竹灯り 虫の音染み入る 露天風呂 村杉温泉「長生館」
村杉温泉と言えば、先日共同浴場「薬師乃湯」の紹介をしましたが、料金は安いものの、混雑していてリラックスはできませんでした。
そこで今回は、料金は高くなるものの、ゆったりと本来の村杉温泉の魅力を味わえる「長生館」に行ってきました。前回行ったのは7月でしたので、2か月ぶりでした。
日は随分と短くなり、「長生館」に着いた頃には真っ暗になっていました。
駐車場に車をとめて、照明が明るく照らしている玄関へと向かいました。
館内に入りますと右手にフロントがありますので料金を払います。
通常料金はタオルなしで1000円ですが、毎月800円に割り引かれる期間がありますので、公式サイトで確認して利用されることをお勧めします。
そこで今回は、料金は高くなるものの、ゆったりと本来の村杉温泉の魅力を味わえる「長生館」に行ってきました。前回行ったのは7月でしたので、2か月ぶりでした。
日は随分と短くなり、「長生館」に着いた頃には真っ暗になっていました。
駐車場に車をとめて、照明が明るく照らしている玄関へと向かいました。
館内に入りますと右手にフロントがありますので料金を払います。
通常料金はタオルなしで1000円ですが、毎月800円に割り引かれる期間がありますので、公式サイトで確認して利用されることをお勧めします。
回数券の販売や、6個集めると無料で利用できるスタンプカードがあり、立ち寄り入浴に力を入れてくれるのはありがたいですね。
立ち寄り入浴の利用時間は、昼は11時~14時(15時まで入浴可)、夜は18時~20時(21時まで入浴可)です。
立ち寄り入浴の利用時間は、昼は11時~14時(15時まで入浴可)、夜は18時~20時(21時まで入浴可)です。
ロビーを右に見て奥に進み、数段の階段を上がって通路を進みます。通路の奥に男女浴室があります。
左が女湯の「薬師の湯」、右が男湯の「長寿の湯」です。ここで靴を脱いで脱衣場に入ります。
脱衣場には脱衣棚に脱衣籠があり、小さな貴重品ボックスもあります。小上りがあって、小休止できます。洗面台にはドライヤーが置いてあります。
浴室に入りますと、窓際に浴槽があり、壁際に洗い場とシャワーが2か所あります。洗い場は仕切りなしで、5か所+3か所の計8か所あり、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーがありますが、通常タイプと泡タイプの2種類ありますので、好きな方を使用しましょう。
脱衣場には脱衣棚に脱衣籠があり、小さな貴重品ボックスもあります。小上りがあって、小休止できます。洗面台にはドライヤーが置いてあります。
浴室に入りますと、窓際に浴槽があり、壁際に洗い場とシャワーが2か所あります。洗い場は仕切りなしで、5か所+3か所の計8か所あり、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーがありますが、通常タイプと泡タイプの2種類ありますので、好きな方を使用しましょう。
洗身して内湯を楽しもうと思いましたが、先客が入浴しておられましたので、先に露天風呂を楽しむことにしました。
トンネルを抜けて露天風呂に行きますとほかに客はなく、広い空間を私だけで独占できました。ほかに客はおられませんでしたので、写真を撮らせていただきました。
広い露天風呂の手前側には屋根があり、横に小浴槽があり、ここは非加熱源泉がそのまま注がれて、掛け流されています。
広い露天風呂の手前側には屋根があり、横に小浴槽があり、ここは非加熱源泉がそのまま注がれて、掛け流されています。
この竹灯籠は、敷地内の竹を切り出して、スタッフが手作りしたものだそうで、「鎮守の森の竹灯り」として、7月1日から8月17日まで、ロビーの外の大庭園のほか、露天風呂でも灯され、7月の利用時にも楽しませていただきました。
