源泉掛け流しを独り占め! 「あやめの湯」

 新発田温泉「あやめの湯」は、新発田市の市街地のすぐ近くで源泉掛け流しの湯を楽しめるのが魅力です。
 その新鮮な源泉が恋しくなり、先日の夜に、8月に利用して以来3か月ぶりに行ってきました。

 国道7号線を新発田市の市街地を抜けて羽越線の陸橋を渡り、高浜入口交差点を右折して五十公野方面に進みますと、右手に「あやめの湯」があります。周囲には何もありませんので、迷わずたどり着けるでしょう。

 真っ暗な中に、明かりで照らされた看板が迎えてくれます。

DSC_1101.JPG
 薄暗い駐車場に車をとめて、玄関に向かいます。

DSC_1077.JPG
 右にある足湯の先に玄関があります。

DSC_1086.JPG
 玄関を入りますと、左に受付がありますので料金を払います。入浴料は、大人(中学生以上) 450円、小人(小学生以下) 280円です。回数券(12枚)は、大人4,500円、小人2,800円です。
 JAFや大人の休日倶楽部の会員証や、SDカード、イオンカード等の提示で50円引きになります。フェイスタオル(販売)は270円、貸しバスタオルは100円です。
 営業時間は、午前10時~午後9時で、最終受付は午後8時30分です。日曜日・祝日は午前6時に営業を開始し、朝湯を楽しむことができますが、12月15日~3月15日の期間は午前8時に営業開始です。
 定休日は、毎月第1・第3月曜日で、その日が祝日の場合は翌日です。12月31日、1月1日も定休です。

 右にある下足棚に靴を入れ、スリッパに履き替え浴室へ向かいます。玄関前の休憩所をはさんで、右が女湯、左が男湯です。

DSC_1093.JPG
 脱衣場には、左にコイン返却式のロッカーがあります。ロッカーに入る大きさのビニール籠がありますので、これを利用すると便利です。洗面台には無料のドライヤーがあります。

 
浴室は、8角形の浴室に脱衣場部分が食い込む形になっています。中央にある柱を取り囲むように、窓際に扇型の浴槽があります。
 反対の壁際には洗い場が8か所あり、ボディソープ、リンスインシャンプーがありますが、互いに密接してるのが難点です。

 浴槽にはほぼ無色透明の湯が満ちており、左にある注湯口から注がれた源泉が、浴槽の縁からオーバーフローされています。
 浴槽の大きさに比して注湯量は十分であり、鮮度の高い湯を味わうことができます。
 かつては鉄分が多く茶褐色に混濁した湯でしたが、除鉄装置が使用されてから混濁がなくなり、黄褐色透明の湯になりました。2022年に除鉄装置を入れ替えてからは、さらに透明感を増しました。
 その後も濁り湯だったり、透明な湯だったり、その時々で変化がありましたが、最近は無色透明な湯になっています。
 温まりや効能効果に差はないと思いますが、何となく混濁している方が有り難みを感じます。でも管理が大変なんでしょうね。

 さて、この日は珍しく空いていて、浴室に入りますと先客が3人のみでした。洗い場で洗身している間に2人出て行かれ、浴槽に1人おられるだけでした。
 その1人も程なくして出て行かれて、以後私だけの独占となり、掛け流しの湯を独り占めして、贅沢な時間を過ごしました。
 次の客が来るまでは浴槽から出ないと決めて湯に浸かっていましたが、結局10分近く湯に浸かり続けることになりました。湯温は低めで41℃程度でしたが、湯だってしまいました。
 次の客が続けて入ってきたタイミングで浴室を出ましたが、吹き出る汗は止まりませんでした。

 令和4年4月11日付の分析表によりますと、源泉名は、新発田温泉 あやめの湯。泉質は、ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(等張性 弱アルカリ性 高温泉)。源泉温度 46.2℃、使用位置 43.0℃。pH 7.7。湧出量 130L/分(動力揚湯)。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 1.0、Na 2667、K 69.6、NH4 12.10、Mg 110.9、Ca 387.6、Sr 12.7、Ba 0.00、Al 0.00、Mn 0.2、Fe(II) 2.1、Cu 0.00、Zn 0.00、F 2.6、Cl 3457、Br 12.5、I 2.3、NO2 0.1、NO3 0.0、HS 0.0、HSO4 0.0、S2O3 0.0、SO4 1268、HPO4 0.0、HCO3 320.4、CO3 0.0、メタケイ酸 33.0、メタホウ酸 44.1、遊離CO2 13.5、遊離H2S 0.0 など、ガス性除く成分総計は8403mg/kgです。
 夏季等の季節は、温度調整のため43℃前後になるよう水道水を加水、加温なし、循環ろ過なし、入浴剤なし、衛生管理のため塩素系薬剤による消毒を実施、浴槽の換水・清掃は毎日営業終了後に実施、水質検査は1年に1回実施し結果をフロント脇に掲示、とのことです。

 地元の常連さんに愛され、混雑することが多い「あやめの湯」ですが、タイミング良く浴室が空いていて、掛け流しの湯を独り占めできてラッキーでした。

 湯上がりには休憩所でひと休みしましたが、ここも独り占めでした。

DSC_1095.JPG
 しばし休憩して退館しましたが、帰り際に連続して入館者があり賑わってきました。たまたま良いタイミングで利用できてありがたかったです。

 足湯を楽しむご婦人方を横目に車へと向かいました。

DSC_1096.JPG
 源泉掛け流しの湯を楽しみ、幸せな気分で家路に着きましたが、こんな素晴しい温泉が市街地のすぐ近くにある新発田市民がうらやましいです。