夜桜観ながら露天風呂 「さくらんど温泉」

 4月に入り、新潟県内の桜は一斉に咲き、一気に満開を迎えました。桜といえば「さくらんど温泉」ということで、毎年この時期には必ず行っています。今年も行かねばということで、先日の夜に行ってきました。
 前回は今年の1月でしたので、3か月ぶりになります。季節は真冬から春へと移り変わり、時の流れの速さを実感します。

 いつものように、国道49号線原町交差点から五泉方面へ進み、安田ICを過ぎて安田橋で阿賀野川を渡り、論瀬交差点で左折して道なりに進みます。磐越西線の下をくぐって直進し、国道290号線に突き当たって右折して早出川を渡り、案内板に従って左折して数百メートル走りますと「さくらんど温泉」に到着です。この道は五泉市街や村松市街を通らず、論瀬交差点からは信号2つで到着しますのでお勧めの道です。 

DSC_1442.JPG
 日没後でしたか、わずかに明るさが残り、周囲に植えられた桜を眺めました。

DSC_1443.JPG
 厚い雲に覆われて天候は良くなかったですが、満開の桜が菅名岳~大蔵山をバックにして咲いており、この時期ならではの美しさにうっとりと見入りました。

DSC_1447.JPG
 しばし桜を眺めて玄関に向かいました。

DSC_1452.JPG
 玄関を入りますと、左に下足箱がありますので、靴を入れて入館します。

DSC_1482.JPG
 玄関には、相変わらず場違いに思えるカラオケボックスが置いてありますが、需要はあるんでしょうかねえ・・。

DSC_1464.JPG
 受付で入館料を払いますと、下足箱の鍵と引き換え用の番号札が渡されます。料金は、タオルなしで大人700円、小人300円、夕方17時30分以降は夜間割引で大人500円、小人200円です。タオルセットは200円です。
 値上げラッシュのご時世にあって、夜間割引の時間帯では、ワンコインの500円で利用できるのは素晴らしいですね。

 受付の右奥に進んだ所に浴室があり、左が「さくらの湯」、右が「黄金の湯」で、月ごとに男女交互に使用されます。

DSC_1465.JPG
 左右対称のほかは、基本構成に変わりはないのですが、左右が違うだけで印象は異なります。露天風呂周囲の開放感は右の「黄金の湯」が優れています。今回の男湯は、右の「黄金の湯」でした。

 脱衣場に入りますとコイン返却式のロッカーがありますので、空いている場所を選びます。このロッカーにちょうど入る大きさの籠が用意されていますので、利用すると便利です。
 洗面台・化粧台には、5分で100円のダイソンドライヤーが3台ありますが、真ん中のドライヤーが別の機種になっていました。
 
 浴室に入りますと、正面に6角形を取り囲むような洗い場があり、右の壁際にも洗い場があります。仕切りなしで、ボディソープ、シャンプー、コンディショナーが置いてあります。これまでとメーカーが違うようで、以前はリンスインシャンプーでしたが、シャンプーとコンディショナーが別になっていました。

 左側に、非加熱源泉の小浴槽と三角形のジャグジー付きの大浴槽があります。右奥には、水風呂とドライサウナがあります。浴室の外側はガラス張りで、外を見渡すことができます。

 洗身して大浴槽に浸かりました。微淡黄色でほぼ透明な湯が満ちていて、壁際中央の注湯口から非加熱源泉の注入がありますが、量はわずかです。
 カルキ臭を感じる循環湯ではありますが、ほど良い塩味がして、温まりは良かったです。
 
 小浴槽は3~4人で満員になりますが、黄褐色に混濁しており、大浴槽の湯との違いが歴然としています。中央の注湯口から注がれた源泉は、大浴槽に流れ出て、掛け流しされています。
 すぐにでも浸かりたいところでしたが、先客3人がゆったりと浸かっておられ、その中に割り込む勇気もなく、あきらめて露天風呂に向かいました。

 10m位歩いた先に屋根付きの岩造りの露天風呂があります。ここは内湯大浴槽と同様に循環湯です。
 他に客はなくて独り占めできました。塀越しに満開の桜が見えて、夜桜を観ながらの入浴を堪能しました。

 内湯に戻りますと、タイミング良くサウナが空いていましたので、このチャンスとばかりに利用しました。
 7~8人用の小さめのサウナで、室温は90℃と標準的でしたが、流されているラジオ放送を聴きながら、たっぷりと汗を流しました。
 独り占めの利用で、次の客が来るまで頑張ろうと思いましたが、なかなか来られず、我慢しきれず出てしまいました。

 サウナ室を出ますと、ちょうど非加熱源泉の小浴槽が空いていましたので、水風呂代わりに、37℃程度のぬる湯を楽しみました。
 このように小さいながらも非加熱源泉の掛け流し浴槽を設けているのは素晴らしいですね。

 さて、温泉の分析書が2025年3月19日付のものになっていました。
 源泉名は、村松さくらんど温泉。泉質は、ナトリウム-塩化物温泉(等張性弱アルカリ性温泉)。源泉温度は、37.0℃(調査時の気温 -1℃)、湧出量 80L/分(動力揚湯)、PH 7.7 です。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.7、Na 3033、K 16.5、NH4 10.0、Mg 19.7、Ca 302.2、Sr 5.4、Mn 0.4、Fe(II) 0.6、F 1.9、Cl 4667、Br 15.0、I 2.0、NO3 0.7、HS 0.1、HSO4 0.0、SO4 1193、HCO3 55.9、メタケイ酸 25.4、メタホウ酸 27.2、遊離CO2 1.9 など、ガス性除く成分総計は、9377mg/kg です。
 前回(2015年4月30日付)の分析結果とほぼ同様の数値であり、大きな変化はないようです。

 加水なし。源泉浴槽は源泉掛け流し(37℃)で循環ろ過装置なし。大浴槽と露天風呂は熱交換により加温(41.5℃)し循環ろ過装置を使用。
 新潟県公衆浴場条例の基準を満たすため、及び衛生管理のため、塩素系薬剤を使用。湯の入れ替えは、毎日完全換水し清掃を実施。定期的に浴槽・ろ過装置等消毒清掃を実施。定期的に衛生検査を実施。入浴剤の使用なし。とのことです。

 小さな浴槽ではありますが、非加熱源泉の掛け流しは満足感が高いです。ただし、皆さんゆっくりと浸かっていますので、空いたタイミングを逃さずに利用しましょう。

 湯上り後は、安楽椅子が並ぶ休憩所でひと休みしました。

DSC_1478.JPG
 湯上りにフルーツ牛乳を飲むのが楽しみなのですが、以前は100円で、ロッカーを使用して返却された100円玉を使ってちょうど良かったのですが、現在は150円にまで値上げされて残念です。

 その後はロビーでひと休み。

DSC_1480x.JPG
 桜とともに、五泉名物の里芋が飾られていました。

 食事処ではラストオーダーの時間で、天ぷらが美味しいですよと呼び込んでいましたが、じっと我慢して退館しました。

 暗い夜道を進んで国道290号線に出て、行きと同じ道を通って論瀬交差点に出て、そのまま直進して早出川を渡って右折し、堤防沿いを走って国道49号線に出て、夜のバイパスを快適に走って家路に着きました。

 五泉市の村松地区は、村松公園の桜に代表されるように、桜が名物であり、地域興しに利用されています。
 「さくらんど温泉」もその名の通りに周囲を桜並木に取り囲まれて、桜の園を形成していて、花見をしながら温泉を楽しめます。
 今回も夜桜を観ながら露天風呂を楽しむことができて良かったです。いよいよこれから春本番ですね。