久しぶりに手前の浴室 「百花の里 城山温泉」

 新発田市にある城山温泉との出会いは、新発田城カントリー倶楽部の浴室を利用させていたのが最初でしたが、1998年12月23日に日帰り温泉施設として「百花の里 城山温泉」が開業しました。
 オープン初日に行ったのも記憶に新しいのですが、あれから27年以上が過ぎたのですね。その後の変遷を見守りながら、私も年齢を積み重ねてきました。
 そんな感慨を抱きながら、2月末の某日に、仕事帰りに利用させていただきました。2025年12月以来でしたので、2か月が過ぎたばかりでしたが、久しぶりに感じました。

 国道290号線からアクセス道路を走りますが、初めての人は分かりにくいと思います。営業しているのか心配になるような真っ暗な坂道を上って行きますと、玄関の明かりが見えてほっとしました。

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 駐車場に車をとめて玄関へ。

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 階段を上がって玄関を入ります。

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 右手にある下足箱に靴を入れますが、「さくらの湯」と同様に大変小さな下足箱です。

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 受付で料金を払い、ロッカーキーを受け取ります。料金は大人900円、小人600円、タオルセット150円、館内着200円ですが、燃料調整費100円が追加されて、大人1000円になります。
 こうなって1年過ぎましたが、いい加減に入館料は1000円と表現してもらいたいものです。私はJAFカードを提示して、100円引きで入館させていただきました。

 受付から右に進みますと、すぐに浴室があり、手前の浴室と奥の浴室が、男女交互で使用されます。
 この2つの浴室は、左右対称な配置のほかは基本構成は同じです。しかし、奥の浴室は庭園に面しているため開放感がありますが、手前の浴室は狭く感じてしまいます。

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今回の浴室は手前側の浴室でした。最近なぜか奥の浴室ばかりで、昨年は4回続けて奥の浴室でした。手前の浴室は2025年1月以来でしたので、なんと1年ぶりでした。

 脱衣場に入りますと、狭いスペースに木製のロッカーが多数並んでいます。洗面台には5分で100円のダイソンドライヤーが4台あります

 浴室に入りますと、右に打たせ湯が2か所(1か所は故障中)、正面に掛け湯(かぶり湯)と洗い場、左に洗い場が並び、奥の右寄りに浴槽があります。

 洗い場は、仕切り付きで左の壁際に9か所、中央に島状に4か所あり、ボディソープ、リンスインシャンプーがありますが、この内3か所は故障中で使用できません。
 打たせ湯の1か所とともに何年も故障中のままで、修理される様子は全くありません。見苦しいので何とかすべきだと思うのですけれど。と、利用するたびに感じてしまいます。

 洗身して内湯に浸かりました。浴槽はコの字型をしており、奥はジェット付きで、隅に注湯口があり、湯が注がれていますが、循環式ですのでオーバーフローはありません。浴槽の中央の2か所に、2016年に島状の部分が作られており、その分湯量が節約されているものと思います。
 湯温表示はありませんが、体感で41℃程度で、浴槽内にある加熱源泉注入場所で温まりました。
 湯は無色透明で、軽いカルキ臭があり、自己責任でなめますと薬味を感じます。軽いツルスベ感がありますが、往年のツルツルの浴感には及びません。
 内湯は空いていて、大浴槽を独り占めで楽しみ、贅沢な時間を過ごすことができました。

 内湯の後は露天風呂へ。岩造りの風情ある露天風呂ですが、ここも循環式でオーバーフローはありません。
 先客が2人浸かっておられ、独り占めにはなりませんでしたが、和の落ち着いた雰囲気の中にリラックスしました。

 小さなサウナは大変混雑していましたが、サウナマットの交換のタイミングで利用しました。室温は95℃程度でしたが、TVを観ながらたっぷりと汗を流しました。

 さて、令和5年11月5日付の分析書によりますと、源泉名は、城山温泉。泉質は、含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩温泉(低張性アルカリ性低温泉)。源泉温度 28.5℃(気温16℃)、使用位置 42℃。PH 8.8。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.1>、Na 707.4、K 1.3、NH4 0.7、Mg 0.8、Ca 0.7、Sr 0.1>、Ba 0.1>、Al 0.1>、Mn 0.1>、Fe(II) 0.1>、Fe(III) 0.1>、Cu 0.1>、F2.6、Cl 81.7、Br 0.2、I 0.2>、HS 3.5、S2 0.1>、S2O3 0.1>、HSO4 5.0>、SO4 386.6、HCO3 1004、CO3 38.1、メタケイ酸 20.1、メタホウ酸 2.7、メタ亜ヒ酸 0.1>、遊離CO2 2.1、遊離H2S 0.1> など、ガス性除く成分合計は 2369mg/kgです。
 入浴に適した温度に保つため加温、衛生管理のため循環ろ過装置を使用、衛生管理のため塩素系薬剤を使用、毎偶数月にレジオネラ属菌の検査を完全実施とのことです。

 泉質名に「含硫黄」とありますが、バリバリの循環湯であり、硫黄泉の面影は全く感じられません。
 かつての県内屈指であったツルスベ感も弱くなり、往年の湯を知る者としましては残念な点もありますが、温泉としての味わいは感じられます。

 入浴を楽しんだ後は、浴室前の休憩所でひと休み。

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 ほかに客はなく、汗を拭きながらクールダウンしました。

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 2階に上がって広間でもひと休み。ここには数人の客が寛いでおられました。

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 夕食にこれをいただきました。

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 野菜たっぷりタンメン:990円です。大変おいしかったです。

 退館時に精算しましたが、前回利用時にもらった開業27周年記念の割引券で100円引きになりました。

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 ロビーには雛人形が飾られており、もう3月であることを実感しました。

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 霞が漂う夜道を進んで家路に着きました。途中月岡温泉の高層旅館が霧に包まれて幻想的でした。
 つかの間ながらストレスを解消し、気分も爽やかに、豊栄~泰平橋~海老ヶ瀬IC経由で、渋滞もなく快適なドライブで現実が待つ家へと向かいました。