私は例によって「温パラ」の割引クーポンを利用して、200円引きの300円で入館できました。
毎度のことながら、ありがたいことです。
賑わっている広間を横に見て、右へと進みます。
ちょっとしたロビーの先の廊下の奥に2つの浴室があり、手前が「福之湯」、奥が「幸之湯」で、男女交互に使用されます。今回の男湯は、昨年と同様に私が好きな奥の浴室でした。
脱衣場・浴室とも混雑しており写真はありません。浴室の様子は、2022年8月の訪問時のブログをご覧下さい。また、手前の浴室の様子は、2021年9月のブログをご覧下さい。
脱衣場には、脱衣棚に脱衣籠がありますが、未だにコロナの名残で、籠は1つおきに交互に置かれています。籠のない場所には、いろんな写真が貼られていて賑やかでした。
貴重品類は浴室前の鍵付ロッカーに入れましょう。洗面台には無料のドライヤーがあります。
浴室に入りますと、大きなガラス窓からは外の木々の緑が見えて、森林浴気分を味わえます。洗い場と浴槽の間に、以前と同様に観葉植物の鉢が置かれています。
窓際に大浴槽があり無色透明の湯が満ちています。大浴槽の右に小浴槽があり、ここが冷泉風呂になっています。
壁際には、仕切りなしの洗い場が6か所+2か所で計8か所あり、ボディソープとリンスインシャンプーがあります。
洗身して大浴槽に浸かりました。数人の客がおられましたが、空いた場所に入り込みました。
無色透明無味で、若干のカルキ臭が漂う湯は、体感で41℃程度でしょうか。温泉としての特徴は感じられませんでした。
「七福神」のレリーフがある立派な注湯口から注がれた湯は循環されており、オーバーフローはありません。
浴室に入りますと、大きなガラス窓からは外の木々の緑が見えて、森林浴気分を味わえます。洗い場と浴槽の間に、以前と同様に観葉植物の鉢が置かれています。
窓際に大浴槽があり無色透明の湯が満ちています。大浴槽の右に小浴槽があり、ここが冷泉風呂になっています。
壁際には、仕切りなしの洗い場が6か所+2か所で計8か所あり、ボディソープとリンスインシャンプーがあります。
洗身して大浴槽に浸かりました。数人の客がおられましたが、空いた場所に入り込みました。
無色透明無味で、若干のカルキ臭が漂う湯は、体感で41℃程度でしょうか。温泉としての特徴は感じられませんでした。
「七福神」のレリーフがある立派な注湯口から注がれた湯は循環されており、オーバーフローはありません。
小浴槽には4人ほどの先客が占拠して世間話などしていて空く気配がありませんでした。大浴槽に浸かって空くのを待ちましたが、おしゃべりなどせず、待っている人のことも考えろと叫びたくなりました。
我慢もし切れなくなったところで1人が出てくれましたので、間髪を入れず、注湯口前の空いた場所に入り込んで、冷泉風呂を堪能しました。
大浴槽と同様に、無色透明無味ですが、カルキ臭は感じられませんでした。冷泉とはいうものの、湯温は体感で25℃程度に感じられ、冷たすぎず、気持ち良く冷泉浴を楽しみました。
冷泉浴と温浴とを交互に楽しむのが良いのですが、浴槽は混雑していましたので、ほどほどのところで退室しました。
脱衣場には、令和2年1月15日付の分析表が掲示されています。
毎年指摘していることですが、この分析書には大きな間違いがあります。ガス性除く成分総計が1258mg/kgと記載されていますが、明らかに間違っています。陽イオン、陰イオン、非遊離成分を合計しても649.7mg/kgにしかなりません。1258mg/kgが正しいとするなら、塩類泉の基準を満たしますから、ナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉という泉質名が付くことになります。 なお、硫黄分は温泉を規定する1mg/kgを超えますが、療養泉の基準の2mg/kgにはわずかに足りず、加熱・循環された湯では硫黄泉の面影は全くなく、冷泉風呂でも硫黄泉の味わいは感じられないのが残念です。
我慢もし切れなくなったところで1人が出てくれましたので、間髪を入れず、注湯口前の空いた場所に入り込んで、冷泉風呂を堪能しました。
大浴槽と同様に、無色透明無味ですが、カルキ臭は感じられませんでした。冷泉とはいうものの、湯温は体感で25℃程度に感じられ、冷たすぎず、気持ち良く冷泉浴を楽しみました。
冷泉浴と温浴とを交互に楽しむのが良いのですが、浴槽は混雑していましたので、ほどほどのところで退室しました。
脱衣場には、令和2年1月15日付の分析表が掲示されています。
源泉名は、七福の湯。療養泉には該当せず、泉質名は付きませんが、温泉法第2条に規定する総硫黄の項により温泉に該当します。源泉温度は、13.3℃、使用位置 42℃で、PHは、8.6です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.0、Na 178.0、K 1.1、NH4 1.4、Mg 3.5、Ca 8.5、Sr 0.2、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.0、Cu 0.0、Zn 0.0、F 0.6、Cl 12.5、Br 0.0、I 0.0、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.5、S2O3 1.6、SO4 172.6、HPO4 0.0、HCO3 238.0、CO3 3.0、メタケイ酸 22.8、メタホウ酸 0.9、遊離CO2 2.4、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は1258mg/kgとなっています。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.0、Na 178.0、K 1.1、NH4 1.4、Mg 3.5、Ca 8.5、Sr 0.2、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.0、Cu 0.0、Zn 0.0、F 0.6、Cl 12.5、Br 0.0、I 0.0、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.5、S2O3 1.6、SO4 172.6、HPO4 0.0、HCO3 238.0、CO3 3.0、メタケイ酸 22.8、メタホウ酸 0.9、遊離CO2 2.4、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は1258mg/kgとなっています。
加水なし、入浴に適した温度に保つため加温、温泉資源保護と衛生管理のため循環ろ過装置を使用、入浴剤なし、衛生管理のため塩素系薬剤により消毒、浴槽水入れ替えは週1回実施、浴槽清掃は週1回実施、レジオネラ属菌と大腸菌群の検査を年2回実施とのことです。
毎年指摘していることですが、この分析書には大きな間違いがあります。ガス性除く成分総計が1258mg/kgと記載されていますが、明らかに間違っています。陽イオン、陰イオン、非遊離成分を合計しても649.7mg/kgにしかなりません。1258mg/kgが正しいとするなら、塩類泉の基準を満たしますから、ナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉という泉質名が付くことになります。
4年前から指摘しているのですが、施設の人がこのブログを見るはずもなく、訂正される気配はありません。次の分析までこのままだろうと思います。
それでも家庭浴槽に入浴剤を入れたときより何倍もの濃度はありますので、白湯以上の効能はあるはずです。
明治以前から地元の人に愛されてきた「名湯」とのことながら、温泉としての味わいは乏しいです。それでも冷泉風呂は気持ち良いですし、効くと思って湯を楽しむのが正解だと思います。
明治以前から地元の人に愛されてきた「名湯」とのことながら、温泉としての味わいは乏しいです。それでも冷泉風呂は気持ち良いですし、効くと思って湯を楽しむのが正解だと思います。
なにより、世間の喧噪から逃れて、山奥の緑豊かな地に来た転地効果は十分にありますし、浴室の雰囲気、窓からの眺めなど、総合して温泉の効能は感じられると思います。
