晩秋の露天風呂を楽しむ 村杉温泉「長生館」

 11月も下旬となりました。先週の火曜日には山沿いにある私の職場にも初雪が降り、突然の積雪に大慌てしました。
 季節は晩秋か初冬へと進み、日没がどんどんと早くなるにつれて、気分も落ちこんできます。
 こんな沈んだ心を癒してくれるのは温泉です。この即効性の効果は、どんな薬にも、どんな名医にも勝ります。

 ということで、初雪が降る前の某日の夜に、村杉温泉の「長生館」に立ち寄り入浴してきました。前回は9月でしたので、まだ2か月しか経っていませんでしたが、久しぶりに感じました。

 国道290号線から静かな村杉温泉街に入り、その中心部にある「長生館」に到着しました。

 入口の看板が優しく迎えてくれます。

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 平日の夜でしたが、駐車場はいつもより混雑しており、駐車場の外れに空きを見つけて駐車しました。宿泊や宴会客で賑わっているようで何よりです。

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 明かりが灯った玄関へ向かいます。玄関先に行きますと、センサーが作動し、さらに灯りが点灯して玄関先を明るくしてくれます。

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 階段を上って玄関を入りますと、右にフロントがありますが、無人でしたので呼び鈴を鳴らして呼び出しました。

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 立ち寄り湯の料金は、タオルなしで1000円ですが、毎月前半は800円に割り引かれる期間があったり、ジャズイベントがあったりしますので、公式サイトで確認してのご利用をお勧めします。
 回数券の販売や、6個集めると1回無料で利用できるスタンプカードがあり、立ち寄り客を重視してくれるのはありがたいです。
 立ち寄り入浴の利用時間は、昼は11時~14時(15時まで入浴可)、夜は18時~20時(21時まで入浴可)です。

 いつになく賑わっていたロビーを右に見て、左奥に進みます。

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 階段を上がって左に進み、浴室への廊下を歩いた先が浴室です。

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 左が女湯の「薬師の湯」、右が男湯の「長寿の湯」です。ここで靴を脱いで脱衣場に入ります。

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 脱衣場に入りますと、脱衣棚に脱衣籠があります。手前には小さな貴重品ボックスがありますので、貴重品類はここに入れましょう。小休止できる小上りスペースもあります。洗面台にはドライヤーが左右に2台置いてあります。

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 浴室に入りますと、正面に浴槽があり、大きなガラス窓から外が見えるのですが、夜でしたので真っ暗でした。

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 すぐ左にはシャワーが2か所あり、その左の壁際に角をはさんで、3か所+5か所で計8か所の洗い場があります。
 泡タイプのボディソープ、シャンプー、リンスと、通常タイプの2種類ありますので、好きな方を使用しましょう。

 浴槽には先客が浸かっておられましたが、洗身している間に露天風呂に出て行かれ、内湯は私だけの独占となりましたので写真を撮らせていただきました。

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 浴槽には無色透明無味無臭の湯が満ちていて、右隅にある注湯口から注がれた湯が浴槽縁からわずかにオーバーフローしています。
 湯温は体感で40℃とぬるいのですが、長く浸かっていますと体の芯から温まり、ジトーと汗が出てきます。
 これが村杉温泉のパワーであり、魅力です。何の変哲もない湯に見えて、隠し持ったパワーを発揮してくれます。

 内湯を楽しんだ後には、いよいよ露天風呂です。

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 トンネルを抜けますと、木立に囲まれた広い露天風呂の空間が広がります。ここは世間の喧噪から隔絶された非日常の世界です。先客が数人おられて賑わっていましたので、写真はありません。

 巨石が配された大きな浴槽と小さな非加熱源泉浴槽があり、手前側には屋根があります。前回と同様に竹灯りが灯されていて、幻想的な雰囲気を醸し出していました。
 浴槽の湯は、内湯同様に無色透明ですが、こちらは若干のカルキ臭を感じました。湯温は内湯より高めで、浴槽内の加熱源泉注入場所にいますと、温まりは良好です。
 水深はかなり深めであり、湯量豊富ですので、温度を保つのにかかる燃料代は大変だろうなと余計な心配をしてしまいます。

 金属製の鯉のモニュメントと、竹灯りを見ながら、晩秋の露天風呂を満喫しました。他の客は無言で湯に浸かっておられ、皆さん無念無想のご様子でした。
 非加熱源泉浴槽にも浸かりましたが、気温も下がってきていますので、気持ち良く利用できるのも今のうちだと思います。厳寒時には苦行になりますので。

 過行く秋を惜しみながら、癒しのひとときを過ごし、貸し切り状態になるタイミングを狙いましたが、皆さん晩秋の露天風呂をゆったりと楽しんでおられましたので、断念して内湯に戻りました。

 内湯は洗い場で洗身している人がおられましたが、浴槽は無人でしたので、注湯口前に陣取り、ラジウム泉を満喫して浴室を後にしました。

 私と入れ代わりに浴室に入る客があり、着衣している間にも次の客が来られました。なかなかの賑わいですね。

 入浴後はロビーに行って、いつものように飲泉しました。

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 湯上りには最適です。隣の宴会場では団体客が賑やかに楽しんでおられ、私もその中に入って楽しみたくなりました。
 コロナ前は、ここに泊まって宴会に興じていたのですけれど、今となっては懐かしい思い出です。

 退館して、暗い温泉街を抜けて国道290号線に出て、新潟市へと向かいましたが、汗はなかなか止まらず、村杉温泉のパワーを実感しました。