好評だったため、9月4日~30日までの予定で、これまでより量を倍増して、復活点灯しているそうです。皆様方もこの機会に是非お楽しみください。
浴槽は深めであり、湯量は豊富です。湯温は40℃程度でぬるめですが、まだ暑さが残る時期ですので、ちょうど良い温度です。無色透明無味の湯ですが、多少のカルキ臭があるのは仕方ないですね。
非加熱源泉の小浴槽も楽しみましたが、体感で25~30℃程度で、今の時期では気持ち良く楽しめます。
大浴槽と小浴槽交互に楽しみ、次の客が来るまで浸かっていようと思いましたが、なかなか次の客が来られず、たっぷりと独り占めの時間を過ごしました。
次の客が来られたところで内湯に戻りますと、まったくの無人でしたので、写真を撮らせていただきました。
浴槽には無色透明の湯が満ちていて、右隅の注湯口から加熱源泉が注がれてて、浴槽の縁からオーバーフローがあり、身を沈めますと、ザバーと湯がオーバーフローして、掛け流し気分を味わえます。
非加熱源泉の小浴槽も楽しみましたが、体感で25~30℃程度で、今の時期では気持ち良く楽しめます。
大浴槽と小浴槽交互に楽しみ、次の客が来るまで浸かっていようと思いましたが、なかなか次の客が来られず、たっぷりと独り占めの時間を過ごしました。
次の客が来られたところで内湯に戻りますと、まったくの無人でしたので、写真を撮らせていただきました。
浴槽には無色透明の湯が満ちていて、右隅の注湯口から加熱源泉が注がれてて、浴槽の縁からオーバーフローがあり、身を沈めますと、ザバーと湯がオーバーフローして、掛け流し気分を味わえます。
湯温はせいぜい40℃程度のぬるめですが、湯に浸かっていますと体の芯からジワーと温まりを感じるのがここの特徴です。
何の変哲もない無色透明のぬる湯ですが、ただの湯ではないことが実感され、長く浸かっていますと疲労感を感じてしまいます。
何の変哲もない無色透明のぬる湯ですが、ただの湯ではないことが実感され、長く浸かっていますと疲労感を感じてしまいます。
この効果は露天風呂では味わえず、締め切った内湯の空間ならではであり、まさにラドンを湯気とともに吸入した効果だろうと思います。
次の客が浴室に入って来られたところで退室しましたが、村杉温泉の持つラドンのパワーを十分に味わうことができて良かったです。
次の客が浴室に入って来られたところで退室しましたが、村杉温泉の持つラドンのパワーを十分に味わうことができて良かったです。
2021年8月31日付の分析書によりますと、源泉名は薬師乃湯3号井。泉質は単純弱放射能温泉( 低張性アルカリ性低温泉)。源泉温度 25.3℃、湧出量 239L/分(掘削自噴)、PH 8.5です。
主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.0、Na 50.3、K 1.4、NH40.3、Mg 0.3、Ca 31.2、Sr 0.3、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.0、Cu 0.0、Zn 0.0、F0.6、Cl 16.6、Br 0.1、I 0.0、NO20.0、NO30.0、HS 0.8、HSO40.0、S2O30.0、SO4135.6、HPO40.1、HCO337.2、CO30.0、メタケイ酸 26.1、メタホウ酸 0.1、遊離CO20.2、遊離H2S 0.0、など、ガス性除く成分総計は301mg/kgです。 そのほかに、ラドン(Rn)を 89.9 x10-10Ci/kg(24.7マッヘ単位)含みます。
源泉供給方法に関しての記載によりますと、源泉は自噴しており、 薬師の足湯付近の貯湯タンクにポンプを用いて圧送し、貯められた源泉は加圧ポンプを用いて、道路埋設配管で当館に供給( 供給量は毎分20L)しているそうです。
源泉は入浴に適した温度に加温して浴槽に供給、衛生管理と温泉資源の保護を目的として循環ろ過装置を使用、レジオネラ菌等の細菌繁殖防止のために塩素系薬剤による消毒処理 を実施、加水処理や入浴剤の使用なし、とのことです。
