空いてて良かった 配管改修後の「百花の里 城山温泉」

 新発田市の郊外にある「百花の里 城山温泉」は、1998年12月23日の開業日に駆けつけて以来のファンであり、その変遷を見守ってきました。この変遷は過去記事を検索してご覧いただければと思います。
 こんな「城山温泉」ですが、開業後28年になって老朽化は否めず、不具合も見られていました。
 この4月13日(月)~23日(木)まで、館内配管改修工事のため長期に臨時休館しました。どう改修されたのか気になっており、GW明けの金曜日の夜に行ってきました。前回行ったのは2月末でしたので、2か月半ぶりでした。

 雨が降る夕暮れ時に、国道290号線から「城山温泉」に向かう道路を進みました。すれ違う車もなく、心細く感じながら坂道を上がりました。
 駐車場はいつもの平日の夜に比べて空いていましたが、GW疲れや雨のせいもありましょうか。

DSC_1499.JPG
 傘をさすのも面倒ですので、玄関まで小走りしました。こどもの日は過ぎましたが、玄関先には鯉のぼりが吊るされていました。

DSC_1502.JPG
 玄関を入り、右手に並ぶ小さな木製下足箱に靴を入れて、鍵とともに料金を払い、ロッカーキーを受け取ります。
 料金は、大人900円、小人600円、タオルセット150円、館内着200円です。昨年2月より燃料調整費100円が追加徴収されており、実際は大人1000円になります。
 毎回書いており、今回も書かせていただきますが、燃料調整費という姑息的な表現はやめて、燃料費高騰のため値上げしましたと言うべきだと思います。
 私は「温パラ」のクーポンを利用して、900円で利用できました。でも、タオルなしでこの値段は高いですね。
 この日はメンズデーで、ソフトドリンクの無料券をいただきました。ありがたいことです。

DSC_1507.JPG
 受付から右に進みますと浴室があり、手前の浴室と奥の浴室が、男女交互で使用されます。

DSC_1504.JPG
 この2つの浴室は、左右対称な配置のほかは基本構成は同じですが、奥の浴室は庭園に面しているため開放感があり、手前の浴室は狭く感じます。今回の浴室は、前回と同様に手前の浴室でした。

 脱衣場に入りますと、木製のロッカーが多数並んでおり、洗面台には5分で100円のダイソンドライヤーが4台あります。持参のドライヤーを使用する場所も用意されています。

 浴室に入りますと、右に打たせ湯が2か所、正面に掛け湯(かぶり湯)と洗い場、左に洗い場が並び、奥の右寄りに大浴槽があります。

 洗い場は、仕切り付きで左の壁際に9か所、中央に島状に4か所あり、ボディソープ、リンスインシャンプーがあります。
 この洗い場のうち3か所は、何年も前から故障中で使用できませんでしたが、全部使用できるようになっていました。今回の配管改修工事で修理されたものと思います。
 ただし、2か所並ぶ打たせ湯のうち、左側は相変わらず故障中で使用できず、今回の改修工事でも修理されなかったのは残念です。

 洗身して内湯に浸かりました。奥にはジェット付で、隅に注湯口がありますが循環式でオーバーフローはありません。
 湯は無色透明で、カルキ臭・カルキ味を感じます。湯温計はありませんが、体感で40℃程度でぬるめでしたので、浴槽内の加熱源泉注入場所で背中あぶりをして温まりました。
 循環湯ではありますが、ツルスベ感はあって、アルカリ性の炭酸水素塩泉の味わいは感じ取れます。他に客はなく、大浴槽を独り占めして、ゆったりと過ごすことができました。

 その後は露天風呂へ移動しました。岩造りの立派な露天風呂ですが、内湯同様の循環湯で,オーバーフローはありません。
 湯温は内湯同様にぬるめでしたが、ここも他に客はなく、浴槽を独り占めして贅沢な時間を過ごしました。

 露天風呂の横にあるサウナも空いていましたので、TVを観ながら、たっぷりと汗を流しました。

 内湯に戻り、打たせ湯の稼働している方の湯の出具合を確認し、浴槽で再び温まり、浴室を出ました。

 令和5年11月5日付の分析書によりますと、源泉名は、城山温泉。泉質は、含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩温泉(低張性アルカリ性低温泉)。源泉温度 28.5℃(気温16℃)、使用位置 42℃、PH 8.8 です。
 主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.1>、Na 707.4、K 1.3、NH4 0.7、Mg 0.8、Ca 0.7、Sr 0.1>、Ba 0.1>、Al 0.1>、Mn 0.1>、Fe(II) 0.1>、Fe(III) 0.1>、Cu 0.1>、F2.6、Cl 81.7、Br 0.2、I 0.2>、HS 3.5、S2 0.1>、S2O3 0.1>、HSO4 5.0>、SO4 386.6、HCO3 1004、CO3 38.1、メタケイ酸 20.1、メタホウ酸 2.7、メタ亜ヒ酸 0.1>、遊離CO2 2.1、遊離H2S 0.1> など、ガス性除く成分合計は 2369mg/kgです。
 入浴に適した温度に保つため加温、衛生管理のため循環ろ過装置を使用、衛生管理のため塩素系薬剤を使用、毎偶数月にレジオネラ属菌の検査を完全実施とのことです。

 泉質名に「含硫黄」とありますが、塩素消毒された循環湯であり、硫黄泉の味わいは全く感じられません。
 かつての県内最高レベルのツルスベ感はなくなりましたが、多少のツルスベ感は残っており、カルキ臭に耐えながら、往年の湯を思い起こしました。

 湯上がりには、浴室前の休憩所で、冷水をいただきながらひと休み。

DSC_1509.JPG
 そして、2階の広間に上がってひと休み。

DSC_1512.JPG
 がらがらの広間で夕食をいただきまました。今回は野菜たっぷりタンメン990円(+大盛り150円)です。

DSC_1489.JPG
 細麺で、大変美味しくいただきました。

 入館時にもらったソフトドリンク券でコーラもいただき、お腹を満たして退館しました。

 GW後の雨の平日の夜ということもあり、混雑もなく、静かに温泉を楽しみ、食事も楽しみました。
 燃料調整費を加えて1000円という料金と、循環湯にこだわりがなければ、なかなか良い施設だと思います。

 帰り道は月岡温泉を通って、豊栄経由で帰りましたが、月岡温泉の大型旅館は賑わっているようであり、雨の中に窓の明かりが浮かび上がっていました。泊まってゆっくりしたいですね。

 雨のバイパスを快適に走り、家に着きましたら、スタンプカードのスタンプをもらうのを忘れていたことに気付きました。残念ですが後の祭りでした。