源泉の利用に関する情報としては、源泉は入浴に適した温度に加温して浴槽に供給、衛生管理と温泉資源の保護を目的として循環ろ過装置を使用、レジオネラ菌等の細菌繁殖防止のために塩素系薬剤による消毒処理 を実施、加水処理や入浴剤の使用なし、とのことです。
源泉は入浴に適した温度に加温して浴槽に供給、衛生管理と温泉資源の保護を目的として循環ろ過装置を使用、レジオネラ菌等の細菌繁殖防止のために塩素系薬剤による消毒処理
源泉の利用に関する情報としては、源泉は入浴に適した温度に加温して浴槽に供給、衛生管理と温泉資源の保護を目的として循環ろ過装置を使用、レジオネラ菌等の細菌繁殖防止のために塩素系薬剤による消毒処理
以前は、ラドン(Rn)を744.2x10-10キュリー/kg(204.7マッヘ単位)含み、国内でも有数の放射能温泉でしたが、検査のたびに低下し、放射能泉の基準(50マッヘ単位)を下回って、24.7マッヘ単位の弱放射能温泉になりました。それでも体感上の効能には変化を感じません。
源泉温度が低いですので、加熱・循環は避けられませんが、内湯ではオーバーフローされていますし、露天風呂の小浴槽では非加熱源泉の掛け流しを楽しめますので、満足度は高いと思います。
源泉温度が低いですので、加熱・循環は避けられませんが、内湯ではオーバーフローされていますし、露天風呂の小浴槽では非加熱源泉の掛け流しを楽しめますので、満足度は高いと思います。
入浴を楽しんだ後は、夕食時で誰もいないロビーでひと休み。
入浴、そして飲泉と、ラジウム温泉(ラドン泉)の魅力をたっぷりと味わえましたし、露天風呂では「竹灯り」のイベントがパワーアップして開催されており、秋の虫の鳴き声とともに、風雅なひとときを過ごすことができました。
まさに「風雅の宿 長生館」を堪能して退館しました。以前は何度も宴会利用し、宿泊も何度もしていたのですが、コロナ禍後は立ち寄り入浴ばかりです。今度は宿泊してゆったりと過ごしたいものです。
村杉温泉を安価に楽しむなら「薬師乃湯」がありますが、混雑して狭い浴室はゆったりできないのが難点です。
村杉温泉をたっぷり味わい、ラジウム温泉の効能を味わうなら、料金が高くても旅館の立ち寄り湯ということになりましょう。
立ち寄り湯ができる旅館はいくつかありますが、優雅な気分を味わい、露天風呂を楽しみ、非加熱源泉のかけ流しも楽しみ、飲泉もできるとなれば、「長生館」は秀でていると思います。
立ち寄り入浴に力を入れていて、回数券やポイントカードがあり、毎月料金の割引期間が設定されています。
お弁当とのセットプランやジャズライブとのセットプランもあり、貸し切りテントサウナもあり、サウナーの皆さんはグループ利用も良さそうです。
まさに「風雅の宿 長生館」を堪能して退館しました。以前は何度も宴会利用し、宿泊も何度もしていたのですが、コロナ禍後は立ち寄り入浴ばかりです。今度は宿泊してゆったりと過ごしたいものです。
村杉温泉を安価に楽しむなら「薬師乃湯」がありますが、混雑して狭い浴室はゆったりできないのが難点です。
村杉温泉をたっぷり味わい、ラジウム温泉の効能を味わうなら、料金が高くても旅館の立ち寄り湯ということになりましょう。
立ち寄り湯ができる旅館はいくつかありますが、優雅な気分を味わい、露天風呂を楽しみ、非加熱源泉のかけ流しも楽しみ、飲泉もできるとなれば、「長生館」は秀でていると思います。
立ち寄り入浴に力を入れていて、回数券やポイントカードがあり、毎月料金の割引期間が設定されています。
お弁当とのセットプランやジャズライブとのセットプランもあり、貸し切りテントサウナもあり、サウナーの皆さんはグループ利用も良さそうです。
今回はパワーアップした「竹灯り」を楽しみながら独り占めの露天風呂を堪能できました。期間限定の「竹灯り」を皆さんも是非お楽しみください。
